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当ブログは、広尾サラブレッド倶楽部株式会社様のご厚意により、同倶楽部の所有する競走馬の写真及びWebサイト記載情報の転載許可を頂いております。

2024年9月28日土曜日

【9/28(土)予想】シリウスSの注目馬とねらい目レース(秋風S)

■中京11R/シリウスS カフジオクタゴン

前走のラジオ日本賞では好位のインを立ち回るも直線で思うように進路ができず⑦着。②③着が差し勢だった展開も思えば度外視してよく、矢作厩舎お得意の叩いて中1週のローテであれば型どおり前進が見込める機会と見ます。8枠を引けたときは何れも重賞で①③着と外枠も問題なく、体力勝負の中京1900mコースなら。


■中山11R/秋風S エンヤラヴフェイス

2走前までは重賞で使われてきましたが大きくは負けてなく、前走のストークSにしても距離短縮で位置取りを下げた分届かなかったものの上り最速タイの脚で⑧着と見どころはあるレースでした。今回は内枠+距離延長で位置取りはマシになるはずで、芝コンディションの良い今の中山でインを突く度胸ある鞍上に代わる点もプラスでしょう。

2024年9月23日月曜日

【9/23(月・祝)地方競馬予想】白山大賞典の注目馬

■金沢11R/白山大賞典 ダイシンピスケス

明後日水曜日に船橋で日本テレビ盃が行われるため中央・地方ともにメンバーが分散することに加え、ここに参戦した中部勢(金沢・名古屋)も実績面で強調できる馬はおらず。ファルコンウイングは今年の佐賀記念で⑤着でしたが勝ったノットゥルノから3.2秒、④着のグランブリッジからも2.2秒離されており、5頭出走していた中央勢のうちとうに旬の過ぎたケイアイパープルが沈んだ代わりに掲示板の残り1枠に滑り込んだにすぎません。ここは素直に中央勢の中から序列をつけて買うべき場面と見ます。

過去5年のうち不良馬場で行われた2021年がメイショウカズサの逃げ切り、それ以外の4年は良ないしは稍重で好位から早目の進出をした馬が勝っています。石川県は先日災害級の豪雨に見舞われたばかりで、今日は昼前から晴れる予報ですが現状重馬場からの回復は難しいでしょう。逃げ切り前提で考えれば前に行く馬という意味ではダイシンピスケスとメイショウフンジンが該当しますが、メイショウフンジンはご存じの通り出足が鈍く、一方でダイシンピスケスは積極策に転じてからこれまでくすぶっていたのがウソのように3連勝。スンナリハナを叩けるのはこちらと見ます。おまけに重馬場以下なら(3,0,0,1)と馬場も問題なし。ほかの馬は渋ると取りこぼすタイプでもあり、実績では見劣っても頭まであり得るでしょう。

2024年9月22日日曜日

【9/22(日・祝)予想】オールカマー・神戸新聞杯の注目馬

■中山11R/産経賞オールカマー ヤマニンサンパ


昨日から4年半ぶりに来日したドイツのシュタルケJ。上記芝コースのコース別実績では中山と好相性で、ベタ買いで儲かるレベルです。当のヤマニンサンパは2走前に鳴尾記念で④着があるものの、飛び級で3勝クラスを勝ったため収得賞金は1,800万と通常の昇級をしたOP馬より少なく、今後上級戦に出ることを考えると賞金の上積みが必要な状況です。先を見据えたレースをしたい実績馬が多い中、ジェラルディーナ等でも良績があり意欲の2頭出しで臨む斉藤崇厩舎でシュタルケJを配してきたこちらが勝負気配と見ます。


■中京11R/神戸新聞杯 ショウナンラプンタ

ダービーではスローペースで折り合いを欠いた上、まくってきたコスモキュランダにつられて制御不能に。インに進路を取った馬が走りきれた流れの中でロスの大きい競馬にもなり、⑮着という数字ほど悲観する内容ではありませんでした。差しの効く中京2200mであれば見直しは可能で、賞金的に今後のことを考えれば本番よりもここで結果を出す必要もあるだけに。

