Special Thanks

当ブログは、広尾サラブレッド倶楽部株式会社様のご厚意により、同倶楽部の所有する競走馬の写真及びWebサイト記載情報の転載許可を頂いております。

2020年1月29日水曜日

【1/29(水)川崎記念予想】

大外ですが、◎はチュウワウィザードとしました。

前走の負け方は位置取りもありますが、内枠の差し馬が台頭できる舞台で切れる脚の無いこの馬には厳しい展開だったのも事実。それを読みきれなかった自分の予想の甘さではありましたが……

今回は内枠に有力どころが集中。外3を取れれば川崎の直線なら十分に差せると見て頭固定で勝負します。

相手には◯ミューチャリーを取りたいです。
南関屈指の切れ者でJDD3着の実績。その時の2着はデルマルーヴルですが、今回は微妙な4番枠に乗り慣れていないマーフィーJにつき、外に出し損ねて差し遅れる可能性大と見て、先着のチャンスを伺ってみます。最内枠で森泰斗J鞍上の▲ケイティブレイブとのワイドも押さえて。

【本命】12チュウワウィザード
【対抗】11ミューチャリー
【押さえ】1,2,3,10
三連単12-11=1,2,3,10
ワイド1-11

2020年1月26日日曜日

一口馬主初陣、パラスアテナの応援に行ってきました


何事も、初めてというものはいいもんです。

一口馬主としてキャリアをスタートさせはや3か月、2017年産世代唯一の出資馬パラスアテナ(美浦・高柳厩舎)のデビュー戦を見届けに中山競馬場へ行ってきました。

これに先立ち、出資する広尾TCで行われた口取り参加権の抽選には無事落選。馬主席招待も外れたので、平民のコスプレ(普段着)でいざ中山へ。私の家からは朝の7時に出ないと1Rに間に合わないため、眠い目をこすり電車へ。


京成線の東中山駅。

実は中山競馬場には過去2回行ったことがあるのですが、その2回はいずれも西船橋からバスないしは徒歩だったためこのルートを使うのは初めてでした。降りるとすぐにバスロータリーがあり、高頻度でバスが出ており非常に楽でした。まぁここまで来るのに2時間かかってるんですがね。


中山競馬場は5年ぶり。前回行ったのはドゥラメンテの勝った皐月賞の日。キタサンブラックの単複を握りしめ直線半ばで終わったと思いきやしれっと3着に残っていたのは良い思い出ですw

あいにくの天気ということもあり、1R前の到着で客入りはまだまばらでした。それでも屋内席はほぼいっぱいで、外の席を取りましたがまぁ寒い寒い。とりあえず体の中から温まろうとカレーをビールで流し込みます。まだ何も当たってないのに。

途中、同じ一口馬主仲間でもある以前からの友人と合流し近況を語り合います。
一口馬主を初めて3世代目、最初の出資馬のデビューが中京だったため、遠征して応援に行ったツワモノ。一口馬主ライフの難しさ、楽しさ、そして見方等、先輩の知恵に学ぶひとときでした。

しかしかつて虹コン(虹のコンキスタドール)現場でガチ恋口上を一緒に打っていた方と競馬場で会うことになるとは…人の縁というのは本当にわからないものですw

そうこうしているうちに6Rの出走各馬がパドックへ。


パラスアテナ、ついにこの目で初めて見ました。
このレースは500kg近い馬が多く、450kgの馬体はやや小ぶりにも見えましたが、パドックでは外目を堂々と周回し好気配。

出資者である自分が言っても信ぴょう性に乏しいと思うので、各媒体のパドック解説の評価をまとめておきました。

【BSイレブン競馬中継】
●競馬ブック関東本誌・吉岡TM:1番手評価
 →牝馬ということもあり馬格では見劣るが、毛ヅヤもよく好気配。見た目の印象では芝馬っぽいが、ここでもやれそう。

【グリーンンチャンネル中央競馬全レース中継】

●勝馬・亀山TM:注目馬言及なし
 (録画しそびれたため周回時のコメントは不明ですすみません)

【ラジオ日本日曜競馬実況中継】

●競友:松田TM:1番手評価
 →力強い周回で毛ヅヤもよく、素質を感じさせるパドック。

【ラジオNIKKEI中央競馬実況中継】

●日刊競馬:宮崎秀一TM:注目馬言及なし
 →450kgという数字以上に大きく見せる。動きも素軽く、まずまずの出來。

これワンチャンあるか!?!?


かくして本場場へ。私もゴール前に陣取って叫ぶ準備をします。

レースは好発を決めた内の各馬と、大外から先手を主張したヴォートルエローが引っ張る展開。パラスアテナはスタートを決めましたが、やや推進力を欠いて中団の内目から進めます。それでも前半5Fが64秒というペースを見て3コーナーから進出を開始すると、内を器用に伸び直線では外に出され追われます。


前につけていたヴォートルエローには及ばなかったものの、最後は鋭い伸びを見せ2着。勝ち馬には5馬身離されましたが、この馬自身も3着を4馬身離す走りを見せてくれました。


経験も知識もない中で選んだ初めての出資馬が、あわや新馬勝ちという健闘を見せてくれたという事実だけで泣きそうだったのですが、大事なのはここから。一戦一戦夢を見せてもらうためには、何より健康であることが一番。まずは今日の健闘をたたえるとともに、さらなる飛躍と成長に期待せずにはいられません。




半ばお守り代わりに勝った応援馬券でしたが、ヴォートルエローが人気薄だったこともあり3.6倍の配当。昼食の吉野家+レモンサワー代となりました。


この後あまりの寒さに9Rで撤退しましたが、久しぶりの中山は何とも言えない達成感と安堵感を土産に帰ることが出来ました。この日のことは一生忘れないでしょう。このような縁を紡いでくれたすべての人に感謝です。



ちなみに…


次走については今後の協議事項となっておりますが、仮にダート続戦なら2/16(日)の東京3R(牝馬限定・D1600m)、芝転戦なら同日の5R(芝1800m)が視野に入るでしょうか。条件的には2/8(土)の5R(牝馬限定・芝1800m)が良いですが、中1週で無理をさせるには時期尚早でしょうから、よほどピンピンしてない限りは2週は空けると思われます。


まずは、パラスアテナありがとう。激戦の疲れをゆっくりいやしてください。

【1/26(日)結果】


■中山1R ◎スマイリンフィット→9着

前走と違い、既走馬が相手だったこと、また時計の出るコンディションだったこともあり追走に苦労する展開。明らかに走りにくそうな雰囲気も醸し出しており、ここは仕方のない敗戦でした。可能であれば、東京芝1400~1600くらいで見られたらと思います。

■小倉6R ◎アトミカ→4着

絶好の狙い目だっただけに悔やまれる4着でしたが、牝馬限定戦の芝1800m、重馬場で前半5Fが60秒というのは非常にタフな展開でした。ともかく、芝でやれることは示せた一戦だったと思います。

■小倉10R ◎マイネルズイーガー→6着

ここも前半5F59.4秒というペースを刻んだマイネルズイーガーが直線半ばまで見せ場を作る展開。重馬場でここまで時計が出ると前の馬には見た目以上にしんどそうです。

■小倉11R ◎タガノファジョーロ→6着

ここは逆に前に行った馬が残す展開、というか水が浮く不良馬場ではまともに走れなかったという話でしょう。しかし○が1着に来ていて払い戻しが無いというのは、自分の作戦ミスです。

【1/26(日)予想】待ちに待った芝戦<小倉6Rアトミカ>/得意舞台で兄弟船<小倉11Rタガノファジョーロ>他

【ラインナップ】
中山1R
小倉6R/10R/11R

■中山1R

スマイリンフィットは当初芝デビューの予定もありましたが、権利獲りのはずがうっかり抽選に通ってしまったためにやむを得ずダートでデビューしたという経緯があります。良化途上の中での4着は価値が高く、今回は大外枠+脚抜きの良いダートで前走以上にやれるはずです。前走勝ったトウカイエトワールは1勝クラスを連勝。メンバーレベルを考えても引けは取りません。

