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2020年12月26日土曜日

マミリアス2戦目は16着、今は「使えること」に感謝


 出資馬である広尾TCのマミリアス(牡2、美浦・根本厩舎)が土曜中山3Rの2歳未勝利戦(芝2000m)に藤田菜七子J騎乗で出走、18頭立ての16着となりました。


 レースではまずまずのスタートから好位外目を追走。前を見る位置で流れに乗りましたが向う正面でペースアップしたタイミングから位置を下げ、4角で既にお釣りなく後退。直線で進路をカットされる不利があったとはいえ、良いところなく流れ込んだだけの入線となりました。着順こそ16着ですが、17着は直線で挟まれるアクシデントあって流しており、18着も3角でついていけなくなり脱落したもので実質的には最下位だったと言えるでしょう。

 今回に関しては、出資者の大多数が感じていた通りあらかじめ苦戦は想定されていました。元々は0.3差6着に善戦した新馬戦と同じ芝のマイル戦に使いたかったものの、節の関係で除外対象となることからやむなく2000m戦に回ったというもので、陣営も「距離は少し長いかも」と語っていた通り適性を見越した出走ではありませんでした。

 馬体は+4kg。パドックでもやや集中を欠く様子でまだ子供といった感じ。二の足の良さは相変わらずでしたが、やはりこの距離を走るとなるといかに無駄なことにエネルギーを使わないかが大事なので、適性に加えて気持ちの面でも難しいレースになってしまいました。

 とはいえ、精神面の成長、学習を考えればレースを使うことが大事で、今回は適性外の距離でも出られたことに感謝すべきかもしれません。芝のマイルにこだわるならば2月の東京まで待つことになるでしょうが、この路線は未勝利番組終了までずっと渋滞するため場合によっては短距離やダートなどに使って行くことも検討した方が良さそうです。


 中距離への挑戦は厳しい結果となりましたが、短いところで引き続き前進を期待したいと思います。まずはお疲れ様でした。

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