2024年9月21日土曜日

【9/21(土)予想】ねらい目レース(ながつきS・中山12R)

■中山11R/ながつきS シゲルホサヤク

8枠を引いたときは(4,0,0,0)。外目からスムーズに先行したいタイプで、昇級後は1桁馬番を引くことが多く苦戦していましたが今回は約3年ぶりの8枠。2走前の安達太良Sではパウオレとタイム差なしの④着とクラス通用の力は持っており、久々の絶好枠で近走を度外視して買う手はあるでしょう。


■中山12R メイショウホオズキ

昇級後良馬場でなら⑤⑤②③と安定して走れており、前走の交流戦にしても②着だったブシン(次走2勝クラスを勝利)とはタイム差なし。牝馬限定戦の相手関係なら大威張りできる力量で、隣のバガリーロータスを行かせてスンナリ番手なら。

2024年9月16日月曜日

【9/16(月・祝)予想】セントライト記念の注目馬とねらい目レース(JRAアニバーサリーS・中山12R)

■中山11R/朝日杯セントライト記念 ログラール

重賞に出るたびに本命を打っては裏切られ続けていますが、モーリス産駒はこのコースで勝率14.0%、複勝率30.2%とハイアベレージ。前走のラジオNIKKEI賞はスタートで寄られて位置取りを落とした分もあって不完全燃焼でしたが、道中では鞍上の指示に従ってコース取りができており、ここにきての精神面の充実が伺えます。この中間もウッドで調整されていますが、ようやく早目を乗っても逆時計にならずに走り切れるように。母系は古馬になってから花開いたこともあり本当に良くなるのはまだ先なのでしょうが、世代限定の重賞なら十分にやれる力は秘めていると信じています。


■中京11R/JRAアニバーサリーステークス フルオール

前走の柳都Sは骨折休養明けでしたが、2コーナーで行きたがるシーンがあり先団にとりつく形に。直線ではなかなか前が空かず勿体ないレースになったものの、復帰初戦としては十分な内容でした。ムラ駆け気質ですがすでに現級で③着しており力量は通用するはず。ブリンカー着用で押さえて運べれば。


■中山12R パワポケビー

ここ2戦は千直に使われもう一つの成績。上りのかかるレースは得意なものの、芝では周りも早くハナを切るのが難しく、すんなり運べないのが課題でした。今回は前走中央で掲示板に載ったメンバーが2頭しかなく、初ダートの馬も上位人気に顔を出す低レベルな一戦。それならば現級で②着2回・③着2回の実績を有するこの馬で足りないでしょうか。

2024年9月15日日曜日

【9/15(日)予想】ローズSの注目馬とねらい目レース(ラジオ日本賞・レインボーS)

■中京11R/関西テレビ放送賞ローズステークス ラビットアイ

春はつばき賞でのちに毎日杯をぶっちぎりで制すメイショウタバルから0.3差の④着に健闘。フラワーCでも④着に入るなどあと一歩の戦い。爪不安でオークストライアルには進まなかったものの、帰厩後の動きは抜群で1週前に50.9-11.9の自己ベストをマーク。2週前にはラスト1Fを11.4とこれも自己ベストの末脚を披露しており、まだよくなる余地は残しているとはいえここに入っても十分にやれる力は有しています。姉ベリーヴィーナスはこのコースで2勝。得意コースで最低でも権利を確保する走りを。

■中山11R/ラジオ日本賞 カフジオクタゴン

大型馬で絞れる夏場がよく、また3歳時に真夏のレパードSを勝ったように体力勝負に強いタイプです。坂路を51秒台で駆け上がっていた3歳時の勢いには及ばないものの、この中間は昨秋以来に52秒台をマークするなど春と比べての調子の良さが見て取れます。その春シーズンでさえ平安Sで④着できるのですからここに入れば力は上のはず。今日も好天の中山で本領発揮となれば。