【本命】16スマイリンフィット
【相手】7,11,13,14,15
単勝16
馬連16-7,11,13,14,15

■小倉6R

再転入後初めての芝戦となる◎アトミカから狙います。

元々デビューから5戦は芝を使われていてすべて0.6差以内の善戦。中央復帰後はダートを3回使われましたが結果が出ず。今回は「鞍上の進言により」芝を使うことにしたそうなのですが、鞍上云々の前に笹田先生がとっとと判断してくれよそこは…という気持ちでした。


本馬はルーラーシップ産駒で母父はロックオブジブラルタル。同様の構成となる「父ルーラーシップ×母父ノーザン系」は芝の勝率がダートにダブルスコアをつけています。アトミカに関しても、適性はこっちにあると考えます。

対抗、というか安定した複軸候補は○ドロウアカード。距離、馬場、クラスを問わずデビューから27戦中25戦が1.0差以内という善戦タイプ。勝ちきれなさの裏返しではありますが、牝馬限定戦なら足りると見ます。

【本命】10アトミカ
【対抗】4ドロウアカード
【押さえ】1,2,7,11
馬連10-1,2,4,7,11
三連複10-4,7-1,2,4,7,11

■小倉10R

マイネルズイーガーはなかなかの小倉巧者で、18年から毎年冬の小倉開催に参戦し(2,1,0,1)。今年も丹内Jを従えやってきました。叩いてからのほうが良いタイプではありますが、甘く見られている今回はスンナリ先行が叶いそうです。あとはこちらも小倉芝1800mで(2,0,0,0)の○ミヤビパーフェクトを対抗に。

【本命】14マイネルズイーガー
【対抗】12ミヤビパーフェクト
【押さえ】4,6,7,9,13,16
単勝14
馬連14-4,6,7,9,13,14,16
三連複12-14-4,6,7,9,13,16

■小倉11R

クリノフウジンタガノファジョーロのどちらを軸にしようかと悩んでいたのですが…地元九州だしここは鮫島丼でよいのでは?という結論になりました。

この兄弟に関しては、兄より優れた(ry理論は当てはまらないと思っているのですが、馬の適性からアタマの期待をかけるのは◎タガノファジョーロ。もはや鮫島良J以外に乗れる人がいないのではないかという追い通しが見所ですが、小倉はコース形状の関係で残り1000m地点からの加速が必要で、それを持続させる「バテない末脚」が求められます。昨年夏小倉での2連勝を含む3連勝を果たしたこの馬はまさに持続力の塊。近走低調で人気ないですが、この舞台でこそ輝く馬と言えるでしょう。

【本命】6タガノファジョーロ
【対抗】4クリノフウジン
単勝6
馬連4-6
ワイド4-6

2020年1月25日土曜日

【1/25(土)結果】

■小倉7R ◎トランプ→15着

絶好の飛び出しを見せましたが、前半32.9を刻み飛ばすこの馬についていく馬は皆無。4角で捕まり失速となりました。

しかし勝ったのが先週取り上げたトモジャファイブというのは痛恨でした(今回は無印)…内枠替わりで見違えるような立ち回りを見せました。前走はアクシデントで横山武Jが乗れなかったのも敗因だったかと思わせるほどの会心の騎乗でした。

■小倉12R ◎スティーン→7着

楽にハナを叩けるかと思いきや、パルフェクォーツに譲る意外な展開。終始狭いところを通らされ直線でも見せ場ありませんでした。パルフェクォーツ自体は2着に残しましたが、元々馬格がありタフな馬場は得意な馬で、納得の結果でした。しかし7Rにしてもそうですが、やはり差すにせよ内側を取れるかが鍵という状況は先週と変わっていませんので、明日も引き続きこの傾向には気を付けたいです。

【1/25(土)予想】雨が残る小倉「生コン」馬場を読む<小倉7Rトランプ・12Rスティーン>

今日は買いたいレースがあまりないのですが、開催2週目を迎えた小倉は決め打ちで狙いたい舞台です。その根拠として、先週の結果報告の記事で取り上げた通り、小倉の馬場の硬化が進んでいるという仮説があります。

昨夏開催終了後、芝の張り替えに加えエアレーション・シャタリング作業が施された小倉の芝。シャタリングは農作業でいうところの「寒起こし」に近いようなもので、芝に切れ込みを入れて空気を取り込める面積を増やし成長を促します。エアレーションは路盤に空気を注入し、隙間を作ることで通気性を高めこれも土の健康を保つ効果があります。

いずれも通気性を高める目的ではありますが、これらの作業が施された芝はクッション性に富み「ふわふわ」の状態になるわけです。言うならば…


カチカチの芝コースが、空気を含んだスポンジのような感じになります。チョコレートでいうと「ダース」と「エアロ」の違いと言えば分かりやすいでしょうか(最初からそう言えと)。

スポンジは食器洗いなどに使いますが、水をたっぷり含むことができます。ここまでくるとお分かりかと思いますが、特にエアレーションが施された芝コースは内部まで水を含む余裕が生まれ、含水率が高くなります。当然に排水性も高まるのでそのまま水は流れるはずなのですが、もし水をたっぷり含んだ状態で競馬が行われたら…


まさしくローラーで踏み固められるかの如く、芝コースが圧縮されます。水はけが悪く水分が表面に集まっていると、上滑りして芝が掘れてしまいますが、クッション性が高い状態で踏み固められた馬場は、まるでコンクリートの如く堅い路盤と化します。

一昨年のジャパンカップでガンコに騎乗した蛯名騎手が「馬場がカリカリだった」という独特のニュアンスで表現していましたが、実は秋の東京開催も似たような構造で、夏にエアレーションが施され、秋の連続開催で秋雨前線の影響を受けるとインの硬化が進みます。結果として、一昨年も昨年も1枠の牝馬が台頭し、昨年の勝ち馬スワーヴリチャードは直線で最内を突くという、開催最終週としてはあり得ない戦法で勝ってしまうほどの高速馬場が出来上がったと見ることができます。

ですが小倉はまた雨にたたられてしまったため、水を含んだ「生コン」状態でコンディションは読みにくいです。午前中の芝戦でそれを確かめようと思ったら…これを書いている最中に小倉3Rが行った行ったの決着。これは狙いが立ちそうです。

【ラインナップ】
小倉7R/12R(脊振山特別)

■小倉7R

ここ3戦1000m戦を使われてきた◎トランプの逃げ切りに期待です。このコースで3着もありますし、テンの速い馬が他に見当たらないうえ山田騎手は3kg減。絶好枠のここは押し切れると判断します。

【本命】1トランプ
【相手】3,6,7,8,14,16
単勝1
馬連1-3,6,7,8,14,16

■小倉12R

こちらも前項枠を引いた◎スティーンから。逃げて結果を出しているのはこの馬くらいで、コース状態も考えればハナさえ切れれば好勝負必至でしょう。

【本命】1スティーン
【相手】6,7,8,9,12,13
単勝1
馬連1-6,7,8,9,12,13

2020年1月24日金曜日

1/26(日)中山6R パラスアテナ出走確定につき


ついに一口デビューの日が来るぞぉぉぉぉぉぉ!!!!!!

Twitterでは書かせていただいておりますが、広尾TCのお世話になることとなり2017年産馬より出資を開始しました。現在総勢4頭に出資しておりますが、その中で唯一の2017年産(現3歳世代)のパラスアテナが今週日曜日の中山6R(新馬、D1800)で待望のデビューを迎えます。

父はルーラーシップ、母は2009年の函館2歳Sを制したステラリードという血統で、これだけ見ると芝馬のようですが、小足が使えるタイプとのことでダートで下ろす運びとなりました。

3歳新馬戦は慢性的な供給不足が解消されず、この馬も除外1回持ちからの抽選突破で何とかデビューにこぎつけました。芝だと除外2回は無いと厳しい情勢ですし、この馬に関して言えばクラシック登録もないので、適性見合いでコツコツ進めてもらえたらと思っています。

最終追いは同レースに出走するメイショウカチゴマとウッドで併せ(強め)。外を回り先行しましたがいっぱいに追われた相手にわずかに後れを取るフィニッシュでした。それでも1週前には既走馬を楽に突き放すパフォーマンスを見せてもおり、ここに向けて一応の態勢は整ったと見てよいでしょう。

