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2024年12月29日日曜日

【12/29(日)予想】東京大賞典の注目馬

■大井9R/東京大賞典 フォーエバーヤング

こういう結論になった理由は「フォーエバーヤング以外に必ず③着内に入ると思える存在がいない」という観点からです。

先ず、ウィルソンテソーロは一説によると東京大賞典を自重しようとした小手川師と了徳寺オーナーとで意見の相違が生じ、同馬を含め全頭を引き揚げさせたというのが顛末だそうです。秋4戦目、前走のチャンピオンズCもタフな競馬で頑張っただけにここに向けてのお釣りはあまりないと見るべきでしょう。ウシュバテソーロも7歳。今春の引退予定を撤回し走り続けていますが今年は未勝利。叩きの日テレ杯②着からBCクラシックでは⑩着と、往時の勢いにないのは明らかでしょう。今の大井は砂の入れ替えによってだいぶ時計が速くなっており、追走力の面でもベテラン勢には厳しい舞台です。

クラウンプライドはスムーズに運びたいだけに外枠を引けたのは良かったですが、こちらも勝負所での加速についていけていないのが現状。今回はメンバー的にも4角から動きがありそうで、よほどいい位置を取れれば…といったところでしょう。デルマソトガケも3歳春のUAEダービーを最後に勝ててなく、2走前の日テレ杯では56kgと斤量も手ごろだったにもかかわらず残せずの⑤着。展開にも左右されるだけに複軸としての信頼度は?

グランブリッジは距離は合っているとはいえ、全7勝は牝馬限定戦でのもの。帝王賞から比べてメンバーの層も厚くなっており、前進できるかと言われると微妙なところ。地方勢筆頭のサヨノネイチヤは前走の勝島王冠でキングストンボーイの②着。そのキングストンボーイは中央時代はダートではOP②着が最高。ここにいるダート実績勢とは差があると言わざるを得ません。グランデマーレはダート適性を感じず、キングブザナイルは中央1勝クラスで名古屋のA級でも苦戦する現状では…

となると最後の希望はハイレベル3歳世代からもう1頭参戦のラムジェット。早目にポジションを上げていくレースぶりが板についていますが、前走のJDCではフォーエバーヤングにそれが通用せず、逆にはじき返されての④着。ユニコーンS、東京ダービーで②着したサトノエピックの現状からは強調しにくく、前走で+12kgと馬体を増やしてきた中型どおり良くなっていれば前進は可能でしょうが、すべては三浦Jがしまいを我慢させられるかにかかっています。

このようにみるとどの馬も信頼には至らず、たとえ8割でもウッドで50秒を切ってくる異次元のエンジンを積んだフォーエバーヤングは敗けようがない、というのが自分の見解です。

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