■中山10R/レインボーS ミカッテヨンデイイ

先行有利の中山芝ですがここは確たる逃げ馬が不在で、この馬にハナを叩くチャンスが巡ってきそうです。加えて人気が予想されるデコラシオンは天性の勝ち切れなさを有し、先頭に立つとソラを使うだけにギリギリまで追い出しを我慢したいクチ。そうなると目標にしたいほかの馬たちも仕掛けどころをじっくり見定めるはずで、先行勢が甘やかされる流れが期待できます。流石に今年0勝の西村太Jよりはマシな鞍上に代わる分も含めて。

2024年9月14日土曜日

【9/14(土)予想】ねらい目レース(ケフェウスS・初風S)

■中京11R/ケフェウスS マイネルケレリウス

前走のエプソムCは4角10番手以下は出番なしという展開の中、後方のインから脚を遣い0.9差⑬着。着順着差は目立たないものの、マイル寄りの追走力が求められる舞台で33秒台の脚を遣えたのは収穫でした。前半が緩む中京2000mへの舞台替わりは間違いなくプラスで、インが荒れ放題の今の馬場ならチャンス大と見ます。


■中山11R/初風S ロレンツォ

気分に任せた逃げでしか結果を残せていないユリーシャ(いつの間に転厩してたんですね)が出てくるのに加え、ダート1200m戦にもかかわらず前走から距離延長となる馬が7頭もいるメンバー構成となればペースが流れるのは必至でしょう。朝の時点で馬場水分が1.8%ととてもよく乾いたダートコンディションで差しが決まる展開が見込まれ、このコースで2勝を挙げているコース巧者の末脚に期待です。


2024年9月8日日曜日

【9/8(日)予想】セントウルS・京成杯AHの注目馬

■中京11R/産経賞セントウルステークス ストーンリッジ

中京のスプリント戦は「距離短縮組」が有利という話をしましたが、それに加えて内枠有利の傾向が強く出ています。CBC賞は1枠と3枠が3着内を独占し、小倉2歳Sでも1番枠の未勝利馬が連対を果たすなど、枠のバイアスを無視できない近況となっています。そういう意味ではモズメイメイは絶好枠を引いたと言えるのですが、荒れた馬場への対応力が未知数なうえ最近では1400mすら長いようで完全にスプリント馬になっているあたり最後の坂に少々不安も…それならば内から順番に重賞実績のある馬を探して最初にたどり着くのがストーンリッジというわけです。

母クロウキャニオンは4歳時から15世代にわたって中央デビュー、うち14頭が勝ち上がりという驚異的な仔出しの名繁殖ですが、3歳春の重賞で好走するもその後が尻すぼみという馬が多いことがネックでした。しかしながら、晩年のディープインパクト産駒がそうなのか母の傾向が変わってきたのかは定かではないですが、ここ10年近くの子供は古馬になっても好走する例が出ており、例えば1つ下のヨーホーレイクは4歳で日経新春杯を、6歳で鳴尾記念を制するなどまだまだ元気。2つ下のダンテスヴューも4歳で3勝クラスを勝ち上がりOP在厩中で、ストーンリッジ自身も6歳シーズンで北九州記念③着と重賞戦線でやれるところを示しています。一族に付きまとう気性難故この馬も例にもれず距離を縮めて使われていますが、元々はこの兄弟がすっかりおなじみとなったきさらぎ賞の②着馬。中京スプリント戦に向く中距離実績も有しており、久々が苦にならない気性もプラス。実績馬がここまで人気にならないならブランクに目を瞑って買う手も。


■中山11R/京成杯オータムハンデキャップ セルバーグ

異次元の高速決着となっている中山芝の状況から、ここも「行ったもの勝ち」のレースになりそうです。セルバーグは明らかなハイペースを行き切って残すレースが得意で、今年の小倉記念も前半57.2という逃げを刻んで③着に残しています。おまけに番手を固めるのが岩田康Jのディオとくれば、さすがにレジェンドに失礼な絡み方はしないはず。この2頭が可愛がられる展開を想定しますが、これらにちょっかいを出せるとするなら変幻自在の横山典Jが駆るサンライズロナウド、末脚にかける柴田善Jのタイムトゥヴン、あとは距離延長ローテで前々から運びそうな内田博Jのオーキッドロマンスまで押さえたいです。競馬は5爺。

