重賞に出るたびに本命を打っては裏切られ続けていますが、モーリス産駒はこのコースで勝率14.0%、複勝率30.2%とハイアベレージ。前走のラジオNIKKEI賞はスタートで寄られて位置取りを落とした分もあって不完全燃焼でしたが、道中では鞍上の指示に従ってコース取りができており、ここにきての精神面の充実が伺えます。この中間もウッドで調整されていますが、ようやく早目を乗っても逆時計にならずに走り切れるように。母系は古馬になってから花開いたこともあり本当に良くなるのはまだ先なのでしょうが、世代限定の重賞なら十分にやれる力は秘めていると信じています。
■中京11R/JRAアニバーサリーステークス フルオール
前走の柳都Sは骨折休養明けでしたが、2コーナーで行きたがるシーンがあり先団にとりつく形に。直線ではなかなか前が空かず勿体ないレースになったものの、復帰初戦としては十分な内容でした。ムラ駆け気質ですがすでに現級で③着しており力量は通用するはず。ブリンカー着用で押さえて運べれば。
■中山12R パワポケビー
ここ2戦は千直に使われもう一つの成績。上りのかかるレースは得意なものの、芝では周りも早くハナを切るのが難しく、すんなり運べないのが課題でした。今回は前走中央で掲示板に載ったメンバーが2頭しかなく、初ダートの馬も上位人気に顔を出す低レベルな一戦。それならば現級で②着2回・③着2回の実績を有するこの馬で足りないでしょうか。
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