前走のケフェウスSは控える競馬で全く良さが出ず⑧着。この馬は前につけられて前半が62秒程度の緩いペースになった時に力を出せるタイプで、コーナー4つに坂登り2回の中京2000mは本来この馬の得意条件です。岩田康Jが乗った時に行き切らないレースばかりなのが気がかりですが、前走までは連戦で使い詰めの影響もありリフレッシュした今回は直前も一杯に負荷をかけられており力は出せる態勢にあると見ます。めぼしい先行馬が見当たらないここでなら、ひきつけて逃げても最後まで持たせる期待は高いです。
■阪神10R モイ
小柄な馬体を活かした立ち回りが身上で、その分詰まりと表裏一体というリスクを併せ持ちます。頭数は少ない方がありがたく、9頭以下のレースでは④②④着でいずれも0.4差以内に纏めています。16頭立ての前走・三陸特別も追えるスペースが出来ずまともに鞭を入れたのは最後の150m程度でしたが0.3差④着と善戦しており、勝ち切るまでは難しくともこのメンバーなら3着内は十二分にあっても。
■中山11R レピアーウィット
マーチSの際に取り上げた通り、この馬のような大型馬に強い石橋脩Jに手が戻るのは好材料。元々揉まれたくないタイプで器用さも無いため、内枠・小回り・中枠と不利条件が続いたここ3戦は度外視できます。今回は15番枠な上、隣の大外はゲート難が定着してしまったバレッティにつきほぼ間違いなく被されずに運べそうです。57kgでも2勝しており、このメンバー唯一の古馬ダート重賞勝ちを有し実績も断然。1週前の抜群の動きからも状態に不安は無く、買わない理由は見当たりません。
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