2024年9月7日土曜日

【9/7(土)予想】紫苑Sの注目馬とねらい目レース(中山12R)

■中山11R/紫苑S ホーエリート

昨年のこのレースの時もご紹介しましたが、重賞となり春の実績馬も多く出るようになった今では「春のうちに上級戦に出走していた馬」が好走しています。それを裏付けるかのように昨年はモリアーナ(前走NHKマイルC)・ヒップホップソウル(前走オークス)のワンツー、一昨年も前走オークス組が④着までを独占しています。今回のメンバーでは前走オークス組が2頭、NHKマイルCに出ていたボンドガールを含めると3頭いますが、早枯れ血統のミアネーロや距離延長がプラスに見えないボンドガールよりは適コースに戻るホーエリートが最も信頼できると言えるでしょう。かれこれ3戦連続で◎を打ちますが、さすがに前走のオークスは出遅れからまくりに出て返り討ちにあったもので仕方なし。東京向きの上りの絶対値を持ったタイプではなく、ここぞという時に脚を遣える中山の方が向いているのはフラワーC②着で証明済み。まだこの人気なら積極的に買いたいです。


■中山12R メモリーグラス

長欠明けを叩かれ新潟で④②着。何れも前が止まらない展開であと一歩というレースで、未勝利勝ちは東京でのもので坂も苦にするタイプではありません。中山は4回走って④⑩④④着ですが何れも菅原隆J(キャリア15年で22勝)が騎乗してのもので、この馬の実力を示した結果ではないはず。松永康厩舎は勝負と見るや本気の騎手手配をする傾向があり、未勝利勝ち以来のコンビとなる戸崎Jを配したここは勝負がかりと見るべきでしょう。

2024年9月1日日曜日

【9/1(日)予想】新潟記念・小倉2歳Sの注目馬とねらい目レース(札幌12R)

■新潟11R/新潟記念 ジューンアヲニヨシ

前走の目黒記念は⑫着と大敗しましたが勝ち馬とは0.6差、それも直線では最後の150mほどにわたって前が狭くなりまともに追えなかった分もありました。全4勝を京都外回りで挙げているように、平坦かつ直線が長いコースで能力を発揮できるタイプであることを考えればここは絶好の舞台。新潟記念は最終週の開催となることもあり直線では外を回るため純粋な中距離馬では厳しく、かつ今回はアリスヴェリテがいるため前半が流れると上りのかかるレースになるとみられ、ますますクラシックディスタンスへの適性が問われる一戦になるのは必至です。2200m以上で勝っておりかつ前傾ラップに良績があるこの馬の台頭余地は十分にあるでしょう(アスクワイルドモアも該当はしますが流石にまだ時間がかかるかと…)。


■中京11R/小倉2歳S アブキールベイ

西塚Jは今年29勝を挙げており、既に昨年の勝ち星(15勝)の倍に迫ろうかという好成績を残しています。特にこの中京の芝短距離(コーナー2つ)の条件では(3,2,3,11)で単回167・複回206とベタ買いで儲かるレベル。以前は軽量を活かした先行策でしか好走できていなかったところ、最近では下り坂の3角でしっかり手綱を抑えて坂上で追い出す騎乗ができており進化を感じます。中京の乗り方はベテランでも苦労するところさすが藤原厩舎の英才教育の賜物とでも言いましょうか、本開催は芝短距離で穴好走を連発(アクートゥス8人①着、ウォーターガーベラ14人②着、ユハンヌス7人②着)。馬自身もこのコース得意のファインニードル産駒で、新馬戦はスタートで大きく外に逸走しながらしまい伸ばしての勝利で伸びしろ十分。内枠有利の条件でこのコースの攻め方を理解した鞍上なら。


■札幌12R カリフォルニア

昇級後は早目に絡まれる展開が多く苦しんでいますが、前が止まりにくい重馬場かつハナを奪いやすい内枠の今回は本領発揮のチャンスでしょう。小林大Jが悪いとは思いませんが、わざわざ道営の桑村Jを配してきたあたりは陣営の本気度もうかがえるだけに。