勝負は相手のあることなので何とも言えませんが、まずは無事に、あわよくば真っ先にゴールまで帰ってきてほしいと願う今日この頃です。

2020年1月19日日曜日

【1/19(日)結果】


■中山11R ◎クリスタルブラック→1着

前半1000mは61.5とさして早いわけではなかったのですが、逃げて勝ってきた馬が終始前にプレッシャーをかける展開で見た目以上に前には苦しい展開となりました。スカイグルーヴは早め先頭で捕まりましたが強い内容で、牝馬同士であれば上位にランク付けできると言えるでしょう。

先行各馬のアクションが激しくなる4角の時点でまだ持ったままだったクリスタルブラック。満を持して大外に持ち出すと鮮やかな末脚で前を捕らえ切りました。新馬戦のコピーのような内容でしたが、その時とは前半のペースが2秒ほど違うわけで、稍重の馬場、重賞のペースでもこの末脚を繰り出せたのは収穫でしょう。この馬に関しては新馬戦を見た時点で「次走どこに出ても買おう」と決めていたのですが、重賞で評判馬と相対することもあり単勝20倍というのは非常においしい配当でした。

🎯単勝 20.9倍
🎯複勝 4.1倍

■京都11R ◎アフリカンゴールド→11着

テンションが高いのが影響したか、直線の入り口で早々に失速してしまいました。決してスローというほどではなかっただけに、今のタブな馬場に対する適性が問われる中でこの馬の軽さが裏目に出た格好でしょうか。

勝ったモズベッロは格上挑戦ということで外しましたが、ディープブリランテはディープ産駒でも不良馬場の東スポ杯を制したパワーあるタイプで、重馬場実績もありました。それでもここで頭までとは思いませんでしたが…

■小倉8R ◎トモジャファイブ→14着

ついていけず後方を追走、直線でも見せ場がありませんでした。昨日のタイセイブランシュは状態面もあったかと思いますが、新潟直千の実績をもとに小倉実績を測るという試み自体が誤りであった可能性は高く、来週以降は軌道修正してゆきます。

■小倉10R ◎ダイシンイナリ→4着

(3着以内に)いなりが入ってないやん!



上位3頭から離されること10馬身。4角で馬群に呑まれた時点で終戦というレースでした。当面は多少強引でもハナを主張した方がスムーズに走れそうです。もしくは周りを気にするのであればブリンカー着用などで替わる可能性はありそうですが…

■小倉11R ◎ヒロイックアゲン→2着 ○コウエイダリア→5着

道中前で運んだ3頭がそのまま入線。ヒロイックアゲンもうまく立ち回りました。
後方勢には苦しい展開となりましたが、今週のコンディションでこうだと来週以降はさらに内前天国となることが予想されるため、軸馬は厳選していく必要がありそうです。その理由はまた来週。

【1/19(日)予想】いなりが入ってるやん!(歓喜)<小倉10Rダイシンイナリ>/外を回しても間に合う末脚<中山11Rクリスタルブラック>他


いなり寿司美味しいからね、仕方ないね。僕も大好きです。

【ラインナップ】
中山11R(京成杯)
京都11R(日経新春杯)
小倉8R/10R(ネモフィラ賞)/11R(巌流島特別)

■中山11R

スカイグルーヴの大外は歓迎のクチですが、この時期の中山、距離2000mは440kg台の牝馬にとって楽ではありません。事実、(出走数が少ないとはいえ)中山開催の京成杯では牝馬は(0,0,0,14)で、リトルアマポーラですら4着という難しい舞台(ブリガドーンが3着した02年は東京開催)なのです。

キャリアの浅い馬同士の対戦なのでここまでに見せた素質で測るしかないのですが、ここは◎クリスタルブラックと心中します。
デビュー戦は中団を追走。多頭数で内が空かないと見るや大外を回して差し切り勝ち。これだけ見ればパフォーマンス先行型と思われがちですが、当時の中山芝1800mは内有利で外を回らされた時点でノーチャンと言ってもいいくらい。しかも前半1000mの通過が65.2という超スローで後ろから構えた馬には厳しい展開。それを差し切るのですから大きな期待をかけたいです。

相手探しが難しいので単複で行きたいのですが、場合によっては複勝の代わりに牝馬2騎を除いた馬単・ワイド総流しでも良いかもしれません。ゼノヴァースとヒュッゲとで決まった場合は単複のほうが付きますがここは直前まで考えたいです。

【本命】1クリスタルブラック
単勝・複勝1予定

■京都11R

当初買う予定はなかったのですが、3勝クラスの馬が上位人気しているという異常事態につき相対的に妙味があると踏みました。

本命は◎アフリカンゴールド。福永Jが跨る今年はきっちり決めてくれるはずです。相手筆頭は○サトノガーネット。この馬は2000m超のペースが向いていて、じっくり構えたいタイプ。サイモンラムセスが飛ばす展開で動きが早くなればG前で前が止まるはずです。てかこの馬がモズベッロやメロディーレーンより人気してないのは不可解でしかないです…

というわけで、上述の2騎の人気の恩恵を受けている単勝と、3着が跳ねることを期待して三連複を中心に狙いたいです(馬連の一番人気は2-13と順当な売れ方のため)。

【本命】13アフリカンゴールド
【対抗】11サトノガーネット
【押さえ】2,4,7,9,14
単勝13
馬連11-13
三連複11-13-2,4,7,9,14

■小倉8R

トモジャファイブの前走は10番手以下のから進めた馬が軒並み上位を独占する展開。外差し有利の馬場バイアスが進行した中で内に押し込められた分届きませんでしたが、0.6差なら悲観する内容ではありません。新潟直千を勝ち上がったようにテンが速い流れにも対応可能で、外差しが効く今のうちに勝ち上がっておきたいところです。

【本命】17トモジャファイブ
【対抗】3コンピレーション
【押さえ】4,9,10,13
単勝17
馬連17-3,4,9,10,13
三連複3-17-4,9,10,13

■小倉10R

この時期のローカルの世代限定戦は難解で、ダートの小頭数となるとなおさらです。本来ケンしている条件なのですが、ここは面白そうな馬を見つけたので少し買ってみたいです。

ダイシンイナリは台風の日の京都の未勝利戦を勝ち上がり。全クラス平均より1秒ほど速い通過ラップを積極策で押し切りました。では逃げないとダメなのかというとそうではなく、例えばデビュー2戦目の未勝利戦では最後方をトボトボと追走していたところから直線猛然と追い込んで3着を確保しています。前走の負け方からも、どうもこの馬は周りに馬がいるとダメなようで、デビューの小倉戦も馬群内の2番手を追走して直線失速していました。

今回は小頭数の外目の枠という絶好の条件で、しかも小倉で脚抜きの良い馬場。前半のデッドヒートで消耗した他馬を尻目に、アッサリのシーンがあっても驚けません。

相手はこちらもハイラップを逃げきって勝ち上がった○ウインカムトゥルーから。中央未勝利のベルウッドコチョウを除いた相手に流して勝負です。

【本命】6ダイシンイナリ
【対抗】1ウインカムトゥルー
【押さえ】2,3,4,5
三連単6-1=2,3,4,5

■小倉11R

ヒロイックアゲンの前走はトモジャファイブの項で挙げた福島戦。外差し有利展開を2番手から前受しての0.1差5着は勝ちに等しい内容と言ってよく、順当なら勝機でしょう。このコース得意な○コウエイダリアが相手筆頭。

【本命】1ヒロイックアゲン
【対抗】6コウエイダリア
【押さえ】5,12,13,16,17
馬連1-6,12,17
三連複1-6-5,12,13,16,17

2020年1月18日土曜日

【1/18(土)結果】

■京都10R ◎カワキタアジン→7着

実質1勝クラス、明らかに内が悪くなっている状態にもかかわらず、末脚比べでこの程度のパフォーマンスとなるのでは好走条件にかなり注文がつくタイプのようです。一言でいえば力量を見誤りました。

■小倉8R ◎タイセイブランシュ→14着

地方から戻ってきたとはいえ、-26kgというコンディションもあり無理しないレースでした。事前に決め打ちする以上はこのようなケースは仕方ありません。前回新潟で未勝利を走っていたころは470kg前後でしたので、次回は馬体回復が一つのバロメーターになりそうです。

