何事も、初めてというものはいいもんです。
一口馬主としてキャリアをスタートさせはや3か月、2017年産世代唯一の出資馬パラスアテナ(美浦・高柳厩舎)のデビュー戦を見届けに中山競馬場へ行ってきました。
これに先立ち、出資する広尾TCで行われた口取り参加権の抽選には無事落選。馬主席招待も外れたので、平民のコスプレ(普段着)でいざ中山へ。私の家からは朝の7時に出ないと1Rに間に合わないため、眠い目をこすり電車へ。
京成線の東中山駅。
実は中山競馬場には過去2回行ったことがあるのですが、その2回はいずれも西船橋からバスないしは徒歩だったためこのルートを使うのは初めてでした。降りるとすぐにバスロータリーがあり、高頻度でバスが出ており非常に楽でした。まぁここまで来るのに2時間かかってるんですがね。
中山競馬場は5年ぶり。前回行ったのはドゥラメンテの勝った皐月賞の日。キタサンブラックの単複を握りしめ直線半ばで終わったと思いきやしれっと3着に残っていたのは良い思い出ですw
あいにくの天気ということもあり、1R前の到着で客入りはまだまばらでした。それでも屋内席はほぼいっぱいで、外の席を取りましたがまぁ寒い寒い。とりあえず体の中から温まろうとカレーをビールで流し込みます。まだ何も当たってないのに。
途中、同じ一口馬主仲間でもある以前からの友人と合流し近況を語り合います。
一口馬主を初めて3世代目、最初の出資馬のデビューが中京だったため、遠征して応援に行ったツワモノ。一口馬主ライフの難しさ、楽しさ、そして見方等、先輩の知恵に学ぶひとときでした。
しかしかつて虹コン(虹のコンキスタドール)現場でガチ恋口上を一緒に打っていた方と競馬場で会うことになるとは…人の縁というのは本当にわからないものですw
そうこうしているうちに6Rの出走各馬がパドックへ。
パラスアテナ、ついにこの目で初めて見ました。
このレースは500kg近い馬が多く、450kgの馬体はやや小ぶりにも見えましたが、パドックでは外目を堂々と周回し好気配。
出資者である自分が言っても信ぴょう性に乏しいと思うので、各媒体のパドック解説の評価をまとめておきました。
【BSイレブン競馬中継】
●競馬ブック関東本誌・吉岡TM:1番手評価
→牝馬ということもあり馬格では見劣るが、毛ヅヤもよく好気配。見た目の印象では芝馬っぽいが、ここでもやれそう。
【グリーンンチャンネル中央競馬全レース中継】
●勝馬・亀山TM:注目馬言及なし
(録画しそびれたため周回時のコメントは不明ですすみません)
【ラジオ日本日曜競馬実況中継】
●競友:松田TM:1番手評価
→力強い周回で毛ヅヤもよく、素質を感じさせるパドック。
【ラジオNIKKEI中央競馬実況中継】
●日刊競馬:宮崎秀一TM:注目馬言及なし
→450kgという数字以上に大きく見せる。動きも素軽く、まずまずの出來。
これワンチャンあるか!?!?
かくして本場場へ。私もゴール前に陣取って叫ぶ準備をします。
レースは好発を決めた内の各馬と、大外から先手を主張したヴォートルエローが引っ張る展開。パラスアテナはスタートを決めましたが、やや推進力を欠いて中団の内目から進めます。それでも前半5Fが64秒というペースを見て3コーナーから進出を開始すると、内を器用に伸び直線では外に出され追われます。
前につけていたヴォートルエローには及ばなかったものの、最後は鋭い伸びを見せ2着。勝ち馬には5馬身離されましたが、この馬自身も3着を4馬身離す走りを見せてくれました。
経験も知識もない中で選んだ初めての出資馬が、あわや新馬勝ちという健闘を見せてくれたという事実だけで泣きそうだったのですが、大事なのはここから。一戦一戦夢を見せてもらうためには、何より健康であることが一番。まずは今日の健闘をたたえるとともに、さらなる飛躍と成長に期待せずにはいられません。
半ばお守り代わりに勝った応援馬券でしたが、ヴォートルエローが人気薄だったこともあり3.6倍の配当。昼食の吉野家+レモンサワー代となりました。
この後あまりの寒さに9Rで撤退しましたが、久しぶりの中山は何とも言えない達成感と安堵感を土産に帰ることが出来ました。この日のことは一生忘れないでしょう。このような縁を紡いでくれたすべての人に感謝です。
ちなみに…
次走については今後の協議事項となっておりますが、仮にダート続戦なら2/16(日)の東京3R(牝馬限定・D1600m)、芝転戦なら同日の5R(芝1800m)が視野に入るでしょうか。条件的には2/8(土)の5R(牝馬限定・芝1800m)が良いですが、中1週で無理をさせるには時期尚早でしょうから、よほどピンピンしてない限りは2週は空けると思われます。
まずは、パラスアテナありがとう。激戦の疲れをゆっくりいやしてください。
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