2024年8月31日土曜日

【8/31(土)予想】札幌2歳Sの注目馬とねらい目レース(長篠S)

■札幌11R/札幌2歳S ショウナンマクベス

出世レースとしての色合いの濃いこのレースは、絶対能力もさることながらスローの上り勝負になることが多いです。とはいえ最後方から一気の末脚で差し切るとかいう話ではなく、好位先行勢が速い上がりを使ってそのまま押し切るというレースになりがちで、前半が緩む分適性がマイル寄りの馬でも勝ててしまうのがミソです(ソダシなど)。マイルで勝ち上がったのは2頭いますが、より展開を味方につけられそうなのはショウナンマクベスの方かと。誰かを行かせて2番手で蓋をするでもいいし、場合によっては自分で逃げてもよく、テンションを守って走れればここはチャンスありでしょう。


■中京11R/長篠S シュヴェルトライテ

過去稍重以下では(1,1,1,0)。高速決着に課題を残す反面、時計がかかれば自分の力が発揮できます。流石にこの状況では馬場の回復は見込めなさそうですし、元々1400~1600mを走ってきたこの馬にとって中京1200mも合うはず。ここは改めて走れるチャンスと見ます。

2024年8月25日日曜日

【8/25(日)予想】キーンランドC・新潟2歳Sの注目馬

■札幌11R/キーンランドカップ ダノンマッキンリー

近年の藤原厩舎は「使いながら仕上げる」方針のようで、先週の札幌記念でもシャフリヤールが秋のBCターフを見据えた叩きで凡走したように前哨戦は割り切る必要があります。


上記は今年の藤原厩舎の全出走馬におけるローテーション別成績です。御覧の通り前走からの間隔が短い馬の方が好走できており、叩いての変わり身が期待できる仕上がりになっていることがうかがえます。ダノンマッキンリーもUHB賞からの中1週ですが、予定通りのローテということもあって中間軽めの調整も問題はないと見ます。ファルコンSを制した時のようにインが渋滞しがちな札幌の芝1200m戦なら外をスムーズに回して脚を遣えるレースが期待でき、人気が落ちるようならねらい目でしょう。


■新潟11R/新潟2歳S プロクレイア


このレースは前走でマイル以上を使ってきた馬が好走する傾向にありますが、そもそも今の時代はJRAによる早期デビューを促進する流れもあり2歳夏から有力馬がおろされることが増え、結果として一線級の馬が将来を見据えた際に必然的にマイル以上の距離でデビューを迎える好素材馬が増えた結果、長い距離を使われた馬=水準以上の能力を見込まれた馬、という構図が成り立っている側面もあります。該当馬はそこそこ居ますが、新馬戦で1秒ちぎったマイネルステラートが昨日の未勝利戦で②着したレースレベルの高さを踏まえプロクレイアを狙います。先週月曜に落鉄があり2日ほど調教を休んだものの、すぐに坂路で乗り出せており問題はなさそう。姉は今年の桜花賞にも駒を進めたテウメッサで、東京・新潟で2連勝と左回りへの適性にも血統の裏付けあり。一長一短のメンバー構成で相手が難しく、ここは単複で。

2024年8月24日土曜日

【8/24(土)予想】ねらい目レース(WASJ2、新潟12)

■札幌11R/2024ワールドオールスタージョッキーズ第2戦 マイネルニコラス

5走前の東雲賞でも戸崎Jへの乗り変わりのタイミングで◎指名し③着でしたが、ここもまた横山典Jへ乗り変わりのタイミング(騎手抽選のため当然と言えば当然ですが)。全3勝を柴田大Jで挙げているのは事実ですが、そもそも全17戦のうち13回も乗鞍を与えられていれば当然のこと。時計が速くなりすぎない洋芝は向いており、現級好走組がさして多くないこのメンバーなら手替わりの底上げで足りるとみて。