■小倉11R ◎レイホーロマンス→3着

残り150mまでは完璧なレースでしたが、それ以上に完璧なレースをしたのが柴田善Jのデンコウアンジュ。各馬が4角から仕掛けて空いた内を鋭く突いての伸びは見事でした。5着のセンテリュオもかなり厳しい位置から内を突いて伸びてきたわけですが、開幕週×エアレーション効果で内差しが決まるという特殊なコンディションも味方した格好でしょうか。
そこを早めに進出したレイホーロマンスは目標にされる形で3着。苦しいレースにはなりましたがよく頑張りました。これを何とかして馬券にしたかったのですが…

【1/18(土)予想】絶好の舞台で差し届く<小倉11Rレイホーロマンス>/長い脚を使えて小倉向き<小倉8Rタイセイブランシュ>他


開催決行となった中山ですが、昼前から雪に見舞われる始末。コンディションが読めないので今日は静観することとしました。なので西の方を中心に攻めます。

【ラインナップ】
京都10R(紅梅S)
小倉8R/11R(愛知杯)

■京都10R
経由した路線が入り乱れており難しいレースですが、先手が予想されるヴィンチェーレの前走の前半3Fは36.8。ここも頭数は落ち着いたのでハイペースにはならなさそう。37秒台の入りまで見込む必要がありそうです。前に行く馬の台頭には気を付けなければですが、スローの瞬発力勝負になった際には◎カワキタアジンの出番と見ます。逃げて上りを33.7でまとめた○コンバットマーチが相手筆頭。

【本命】4カワキタアジン
【対抗】10コンバットマーチ
【押さえ】3,5,6
三連単4-10-3,5,6
   4-3,5,6-10

■小倉8R
例年、小倉は春開催の終了後に芝を張り替え夏に向け養生するのですが、昨年の夏は馬場の損傷が激しく、夏開催終了後にも芝の張り替えが行われました。そのうえ例年実施のない12月にエアレーション作業が施され、例年通りの芝コンディションを保てているという状況です。通常、開幕週で芝がびっしり生えそろっている状況であれば逃げ・先行を狙うのがセオリーですが、エアレーションが施された馬場はクッション性に富み、ギアチェンジによる後半の加速もつきやすいコンディションとなるため差し勢の台頭も期待できます。

人気のロナは小倉実績も込みで支持を集めていますが、この舞台得意なメイショウラバンドノーブルプルートなどもおり一筋縄ではいかないメンバー。そのうえで、本命は◎タイセイブランシュに打ちます。

今回岩手からの転入初戦となりますが、転入前は新潟直千の未勝利戦を2回使われ②⑤着。その2戦ともテンのスピードがなく中団からの運びとなりましたが、長くいい脚を使っての入着。新潟直千で差しを決めるには、前に壁を作って風をよけながら最後の300mほどで一気に追い出すのがセオリーですが、この馬は残り600mあたりから壁のない状況をびっしり追われてこの成績を残しており、展開や枠の差(いずれも7,5番と内側)で勝ちきれませんでしたが「前半が早く上りがかかる」小倉であれば十分に差しが届くと見ます。

相手はこちらも「前半が早く上りがかかる」展開が得意(つまり小倉巧者)のメイショウラバンドから。このコースは渋滞が起こりやすく何があっても驚けませんので、上記2頭を軸に幅広く攻めようと思います。

【本命】11タイセイブランシュ
【対抗】6メイショウラバンド
【押さえ】4,7,8,9,10,13,16
単勝11
馬連11-4,6,7,8,9,10,13,16
三連複6-11-4,7,8,9,10,13,16

■小倉11R

センテリュオは前走がエリザベス女王杯4着、小倉の勝ち鞍もあり人気していますが、前走は前目のポジションを取っての善戦で、本来であれば前半が緩んで最後の3Fの勝負になるレースが得意な馬。力量は認めますが、小倉で重賞級となるとペースも上がるうえ、この枠をどうさばくかが課題になるため、飛んでもおかしくないという前提で考えるようにします。

ここはこの舞台を手ぐすね引いて待っていたであろう◎レイホーロマンスから行きます。

小倉は一昨年の小倉記念(4着)以来なのですが、その時はトリオンフがレコード勝ちしたレースで、差し勢で最先着を果たしました。前半3Fの入りが36秒を切るような淀みないペースを差してくるのが得意で、中京芝1800m、2000mといったコースでも好成績を残していましたが、小倉は2コーナーから続く下り坂で先行勢にとっては厳しい流れとなり、特に芝2000mコースはホームストレッチをいっぱいに使っての先行争いとなるため、入りは速くなりがちです。牝馬限定戦の相手関係からここなら十分に足りるはずです。あとは鞍上が小倉芝(41,50,58,710)で勝率4.8%と今回のメンバーの中ではやや心もとないのが気がかりですが、斤量も52kgと恵まれたここは勝負です。

上記でも触れましたが、前半は速い流れとなるため並大抵の先行馬では厳しいコースになります。先行勢の中では☆モルフェオルフェに穴の期待。2連勝中ですが、そのいずれも自ら3F35秒前後のラップを刻んで押し切っている内容は評価できます。先行勢の中で一番いい枠を引けたこともあり、粘り込みに期待したいです。

【本命】3レイホーロマンス
【相手】2センテリュオ、14フェアリーポルカ
【押さえ】4,6,7,11,13
単勝3
馬連3-2,4,14
三連複3-2,14-4,6,7,11,13

2020年1月13日月曜日

【1/13(月)】結果


身が震える。

■中山7R ◎シークエル→2着

ハルワタートがしぶとく応戦し、先行争いの決着までは150mほどを要しました。それでもハルワタートが4角で脱落する中、ハナを取り切ったシークエルは直線でも最後までしぶとく脚を使いステイホットとの叩き合いに持ち込みました。先行争いで脚を使った分最後は先着を許しましたが、3,4着は後方待機の差し馬が台頭したように厳しい流れの中よく走りました。次走は人気必至でしょうが、スピードならこのクラスでは勝ち上がり級で、相手次第で引き続き上位が見込めそうです。

🎯馬連 29.5倍


■中山10R ◎クインズラミントン→6着

ヘルディンが主張し前半3Fは33.7と流れましたが、ハイペースに慣れたリュウノユキナが控える展開。今日は枠の差もあり、結果的に道中後ろになった馬には苦しくなりました。


■中山11R ◎ポレンティア→3着

ひいらぎ賞の再現のようなレースで、舐められたとしか思えないスマイルカナの逃げが決まりました。とはいえ前半3Fは34.9と決して楽なペースではなく、絡まれずに進めればこのくらいはやれるということでしょう。

ポレンティアは最後馬群を縫っての進出。2着のチェーンオブラブもそうですが、1400m寄りの臨戦過程を踏んだ馬にとって流れが向いたレースでした。正直言って、ここでのパフォーマンスはクラシックには繋がりにくいだけに自己条件で人気するようなら次回以降は疑ってかかる必要がありそうです。

🎯複勝 3.3倍


■京都7R ◎タイドオブハピネス→5着

掲示板確保とはいえ、ダート1200m戦で勝ち馬と1.3差では着外同然です。位置取りが後ろ過ぎたことが直接の敗因ですが、この馬はこのようなレースをしながら嵌るのを待つしかなさそうです。足下が締まればもう少し着順は上げられそうですが。


■京都9R ◎キャスパリーグ→2着 ○ヴォイスオブジョイ→6着

前半3F34.5と平均ペースで流れましたが、内が良くない分最後は4分どころから外を通った馬が上位を独占する結果に。ヒルノマゼランは久々でしたが、障害を経て馬が良くなっていました。夏の北海道でもそこそこの内容で走っていただけに、うまく芝が生きているところを通せたことが勝因でしょう。

キャスパリーグはいつも通りの競馬で2着。通ったところの差で内容自体は悪くありませんでした。ヴォイスオブジョイは初の京都コースでしたが、坂があって末脚の持続力が求められるコースのほうが着順は上向きになりそうです。

🎯馬連 64.4倍


■京都10R ◎ウインクルサルーテ→1着 ○ドリームソルジャー→5着

これは「競馬に勝った」というより「ハンデキャッパーに勝った」と言うべきでしょうか…

展開は予想通り、内を縫って上がってくる展開だけは予想できませんでしたが、バテた先行勢を受けて縦長の馬群がスカスカになってしまったこともあり、加速がついたウインクルサルーテがそのまま脚を伸ばすという展開に。秋山Jは差しをやらせると本当に上手いです。最終的にあわや単勝万馬券というオッズにまでなりましたが、これが重賞だとハンデ51kgというのは目立つので余計に買われる要素になりえます。ここで仕留められて本当に良かったです。

