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2019年12月29日日曜日

【12/28(土)結果】

■中山7R◎クリノオスマン→1着 ○シャイニーピース→10着

メンバーレベルにも恵まれましたが、勝ちきれないクリノオスマンをきっちり勝たせた岩本Jの好騎乗が光ったレースでした。今後も中央に来ることがあれば注目したい騎手の一人です。シャイニーピースは前半5F63.7という超スローペースで終始かかり通し、各馬が位置を上げにかかる向正面の中ほどで馬と喧嘩していてそれどころではなく4角回るころにはガス欠という散々な競馬でした。今回は経験のない若手ジョッキーのみで構成される特殊なレースで、次回以降は見直し必要でしょう。

■中山10R◎レノーア→3着 ○ルガールカルム→4着

レノーアは理想的なレース運びが出来ましたが、内前有利の馬場で前が止まらなかった分でしょう。ルガールカルムも同様で、現状ではどうしても展開頼みにはなってしまいますが引き続き警戒が必要です。

■中山11R◎ヴェルトライゼンデ→2着 ブラックホール→9着

コントレイルが前目で運ぶ展開。前半5Fも60.9とそこまでスローにはならず、うまく流れに乗ることができたことも勝因でしょう。その点、ヴェルトライゼンデはコントレイルより後ろになった時点で勝負は決したと言え、あの位置からこの馬が差すのは流石に無理がある展開でした。
後ろから行った馬の中ではワーケアが唯一3着を確保した以外は8着以下。馬群も比較的縦長になったことでブラックホールの得意な展開にはなりませんでした。

■阪神9R◎グランソヴァール→1着

馬券は相手がおらず不的中でしたが、鞍上の冷静な判断もあり前半無理しなかった分最後にキッチリ差し切ることが出来ました。見た目には脚自体は余裕がありそうで、1400~1600mなら上でも格好はつけられそうです。
2着のライトオブピースは1年近く1.0秒以上の負けが続いていた馬で流石に買えませんでしたが、最後の1Fが13.3もかかる展開でシンガリ一気戦法がようやく嵌った、という形でしょうか。先行したいメンバーが揃うときにはまた狙い目は立ちそうです。

■阪神11R◎スマハマ→2着 ○ワイルドカード→1着

スマハマを目標にしたワイルドカードがキッチリ差し切るという理想的な展開でした。3F目が13.1を刻むなど、しっかり息を入れられた展開となり、スマハマも残せました。逆にこうなると厳しいのがコマビショウ(11着)。次回以降もHペース必至の流れでは推したいです。

しかしながら、昇級初戦のデザートスネークの通用可能性を見抜けなかったのは反省でした。エピファレーヌの時にも書きましたが、松田Jは先行させたら本当にあれよあれよと残しますね。

■阪神12R◎ダノンジャスティス→9着 ブライティアレディ→6着

ダノンジャスティスは夏以来でしたが、ゆったり構えて直線でも思ったほど弾けず。+8Kgとはいえ1年前に500kgで走っていた馬の498kgですから、特段太いというわけではないはずで、この敗戦は残念でした。


上の表は、2019年の「休み明け(デビュー戦含まず)での厩舎別成績」です。中内田厩舎は初戦から仕上げてくるタイプで、勝率は全国2位、連帯率に至ってはトップです。

では2走目はどうなのかというと…


めっちゃ勝ってました。

ダノンジャスティスがどちらに転ぶかはわかりませんが、少なくともノールックで切るのは危険ということになりそうです。ただ、馬体の成長が見られなかったり、後ろから行っておきながらエイティーンガール以下の末脚しか使えていない点を考えると、「中内田×川田×ダノックス」で再び人気するようなら個人的には嫌いたいです。

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