■新潟12R マイネルディレクト

今週は札幌が騎手余りの状況になり、北海道で乗っていた横山武Jが新潟へ。ビッグレッド系の馬もいくつか担当しますが、その中で期待したいのが最終Rのこの馬です。前走の1勝クラス戦は距離延長で行きたがってしまい失速しての大敗。今回は良績のある1200mに戻り、見ながら運べる大外枠も歓迎のクチ。3走前・2走前は現級で⑥④着と通用のめどは立てており、見直せる舞台でしょう。


2024年8月18日日曜日

【8/18(日)予想】札幌記念・CBC賞の注目馬

■札幌11R/札幌記念 ノースブリッジ

昨年のAJCCを勝って以降はかみ合わないレースが続いていましたが、今年に入って海外遠征で④③着と復調気配をアピール。前走のQE2③着後はキャリアで初めての放牧を経験しましたが、6月下旬に帰厩し中間は週を追うごとに時計を詰めており調整は至って順調な様子です。ここは同じくQE2②着以来となるプログノーシスも居ますが、明らかに仕上がり途上という向こうに対し十分な仕上げを施されたこちらの方を上に取りたいです。


■中京11R/CBC賞 スズハローム


2014年以降のうち中京芝1200mで開催された7回を分析すると、前走で1400mを使われた馬が最も好成績&高い回収率を挙げています(上図)。このコースはスタートしてすぐ下り坂の区間に入るうえ、ゴール前には急坂もあることから一介のスプリンターでは太刀打ちしにくい舞台です。したがって1400mを走れるタイプの出番があるわけですが、今回それに該当する4頭のうち京王杯SC③着と最も中身のあるレースをしたスズハロームを推奨します。元々輸送が苦手で前走は1週前から美浦に移動し最終調整を行いましたが、普段の栗東在厩と比較して攻めきれなかった分前2頭には離される結果に。今回はいつもの栗東調整で2週連続の好時計と調整に抜かりはなく、まだよくなる余地はありますがこのメンバーなら再度の通用期待です。

2024年8月17日土曜日

【8/17(土)予想】ねらい目レース(札幌4R)

■札幌4R リヴィングカラー

2走前と4走前は最後方から急かさず運んだのが奏功し、上り最速で何れも⑥着、勝ち馬から1秒差以内に食い込んでいます。前走は道中促したところ馬がリズムを崩したとのことで、今回は改めてじっくり運ぶことを示唆しています。この時期の未勝利戦は勝ちたいのと権利取りを意識してどうしても動き出しが早くなる傾向にありますが、このような展開で焦らずに末脚勝負ができれば最も恵まれうる存在と見ます。

2024年8月11日日曜日

【8/11(日・祝)予想】関屋記念・小倉記念の注目馬

■新潟11R/関屋記念 ラインベック

昨年も16番枠から③着と好走しており、この時期に調子を上げてくるタイプ。前走の米子Sは⑥着も、相変わらず1.32.0のタイムで走ってきており平坦の高速決着への対応も問題なし。キレるタイプではないもののしぶとく脚を使えるので、出たなりで被されないポジションを取れれば一発残り目も。


■中京11R/小倉記念 ファユエン

前走のマーメイドSでも◎としましたが惜しくも④着。コーナー4つは向いていますが京都では前も止まりませんでした。中京コースで難しいのは3コーナーからの下り坂をいかにこなすかで、ここでスピードに乗ってしまうと最後に止まってしまいます。今回はテーオーシリウスがいるため前は速くなることは確実で、これを追いかけて動き出しが早くなれば最後は差し勢が届く展開にもなり得、このコースで2勝を挙げる巧者の出番と見ます。

2024年8月10日土曜日

【8/10(土)予想】ねらい目レース(中京3R・浦佐特別)

■中京3R ルージュロンサール

砂を被るとよくないタイプで、ダート転向後3戦何れも1桁馬番だったところ今回は大外枠。牝馬限定戦となるここは相手関係も楽になるはずで、スタートさえミスらずに好位の外を運べればチャンスは十分でしょう。