ドリームソルジャーも自分のレースは出来ていましたが、馬群の中で集中力を蓄えたいタイプなだけにもう少し馬群が密集する展開のほうが向いているかもしれません。こればかりは走ってみないとわからないのですが、次の京都・小倉戦あたりで再びチャンスがありそうです。

🎯単勝 93.3倍
🎯馬連 283.3倍

【1/13(月)予想】ダッシュ一番<中山7Rシークエル>/先行激化で差し決める<京都7Rタイドオブハピネス>/今年の京都芝を測る一戦<京都9Rキャスパリーグ>他

【ラインナップ】
中山7R/10R(初春S)/11R(フェアリーS)
京都7R/9R(乙訓特別)/10R(寿S)

■中山7R

前に行けるかどうかが鍵となる中山ダート1200m。近走1000m戦を使われてきたハルワタートが有力ですが、近2走ともに最初の2Fは23.2で2~3番手を追走。それよりも速いラップで前走逃げている◎シークエルのダッシュ力を評価したいです。中でも前走は新潟ダート1200mで逃げて3着。逃げ馬にとっては目標にされるため有利とはいえないコースなのですが粘り込みました。中山なら前進があっていいはずです。

【本命】9シークエル
【相手】1,2,7,11,12,15
単勝9
馬連9-1,2,7,11,12,15

■中山10R

昇級初戦の馬が4頭いますが、好メンバーを勝ち上がった◎クインズラミントンを中心視します。リュウノユキナ、レイダーなど前に行きたい馬が多数揃ったここは差し勢にもチャンスがありますが、かといってあまりに後ろだと届かないという難しいコース。中団から進められるこの馬に展開が向きそうです。上位人気が割れ加減のレースですので、複系を積極的に狙ってみたいです。

【本命】7クインズラミントン
【相手】6オリオンパッチ、9サザンヴィグラス
【押さえ】4,11,14
単勝7
三連複7-5,9-4,5,9,11,14

■中山11R

冬場でパワーの必要な芝、直線の急坂はこの時期の3歳牝馬には酷と言えます。馬格も含めての完成度とこのコースへの適性が求められますが、スマイルカナの勝ったひいらぎ賞は硬化の進んだAコースの最内を逃げきってのもので本質的な評価はさほど…という印象です。

ここは抽選突破組の中から札幌の洋芝で勝ち上がりここに向け仕上げてきた◎ポレンティアを推します。
勝ち上がった新馬戦で2着だったエピファレーヌは、中京の未勝利戦で1.35.0という好タイムで勝ち上がり。同コースの全クラス平均は1.35.5ですので、それを前目で押し切った勝ち方は評価できます。
ポレンティアについては、既にこの時点で488kgという馬格の持ち主でパワー馬場も問題なく、上記の通り水準級のスピードも新馬戦で示した格好。手ごわい2勝馬もいますが、人気妙味も込みで狙いたいです。

【本命】5ポレンティア
【相手】3,4,8,10,11
単勝5
複勝5
馬連5-3,4,8,10,11

■京都7R

近走好成績の馬も何頭かいますが、いずれもレベル的に強調できない過程で人気ほどの差は無いと考えます。内目に先行馬が揃ったここはペースも速くなりそうで、外枠を引いた◎タイドオブハピネスの強襲があると見ます。入着歴は函館、札幌、京都といずれも平坦コースで、3走前京都ダート1200mでの4着がありますがこれだけ走ればこのメンバーなら浮上可能でしょう。菱田J続戦も好感で外からの一発に期待です。

【本命】15タイドオブハピネス
【相手】2,5,10,11,13
単勝15
馬連15-2,5,10,11,13

■京都9R

昨日のシンザン記念は内枠から先行した馬で決まりましたが、ペースを考えれば残るのは当然という流れで本質的には例年より芝の回復が遅く内は厳しくなっていると考えます。最内に入ったキョウワヒラリーはここ最近1000mばかりを使われてきた馬で、カレンモエもいるここは流れは速くなりそうです。展開待ちではありますが◎キャスパリーグの末脚と2着力を信じて軸に抜擢です。

【本命】5キャスパリーグ
【対抗】7ヴォイスオブジョイ
【押さえ】1,3,8,9,14

馬連5-1,3,7,8,9,14
三連複5-7-1,3,8,9,14

■京都10R

タガノアスワド、ミスディレクションがこぞって出走。前が早くなることは必至で、エレクトロニカ、アールスター、ダンサール、アシュリンも番手から進めたいクチ。内回りというコース形状もあり、序盤のポジション争いは熾烈になりそうです。

ここも展開利を見込んで◎ウインクルサルーテを狙います。
この馬の場合今回51kgで出られることが大きいです。例えば人気の一角であるダンサールには、四国新聞杯でもマーメイドSでも先着しているのにダンサールは53kg。ハンデキャッパーからは格下という扱いを受けています。平坦コースで前が止まるかというのはありますが、流れを味方につければ当然に前進が見込めると考えます。同様に流れた時に差し込める○ドリームソルジャーを相手筆頭に。

【本命】8ウインクルサルーテ
【対抗】10ドリームソルジャー
【押さえ】3,4,5,6,11,12
単勝8
馬連8-5,7,10,12
三連複8-10-3,4,5,6,11,12

2020年1月12日日曜日

【1/12(日)結果】

■中山10R ◎グロンフォール→5着

ミナリクJには積極騎乗を期待していたのですが、結果的に前にいた馬が壊滅の流れで後方から押し上げての5着は健闘の部類です。とはいえ、元々ダート馬でキレで勝負するタイプではないわけですから、仮にスタート上手くいっていて前目につけていたら4角で呑まれていた可能性が高く、こういう流れになった時点で今日は厳しかったと言えるでしょう。

■中山11R ◎レピアーウィット→14着

この馬は砂を被るとよくないので、外枠は大歓迎のクチ。しかしながらスタート前から掛かりっぱなしで案の定出遅れ、一旦は中団まで押し上げるも2コーナーで早くもガス欠。見るも無残な敗戦となってしまいました。流石にこの敗戦の責任を鞍上に押し付けるのは酷というもので、ノーザン×金子オーナーの馬への騎乗とあって一層気合が入っていたであろうデムーロJにとっては何ともやり切れないレースとなってしまいました。

■中山12R ◎ウォークザライン→7着

今日は10戦ぶりの芝でしたが、わざわざ遠征してまで芝を使うというローテに勝負度を感じ抜擢。出負けして中団からのレースになってしまいましたが、直線は内を突いて足を伸ばし3着争いとも差のない接戦まで持ち込みました。展開、馬場を考えても出負けが痛かった印象で、被されない中外枠だったら着順はもう少しよかった可能性はあります。次走芝で続戦なら人気しないはずなので、もう一度狙ってみたいです。

■京都10R ◎ロードレガリス→1着

ダートは準OPでの滞留が多くクラスの壁が厚い一方で、突き抜けて強い馬はあっさりと通過してしまうクラスでもあります。この馬は突き抜けて強いという結論でした。

フリーフリッカーは東京ダート2100mのレースが続いていただけに対応できるかがカギでしたが、地力の高さで食い下がっての2着。3着のクイックファイア同様、ロードレガリスに早めに上がって来られる中で健闘を見せました。順番は遠くなさそうです。

■京都11R ◎タガノビューティー→6着

力のいる馬場ということでダート実績あるこの馬から行きましたが、直線半ばで止まってしまう朝日杯のリプレイのような走りでした。現状では終いの爆発力は確かな一方、芝でついていける脚力は無いようで、道中でHPを使い果たしているような印象を受けます。
タガノビューティーのように早々にOP昇格してしまった馬、特にダート馬は使える番組が無いため、ここに出すという選択自体は理解できるものの、現状ではこれが限界と言えるかもしれません。2~3歳の上級条件を増やし出走サイクルを早めるのであれば、ダート路線も同様に整備していかないといけないのですが…

