<ラインナップ>
中山1R/9R(招福S)/11R(中山金杯)
京都9R(福寿草特別)/10R(門松S)/11R(京都金杯)
■中山1R
ディヴィニティの前走の3、4着馬は既に勝ち上がり、またオイデヤスダイジンの前走の3、4、7着も既に勝ち上がっており、さらに勝ったメイショウテンスイは次走の1勝クラスも連勝と、この2頭の過去走レベルが他を圧倒する状況。この2頭のワンツーは堅いと見ますが、どちらが1着になってもおかしくないので両方を1,2着につけた買い方をしたいです。
オイデヤスダイジンの伊藤Jは昨年2勝。2頭の人気差は鞍上に対する評価が表れているようにも見えますが、新年一発目の出番で大仕事をしてもらえれば配当的にも美味しい初笑いとなりそうです。
3着候補として面白いのはノヘア。前走は2Fで10.9、3Fで11.3というダートとしてはかなりの激流を逃げて1.0差の7着で、差しが効く東京でこの成績ならここでは前進が見込めます。
【軸】7オイデヤスダイジン、12ディヴィニティ
【押さえ】1,4,9,13
枠連4-7
三連単7=12-1,4,9,13
■中山9R
さしたる先行馬が見当たらないここなら◎ロジペルレストの粘り込みに期待したいです。2走前(内房S4着)は先行勢の中では勝ったデザートスネークとこの馬が掲示板を確保し、そのデザートスネークは次走OPで3着と力を示しました。メンバー的にも恵まれたここは見せ場を作れるはずです。
【本命】5ロジベルレスト
【相手】9リフトトゥヘブン、11エムオーグリッタ
【押さえ】8,10,12
単勝5
三連複5-9,11-8,0,10,11,12
■中山11R
Cコース替わりにつき、前週までの内受難の流れはいったんリセットされたと見てよいでしょう。ペースを握れる馬の中では一番内に入った◎ブラックスピネルで足りると考えます。前走で外したブリンカーを今回再装着。この枠なら逃げ以外の選択肢は無いですし、前走惨敗で人気もマークも薄くなるここは昨年の白富士Sの再現があっても驚けません。
有馬記念に向け仕上げていた○クレッシェンドラヴも状態面は抜かり無し。ピークアウトの懸念もあり印は一枚落としましたが、内枠をウチパクが上手く捌けば(渾身のギャグ)勝機まであるでしょう。
【本命】2ブラックスピネル
【対抗】3クレッシェンドラヴ
【押さえ】5,7,13,17
馬連2-3
ワイド2-3
三連複2,3-5,7,13,17
■京都9R
年々頭数が少なくなる福寿草特別。新春開催は調整が難しく、金杯のような重賞やレアな条件(中山D2400m等)ならともかく、1勝クラスの条件戦はここに限らず他にもあるので敬遠される傾向にあることが理由と推察されます。昨年はついに6頭立てとなりましたが、その勝ち馬はダービー馬ロジャーバローズ。一昨年の勝ち馬アイトーンも若葉Sを連勝しクラシックを皆勤しました。
小頭数でとかくペースが落ち着くため、必然的に前に行った馬の残り目が期待大です。前売り時点で7頭立ての7番人気と舐められていますが、今回のメンバーの中で唯一ハナを主張しそうな◎ディープハーモニーの単勝が美味しいと見て勝負します。
【本命】3ディープハーモニー
単勝3
■京都10R
近走のメンバーレベル的に見ても◎レッドルゼルの優位は堅いと見ます。但し同型馬も少なくなく、タイプ的に頭鉄板という信頼は置きにくいため、複系の軸として相手を探します。
面白いのは☆クリノサンレオ。弟のクリノガウディーともども、気分良く行ければ力を発揮できるタイプでこの馬は「外枠」がカギとなります。過去、8枠を引いたレースでは(3,1,0,2)で、着外の2回の内1回は台風の日(2019/10/12)の4着と芝での7着。今回は16頭立ての14番枠を取りましたが、12番、13番、15番、16番はいずれも前に行きたい馬ばかり。周りが自然と前につければこの馬が「実質大外枠」となります。
この手のデータは半分オカルトでもあるのであまり好きではないのですが、「クリノ軍団(馬主が栗本博晴氏)」×「森祐太朗騎手」×「藤沢則雄厩舎」の取り合わせは2019年に抜群の回収率を誇ったトリオで、当ブログでもクリノケンリュウにはお世話になりました。ジョッキー自身もこの馬で2勝と手の内を知っているだけに、2番手以下混戦となるここは潜り込みの目があっても驚けません。
【本命】3レッドルゼル
【対抗】14クリノサンレオ
【押さえ】10,12,13,15
三連複3-14-10,12,13,15
■京都11R
9Rの話と矛盾するようですが、昨年は12番枠のパクスアメリカーナが差し切り勝ち、2着は14番枠から積極先行したマイスタイルと、新春開催の京都は通常の開幕週とは異なる傾向が表れています。
上の表は昨年の1月開催の京都芝コースの枠番別成績です。
通常、6~8枠は複数頭が入るケースが多いため必然的に勝率は下がるのですが、8枠が最高勝率という不思議な現象。回収率も外枠が優勢となっています。京都の新春開催は前回(11月)から1か月のインターバルしかない中、オーバーシードとシートによる養生では内の痛みを賄いきれないケースが多々あります。連続開催となるため開催前半はAコースを使わざるを得ず、門松Sの項でも少し触れましたが10月開催では台風の影響下でレースが強行されるなど必ずしも「芝に優しい」とは言えないコンディションでした。
実際、JRAもこの点については以下の通り認めています。
出典:JRA「馬場情報」
例年以上に芝コンディションが良くないと考えれば、多頭数で内外に広がるような展開においては外を取れる馬が有利と考えた方が良いでしょう。
事前の予想は別だったのですが、もろもろひっくり返して◎メイショウショウブとします。前走阪神Cはグランアレグリアが強かった、の一言。NZT2着時までは展開利もありましたが、秋シーズンはローズSの5着もあり地力強化がうかがえます。1勝馬ではありますがこれが53kgで出られると考えればここは恵まれました。外目の番手を取れればチャンスと見ます。
相手候補は外差しできる馬から。▲カテドラルは前走からも人気しそうですが、気性に難があるためあのように思い切ったレースが理想。池添学師は「中団くらいが理想」とコメントを出していますが、39歳の池添師が50歳のレジェンドに指図できるとは思えず、結局は武豊Jのペース判断にゆだねられるものと見られます。
楽しみなのは○ハッピーグリン。この馬はスピード型と見ていたので、次回1600m以下のレースに出てきたときはぜひ買おうと思っていたところでした。どうしても展開に左右されてしまいますが、前半が33秒で流れても33秒台で上がって来れるスピードとエンジンを持っており、縦長すぎる展開にならなければチャンスは十分と見ます。
【本命】17メイショウショウブ
【対抗】11ハッピーグリン
【押さえ】3,4,6,7,15
【押さえ】3,4,6,7,15
単勝17
馬連11,17-8,11,13,17
三連複11-17-3,4,6,7,8,13,15
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