■新潟9R/浦佐特別 セッカチケーン

千直の6番枠を引いた前走は参考外。一本調子な点は否めないですが、2走前は中山ダート1200mで33.4(な阪関無)-37.8の前傾ラップを2番手から押し切る強い内容。最終追いは美浦坂路で51.9-12.2の猛時計を減速なしでマークしており、この暑い中でもここまで負荷をかけられるのも好調の証と言えるでしょう。芝スタートの大外枠、吉原Jが駆るここは何が何でもスタートを決めてくれるはずで、自分の形にさえ持ち込めれば。

2024年8月4日日曜日

【8/4(日)予想】エルムS・レパードSの注目馬

■札幌11R/エルムステークス ユティタム

前走のアハルテケSはスタートで挟まれかけたこともあってか終始カリカリした走りで⑩着と大敗。大外枠からのスタートだった2走前のオアシスSではスムーズに運べていただけに、囲まれるような位置にならずに先行できるかがポイントです。陣営は気性面を考慮し逃げることを示唆していますが、普通に考えればミトノオーやプロミストウォリアもいる中で何が何でもというのは考えづらく、好位の3番手に収まる線が妥当と見ています。逆に前が飛ばして単騎追走が叶えば有難く、2走前に下した相手関係からも力量は通用するはずで見直したいです。


■新潟7R/レパードS アラレタバシル

前走のユニコーンSでも◎を打ちましたが落鉄もあり⑥着。本来圧倒的な先行優位の新潟ダート1800mにあって大外枠から追い込むのはだいぶ不利ですが、ここはブルーサンをはじめ先行タイプが揃っており4角から動き出す展開が想定されます。こうなると、一昨年のような体力勝負で差す側の馬にもチャンスが生まれ得、最後は確実に脚を遣えるだけにここも流れ一つで台頭可能でしょう。

2024年8月3日土曜日

【8/3(土)予想】ねらい目レース(新潟日報賞・苫小牧特別)

■新潟7R/新潟日報賞 ロジシルバー

シルバーステート産駒の鬼門である東京コースで②①着と連続好走しており、ここにきての成長がうかがえます。元々夏場に強く昨年も福島・新潟と転戦し②①②着の好成績を挙げているのに加え、過去二度の昇級戦でも何れも②着しておりクラスの壁を苦にしないタイプ。人気が確実視されるトロヴァトーレは前走ハイペースを差し切った反動も懸念されるだけに、ここは昇級初戦から狙いたい舞台です。


■札幌10R/苫小牧特別 サヴァビアン

3年前は夏の函館で2連勝。一昨年、昨年は何れも滞在2戦目で一変の走りを見せており、今年もここが函館を叩いての滞在2戦目となります。この夏の札幌ダ1700m戦は先週までの14鞍のうち8枠が最多の4勝を挙げており、かつ勝率も他の枠の2倍近いという特異なコンディション(通常、複数頭が入ることの多い外枠は分母が大きくなる分勝率は低く出がち)。その中で大外枠を引けた今回は絶好のねらい目と言えるでしょう。


2024年7月28日日曜日

【7/28(日)予想】アイビスSD・クイーンSの注目馬とねらい目レース

■新潟11R/アイビスサマーダッシュ ディヴィナシオン

時計勝負に強く上りのかかる展開で脚を遣えるタイプ。2走前、前走と行き場をなくし不完全燃焼のレースでしたが、元々前に壁を作って最後に抜け出したいクチだけに今回外枠を引けたのも好都合です。飛ばしたいタイプが多くいつも以上に上りがかかることが予想されるここは展開も味方しそうです。


■札幌11R/北海道新聞杯クイーンステークス ラリュエル
輸送が苦手で遠征では馬体を減らしていましたが、前走初の滞在競馬となった函館の巴賞では+10kgと馬体を回復させ⑤着。今回も札幌滞在で中間は順調に乗り込めており、もう一段の上昇が期待できる舞台。母カウアイレーンは2010年のこのレースで③着しているうえ、稍重以下で(2,0,0,1)と渋った馬場も苦にしない血統。牡馬相手に中距離戦で掲示板を確保した前走以上が見込めるならば、牝馬限定戦なら注意が必要でしょう。