【1/12(日)予想】

法要につき、簡易版にて失礼します。

【ラインナップ】
中山10R/11R/12R
京都10R/11R

■中山10R

◎9グロンフォール
◯11シークレットラン
押さえ2,8,12

単勝9
馬連9-2,8,11,12
3連複9-11-2,8,12

■中山11R

◎14レピアーウィット
押さえ4,5,6,11

単勝14
3連単ボックス4,6,14
3連単14-4,6-5,11 4,6-14-5,11 14-5,11-4,6

■中山12R

◎1ウォークザライン
◯3ルプリュフォール
押さえ5,7,9,11,14,16

単勝1
馬連1-3,5,7,9,11,14,16
3連複1-3-5,7,9,11,14,16

■京都10R

◎11ロードレガリス
▲4エジステンツァ、10クイックファイア
押さえ5,6,12,14

3連単ながし11-4,10
3連単11-4,10-5,6,12,14

■京都11R

◎4タガノビューティー
相手1,2,7,9,10

馬連4-1,2,7,9,10
3連複4-10-1,2,7,9

2020年1月11日土曜日

【1/11(土)結果】


■中山5R ◎ドリームメッセージ→4着

コース特性も考え今回は前目につけるレース運びでしたが、坂上で止まってしまいました。後ろからでは厳しいためこの作戦自体は納得でしたが、この馬自身が早めに出していくと終いを伸ばせないタイプなようで、今回は中間一頓挫あっての臨戦過程もあり致し方ないところでした。次回の東京戦で改めて期待です。

■中山11R ◎スマートエレメンツ→13着

行く馬がおらず積極策を見せましたが、最後は息が上がってしまいました。中身が出来ていなかったと見るか、休養を経てピークアウトしてしまったか…とりあえず次走はそれなりに売れそうなので様子見です。

■中山12R ◎クラヴィスオレア→1着 ○アーザムブルー→3着

クラヴィスオレアが絶好のスタートからインを取り、後続を引き付ける競馬。4F目と5F目にしっかり12秒台まで落とし、二の足を蓄えての完勝。とはいえ他の先行勢が残せなかった中の逃げ切りは及第点以上を与えられる内容で、スピードを活かせる馬場コンディションであれば昇級でも通用しそうです。

アーザムブルーは前走同様終いを伸ばすレースに徹しての3着。展開もあり差し損ねましたが、堅実に入着級のパフォーマンスを重ねているだけに今後もメンバー次第で複勝圏を行ったり来たり、という期待は出来そうです。

🎯単勝13 7.6倍
🎯三連複8-13-14 65.9倍

■京都4R ◎ファストボウラー→12着

促しても進まず、向う正面から鞭を入れるも反応せずズルズル後退。+24kgも馬体は太くは見えませんでしたが、中身が追い付いてなかったようです。ひと叩きした次回はまだ見所ありそうですが、そこでも見せ場を作れないようであれば…

■京都10R ◎エングレーバー→1着 ○スーパーフェザー→8着

エングレーバーは前につけた各馬を見ながら進む理想通りの展開。着差こそ派手ではないですが、2着のショウナンバルディの前走はヒンドゥタイムズの3着と価値のある臨戦過程で、ここにキッチリ勝ったことは通過点としては十分でしょう。

スーパーフェザーは位置取りを下げてしまい、ノーチャンスの位置取りに。元々キレないところがありダートを試したりもしていた馬ですが、今日のペースで中団に控えてしまったのでは元から勝ち目は薄かったでしょう。戦前、藤岡弟Jのこのコースの適性について疑問視する言及をしていましたが、この馬を以ってすれば3着は外さないだろうと思っておりましたので、悪い方の予感が当たってしまった格好です。

■京都11R ◎ロジクライ→7着

直線全く伸びず。斤量の問題はあってもこのメンバーならまともに走れば連は外さないと思っていただけに、スプリント適性に疑問符が付く敗戦でした。一方でこの一連の連敗で人気はまた落ちると思われるので、東京新聞杯あたりに出てくるなら改めて狙いたいです。

【1/11(土)予想】須貝怒りの連闘<京都11Rロジクライ>/芝良馬場ならパーフェクト<京都10Rスーパーフェザー>他

今週は3日間開催。先週も月曜日に競馬があった分、ちょっといつもより余計に長く感じます。

【ラインナップ】
中山5R/11R(迎春S)/12R
京都4R/10R(逢坂山特別)/11R(淀短距離S)

■中山5R

中山芝2200mはドリームジャーニー、ルーラーシップ、マンハッタンカフェの3頭の産駒が群を抜いて好成績を上げています。


ドリジャ、マンカフェ産駒は居ないのでルーラーシップ産駒から本命を探します。



上記は芝1800m以上でルーラーシップ産駒に騎乗した騎手の成績(産駒デビュー以降)なのですが、当初本命予定だったダイワミラクルの内田Jが壊滅的な数字。一方、◎ドリームメッセージの丸山Jは十傑に入る好成績で単勝回収率はトップ。前走もJCの日の雨が残る芝で追い込んでの3着と見せ場を作りましたし、ここは順当に上位候補と見ます。

種牡馬成績でトップのステゴの代わりに、オルフェーブル産駒の▲エルバルーチェを拾います。脚質的に今の中山では差し遅れの懸念もありますが、素質の片鱗見せた前走からここでも通用は可能と考えます。あとはルーラーと同じミスプロ系から△クリノファイヤーも押さえて。

【本命】9ドリームメッセージ
【相手】1,5,6,7,11,16
単勝9
馬連9-1,5,6,7,11,16

■中山11R

スマートエレメンツは実に1年3か月ぶりのレースとなりますが、昇級初戦となった前走はエアウィンザーの0.5差と見限れない走り。中間も好時計を連発しており、このメンバーなら足りてもおかしくはありません。

【本命】1スマートエレメンツ
【対抗】11ヒシヴィクトリー
【押さえ】2,6,7,9,10,12
単勝1
三連複1-11-2,6,7,9,10,12

■中山12R

ニシノカツナリが力の違いを見せつけたキャンドルライト賞組を上位評価。2頭いますがここは3着だった◎クラヴィスオレアから。その前走はセイウンアカマイが新潟直千仕込みの猛ダッシュを見せ、マイルの1勝クラスにもかかわらず前半3Fが33.8、5Fが57.6とアエロリット並みのハイラップ。これを2番手で進んだクラヴィスオレアも当然苦しくなりましたが、ブリンカー効果もあり最後まで集中して走り3着確保。初のマイル戦で適性を見せました。もしかするとこういったハイペースでこそ走る馬、という可能性もありますが、順当ならここは前進を見せてくれるはずです。同レース2着の○アーザムブルーを相手本線に。

【本命】13クラヴィスオレア
【対抗】8アーザムブルー
【押さえ】2,4,6,10,14,15
単勝13
馬連13-2,3,8,15
三連複8-13-2,4,6,10,14,15

■京都4R

小倉芝の未勝利戦を逃げて2着の実績ある◎ファストボウラーの連勝に期待します。坂のある阪神での初ダートを逃げ切り。スピードもそうですがダート適性が高そうでいかにもメイショウボーラー産駒といった感じ。簡単には止まらない京都コースでならいきなりまでありそうです。

【本命】3ファストボウラー
【相手】6,8,9,10,11
単勝3
馬連3-6,8,9,10,11

■京都10R

スーパーフェザーは3戦ぶりの芝。芝良馬場なら(1,2,2,0)とパーフェクト。既に京都の芝は良にまで回復し土曜は晴れ予報とくれば買いたいのですが、今回の鞍上藤岡弟Jは京都芝18以上で2015年以降(12,26,27,198)で勝率4.6%、複勝率も24,7%とイマイチ信頼しにくい数字が並びます。
そうなると、やはり◎エングレーバーの優位は揺るぎません。中内田厩舎の馬としては珍しく、8戦目にして川田Jが初騎乗。不完全燃焼のレースが続いているだけに、ここは決めたいところです。

【本命】7エングレーバー
【対抗】4スーパーフェザー
【押さえ】3,9,10,12
三連単7-4-3,9,10,12
   7-3,9,10,12-4

■京都11R

まさに怒りの連闘となった◎ロジクライ。59kgは確かに酷ですが、このレースはそもそも大敗続きのラブカンプーが57kg、10歳馬のティーハーフが59kgと女性や老人にすら全く優しくない斤量構成のため、相対的に見ればまともな部類です。

