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2024年12月8日日曜日

【12/8(日)予想】阪神JF・カペラSの注目馬

■京都11R/阪神ジュベナイルフィリーズ クリノメイ
 ※戦歴の浅い2歳戦は全頭評価を割愛させていただきますこと、ご容赦願います。

京都で2歳G1が開催されるのは、前身の阪神3歳S(牡牝混合)が1990年に施行されて以来34年ぶり。当時の勝ち馬はのちにNHK杯(G2)を制し菊花賞②着、春の天皇賞でも③着と活躍したイブキマイカグラでした。当時の騎手の顔ぶれを見ると調教師となったりJRAを追放されたりと既にほとんどがステッキを置いている中、当時デビュー4年目の武豊Jが未だ現役で第一線というのはつくづく驚かされます。そんなわけで、過去の京都開催のデータというのは無いに等しく、また阪神開催とも求められる適性が異なることを踏まえ、持てるポテンシャルと想定人気からの妙味を勘案してクリノメイを狙い打ちます。

デビュー2連勝中の馬が前日時点で14番人気とは舐められたものですが、勝ち方が地味だったり時計が目立たなかったり冠名だったり鞍上だったりと理由はわからなくはありません。実際、新馬→1勝クラスと2連勝してここに来て惨敗した馬はごまんといます。しかしこの馬の場合、普段ウッドではラスト2Fを11秒台でまとめられるだけの鋭い脚を持っていながらレースでそれを出し切れていないところを見ると、単に相手なりに走るタイプだという可能性が考えられます。この手の馬は派手さが無く人気しにくいものの、相手が強くなっても勝負根性でそこそこ走れてしまうケースが少なくありません。実際前走のサフラン賞では前残り必至とみられた流れを外から差し切っており、持てるポテンシャルは水準以上と伺えます。流れに乗ってレースが出来さえすれば台頭の資格は十分でしょう。


■中山11R/カペラステークス ナムラフランク

中山ダート1200mは芝を走る区間の長い外枠が有利というのは定説ですが、このレースは1番枠が(3,3,1,9)で複勝率43.8%と断トツ(カペラSとして12月に開催されるようになった2008年以降。但しガーネットSとして1月開催していた時期を含めても複勝率33.3%)。単回393/複回153と配当面でも優秀で、14年に12番人気で勝ったダノンレジェンド(後の活躍を思えば評価が低すぎただけではありますが)をはじめ穴好走も演出しています。ナムラフランクの前走は好位を立ち回るも直線入り口からゴールまで全く進路が出来ず追えなかったがための⑦着で、先行勢が崩れた中で健闘の部類でした。再度インからうまく立ち回れればここも好走可能でしょう。

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