そもそも前走は詰まっての差し損ねで、ミナリクJの短距離成績(昨年の芝1600m以下レース)を見ればその理由は一目瞭然です。


ブロンデルおじさんより悪いって何なのよ。

せいぜいこの2人には中山ダート1200mで仲良く追い込んできてほしいのものです。
伝説のブラッドストーンS、スミレの単勝持ってた自分からは以上です。

【本命】11ロジクライ
【相手】3,10,12,14,15
単勝11
馬連11-3,10,12,14,15

2020年1月6日月曜日

【1/6(月)結果】

予想記事の段階で見解とその根拠を端折ったので、結果報告で各レースに言及しても後付けの言い訳でしかなくなるのでやる意義はあまりないのですが、唯一このレースだけは当たっても外れても見解の答え合わせをしなければならないと思い、そこだけ書きます。

■京都12R ◎カーンテソーロ→2着

当初、このレースの本命はメラナイトの予定でした。昇級後の2戦とも水準級のメンバーを相手にまずまずの走りをしており、複系の軸としては最適との判断からです。そのつもりで馬柱を眺めていると、不自然な点に気が付きました。


和田騎手(赤枠)はメラナイトの手綱を直近4戦連続して取っており、さかのぼっても同馬の全17戦の内7戦で鞍上を任されている「主戦」と言ってもいいジョッキーです(ちなみに次点はルメールJ・鮫島駿Jで各3回、マエコーらしい起用です)。近走成績を見ればここでも十分人気の一角になるはずでしたが、その和田Jがこの馬ではなく選んだのが昇級初戦・関東からの遠征馬でテン乗りのカーンテソーロというのは理解が出来ませんでした。

この時点で、自分は2つの仮説を立てておりました。

①了徳寺健二氏との関係性の構築
②単純にカーンテソーロが有力で、関西遠征に伴いそれまで乗っていた関東の若手が乗れない日程につき依頼を受諾した

まず、①についてですがこれはこれであながち冗談ではなさそうと考えておりました。

話は逸れますが、了徳寺健二氏と言えば千葉県にある「学校法人了徳寺学園」の理事長として、柔道の代表選手を数多く送り出す了徳寺大学などの経営者として知られています。

あと、マリーンズのファンの方ならこの名前にピンと来ると思います。


馬主としては「テソーロ」の冠名で知られ、最近では珍しく外国産馬の購買にも積極的で、2016年の全日本2歳優駿を制したリエノテソーロも米国生まれ。現在では90頭超の現役馬を有する国内有数の(法人格だけど)個人馬主です。

一方、陣営との意見対立や仲たがいもしばしば報じられ、リエノテソーロをはじめ多くの管理馬を預託されていた武井調教師とは管理方針をめぐって対立し全頭引き上げ(転厩)を断行したり、これまたリエノテソーロの主戦騎手だった吉田隼人Jを自身の主催するパーティーに急遽呼びつけようとしたところ、隼人Jが北海道におり「今からでは飛行機が間に合わない」と断られたことに激高し自身の所有馬に乗せなくなった(18年11月を最後に騎乗なし)等、突っ込みどころの多いエピソードの持ち主としても知られています。

そんなわけで、確たる「お抱え」の居ない状況ではありながら、馬質はいいのでそこそこ勝ち上がれるわけで、騎乗機会・勝利度数を伸ばしたい騎手からすれば関係を構築したいと考えるのも無理はありません。しかしながら、G1・8勝のベテランが今更癇癪持ちの個人馬主の世話になろうと考えるだろうか?という疑問も残ります。


では②の説はどうか。実際本当にそう思っているなら、ここで結果を出せると踏んでの判断だろうし、G1・8勝のベテランが判断ミスを犯すとも思えません。ここは和田Jの感性を信じての本命抜擢となりました。

結果としては、先行策から2着の激走。上記の過程を踏まえればこれは激走でもなんでもなく、馬に力があったと考えるべきなのでしょうが、勝ったアユツリオヤジも昇級初戦の前走は出遅れて大敗と全く競馬になっておらず「実質昇級初戦」と言える状態。この2頭のワンツーについては、勝ち上がった1勝クラスがハイレベルだったのか、はたまたここに集ったメンバーのレベルに難があるのか、検証したいところです。

🎯ワイド10-13 61.1倍

【1/6(月)予想】

仕事始につき、簡易版にて失礼いたします。

<ラインナップ>
中山1R/9R(初茜賞)
京都7R/10R(新春S)/11R(万葉S)/12R

■中山1R

【本命】11ダウラギリ
【対抗】8ダイシンウィット
【押さえ】3,5,12,16
三連複8-11-3,5,12,16

■中山9R

フィードバックの勝ったチバテレ杯は高レベル。そこから参戦の内枠2頭を中心視したいです。中でもスピアザゴールドは道中押し上げて早めの進出からの入着で、先行有利の中山で地力の高さを見せつける好内容でした。

【本命】2スピアザゴールド
【対抗】1カナシバリ
【押さえ】5,7,10,11
単勝2
三連複1-2-5,7,10,11

■京都7R

【本命】7テンノカガヤキ
【対抗】14キングオブコージ
【押さえ】3,6,10,12
三連複7-14-3,6,10,12

■京都10R

【本命】3ワンダープチュック
【相手】5,6,9
馬連3-5,6,9

■京都11R

【本命】7エイシンクリック
【対抗】9パリンジェネシス
ワイド7-9

■京都12R

【本命】13カーンテソーロ
【相手】1,3,10,11,15,16
単勝13
ワイド13-1,3,10,11,15,16



2020年1月5日日曜日

【1/5(日)結果】

■中山1R ◎オイデヤスダイジン→1着 ディヴィニティ→5着 ▲ノヘア→6着

前がやりあう形になり、先行争いに加わったディヴィニティ、ノヘアは苦しくなる展開。それを一歩引いて先団を見ながら進んだオイデヤスダイジンが見事に差し切りました。展開の助けもありましたがまともに走ればここでは上位でした。2着馬、3着馬は控えた結果の漁夫の利で、次走の再現性は乏しいと見ます。逆に先行しながら踏ん張った上記2頭は巻き返しの期待が見えます。特にノヘアは次走も人気し無さそうで要注目。

■中山9R ◎ロジペルレスト→16着

ここで逃げない手は無いはずなのですが…好枠から好スタートで下げるという謎の戦法。包まれたうえ終始エムオーグリッタのキックバックを受け、向う正面では既に鞭が入る体たらく。

推測ですが、陣営から「控えろ」という指示が出ていたように思えます。で無ければ新人でもハナを切れるであろうこの展開で控える手を取る理由はありません。これでこの馬の特性を理解して次回から普通に逃がすようになれば狙いたいですが、この戦法が続くようであれば到底買えません。

■中山11R ◎ブラックスピネル→16着

クレッシェンドラヴが出遅れた時点で半分自分の馬券は終わったのですが、終始トリオンフのプレッシャーを受ける展開で苦しくなりました。新潟記念で前半58秒台から残した実績はありますが、あのレースは6F目で12.5としっかり緩んだうえ、ラスト3Fの加速が求められる展開になりこの馬の持ち味が活きた側面も多分にありました。今回は5Fから12.0-11.8-11.7-11.4-12.7と息の入らない展開で、中山コースが向かなかったという言い方もできます。この点は指摘されていた部分でもあり、自分の読みが甘かったと言わざるを得ません。

逆に小倉巧者のトリオンフにとってはこのようなハイラップを持続させるレースはお手の物で、代打・デムーロJの積極騎乗が奏功しました。クレッシェンドラヴは出遅れもありましたが、促しても進まなかったというジョッキーの弁からは、有馬記念を睨んだ調整を経てのスライド参戦の難しさを物語っていました。

■京都9R ◎ディープハーモニー→4着

アメリカンシードに早めに寄られて苦しくなったのは事実ですが、前半5Fが63.6もかかっておきながら残せなかったというのは現状での力量差でしょう。自分の見立て違いでした。

■京都10R ◎レッドルゼル→2着 ☆クリノサンレオ→12着

4角でもう少し接戦に持ち込めていたらわかりませんでしたが、展開利もありジャスティンが残す形に。レッドルゼルはこれでも脚を伸ばしての2着確保ですから、地力はあります。

クリノサンレオは周りが飛び出したり出遅れたりで理想的な「実質大外枠」となりましたが、道中追走に手間取る感じがありました。特にダート短距離は準OPでの滞留が多く、タイムの縮まり方が「1勝→2勝<2勝→3勝<3勝→OP」となっており、ペースに慣れてくれば再び穴を開けてくれそうです。

■京都11R ◎メイショウショウブ→16着 ○ハッピーグリン→18着

メイショウショウブについては直線半ばで手ごたえをなくしてしまいました。前走の反動という見方もできますが、距離延長ローテーションで終いをなくした(1400mのつもりで走ってしまった)という風にも捉えられる敗戦でした。マイル実績もあるだけに残念な負け方でしたが、次走巻き返しに期待したいです。

ハッピーグリンは中途半端な位置取りでは末脚を発揮できないタイプとも考えられますが、実績からすれば少々負け過ぎの感も。次走どこに出てくるかはわかりませんが、様子見が必要でしょう。

2020年1月4日土曜日

【1/5(日)予想】伊藤工務店の仕事始<中山1Rオイデヤスダイジン>/「実質大外枠」でここも見せ場<門松Sクリノサンレオ>他

本年も独自路線の予想と、出資馬の動向を中心に週末に更新していけたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

<ラインナップ>
中山1R/9R(招福S)/11R(中山金杯)
京都9R(福寿草特別)/10R(門松S)/11R(京都金杯)

■中山1R

ディヴィニティの前走の3、4着馬は既に勝ち上がり、またオイデヤスダイジンの前走の3、4、7着も既に勝ち上がっており、さらに勝ったメイショウテンスイは次走の1勝クラスも連勝と、この2頭の過去走レベルが他を圧倒する状況。この2頭のワンツーは堅いと見ますが、どちらが1着になってもおかしくないので両方を1,2着につけた買い方をしたいです。

オイデヤスダイジンの伊藤Jは昨年2勝。2頭の人気差は鞍上に対する評価が表れているようにも見えますが、新年一発目の出番で大仕事をしてもらえれば配当的にも美味しい初笑いとなりそうです。

3着候補として面白いのはノヘア。前走は2Fで10.9、3Fで11.3というダートとしてはかなりの激流を逃げて1.0差の7着で、差しが効く東京でこの成績ならここでは前進が見込めます。

【軸】7オイデヤスダイジン、12ディヴィニティ
【押さえ】1,4,9,13
枠連4-7
三連単7=12-1,4,9,13

■中山9R

さしたる先行馬が見当たらないここなら◎ロジペルレストの粘り込みに期待したいです。2走前(内房S4着)は先行勢の中では勝ったデザートスネークとこの馬が掲示板を確保し、そのデザートスネークは次走OPで3着と力を示しました。メンバー的にも恵まれたここは見せ場を作れるはずです。

【本命】5ロジベルレスト
【相手】9リフトトゥヘブン、11エムオーグリッタ
【押さえ】8,10,12
単勝5
三連複5-9,11-8,0,10,11,12

■中山11R

Cコース替わりにつき、前週までの内受難の流れはいったんリセットされたと見てよいでしょう。ペースを握れる馬の中では一番内に入った◎ブラックスピネルで足りると考えます。前走で外したブリンカーを今回再装着。この枠なら逃げ以外の選択肢は無いですし、前走惨敗で人気もマークも薄くなるここは昨年の白富士Sの再現があっても驚けません。

有馬記念に向け仕上げていた○クレッシェンドラヴも状態面は抜かり無し。ピークアウトの懸念もあり印は一枚落としましたが、内枠をウチパクが上手く捌けば(渾身のギャグ)勝機まであるでしょう。

【本命】2ブラックスピネル
【対抗】3クレッシェンドラヴ
【押さえ】5,7,13,17

馬連2-3
ワイド2-3
三連複2,3-5,7,13,17

■京都9R

年々頭数が少なくなる福寿草特別。新春開催は調整が難しく、金杯のような重賞やレアな条件(中山D2400m等)ならともかく、1勝クラスの条件戦はここに限らず他にもあるので敬遠される傾向にあることが理由と推察されます。昨年はついに6頭立てとなりましたが、その勝ち馬はダービー馬ロジャーバローズ。一昨年の勝ち馬アイトーンも若葉Sを連勝しクラシックを皆勤しました。

小頭数でとかくペースが落ち着くため、必然的に前に行った馬の残り目が期待大です。前売り時点で7頭立ての7番人気と舐められていますが、今回のメンバーの中で唯一ハナを主張しそうな◎ディープハーモニーの単勝が美味しいと見て勝負します。

【本命】3ディープハーモニー
単勝3

■京都10R

近走のメンバーレベル的に見ても◎レッドルゼルの優位は堅いと見ます。但し同型馬も少なくなく、タイプ的に頭鉄板という信頼は置きにくいため、複系の軸として相手を探します。

面白いのは☆クリノサンレオ。弟のクリノガウディーともども、気分良く行ければ力を発揮できるタイプでこの馬は「外枠」がカギとなります。過去、8枠を引いたレースでは(3,1,0,2)で、着外の2回の内1回は台風の日(2019/10/12)の4着と芝での7着。今回は16頭立ての14番枠を取りましたが、12番、13番、15番、16番はいずれも前に行きたい馬ばかり。周りが自然と前につければこの馬が「実質大外枠」となります。


この手のデータは半分オカルトでもあるのであまり好きではないのですが、「クリノ軍団(馬主が栗本博晴氏)」×「森祐太朗騎手」×「藤沢則雄厩舎」の取り合わせは2019年に抜群の回収率を誇ったトリオで、当ブログでもクリノケンリュウにはお世話になりました。ジョッキー自身もこの馬で2勝と手の内を知っているだけに、2番手以下混戦となるここは潜り込みの目があっても驚けません。

【本命】3レッドルゼル
【対抗】14クリノサンレオ
【押さえ】10,12,13,15
三連複3-14-10,12,13,15

■京都11R

9Rの話と矛盾するようですが、昨年は12番枠のパクスアメリカーナが差し切り勝ち、2着は14番枠から積極先行したマイスタイルと、新春開催の京都は通常の開幕週とは異なる傾向が表れています。


上の表は昨年の1月開催の京都芝コースの枠番別成績です。
通常、6~8枠は複数頭が入るケースが多いため必然的に勝率は下がるのですが、8枠が最高勝率という不思議な現象。回収率も外枠が優勢となっています。京都の新春開催は前回(11月)から1か月のインターバルしかない中、オーバーシードとシートによる養生では内の痛みを賄いきれないケースが多々あります。連続開催となるため開催前半はAコースを使わざるを得ず、門松Sの項でも少し触れましたが10月開催では台風の影響下でレースが強行されるなど必ずしも「芝に優しい」とは言えないコンディションでした。

実際、JRAもこの点については以下の通り認めています。


例年以上に芝コンディションが良くないと考えれば、多頭数で内外に広がるような展開においては外を取れる馬が有利と考えた方が良いでしょう。

事前の予想は別だったのですが、もろもろひっくり返して◎メイショウショウブとします。前走阪神Cはグランアレグリアが強かった、の一言。NZT2着時までは展開利もありましたが、秋シーズンはローズSの5着もあり地力強化がうかがえます。1勝馬ではありますがこれが53kgで出られると考えればここは恵まれました。外目の番手を取れればチャンスと見ます。

相手候補は外差しできる馬から。▲カテドラルは前走からも人気しそうですが、気性に難があるためあのように思い切ったレースが理想。池添学師は「中団くらいが理想」とコメントを出していますが、39歳の池添師が50歳のレジェンドに指図できるとは思えず、結局は武豊Jのペース判断にゆだねられるものと見られます。

楽しみなのは○ハッピーグリン。この馬はスピード型と見ていたので、次回1600m以下のレースに出てきたときはぜひ買おうと思っていたところでした。どうしても展開に左右されてしまいますが、前半が33秒で流れても33秒台で上がって来れるスピードとエンジンを持っており、縦長すぎる展開にならなければチャンスは十分と見ます。

【本命】17メイショウショウブ
【対抗】11ハッピーグリン
【押さえ】3,4,6,7,15
単勝17
馬連11,17-8,11,13,17
三連複11-17-3,4,6,7,8,13,15