■中山10R ◎グロンフォール→5着
ミナリクJには積極騎乗を期待していたのですが、結果的に前にいた馬が壊滅の流れで後方から押し上げての5着は健闘の部類です。とはいえ、元々ダート馬でキレで勝負するタイプではないわけですから、仮にスタート上手くいっていて前目につけていたら4角で呑まれていた可能性が高く、こういう流れになった時点で今日は厳しかったと言えるでしょう。
■中山11R ◎レピアーウィット→14着
この馬は砂を被るとよくないので、外枠は大歓迎のクチ。しかしながらスタート前から掛かりっぱなしで案の定出遅れ、一旦は中団まで押し上げるも2コーナーで早くもガス欠。見るも無残な敗戦となってしまいました。流石にこの敗戦の責任を鞍上に押し付けるのは酷というもので、ノーザン×金子オーナーの馬への騎乗とあって一層気合が入っていたであろうデムーロJにとっては何ともやり切れないレースとなってしまいました。
■中山12R ◎ウォークザライン→7着
今日は10戦ぶりの芝でしたが、わざわざ遠征してまで芝を使うというローテに勝負度を感じ抜擢。出負けして中団からのレースになってしまいましたが、直線は内を突いて足を伸ばし3着争いとも差のない接戦まで持ち込みました。展開、馬場を考えても出負けが痛かった印象で、被されない中外枠だったら着順はもう少しよかった可能性はあります。次走芝で続戦なら人気しないはずなので、もう一度狙ってみたいです。
■京都10R ◎ロードレガリス→1着
ダートは準OPでの滞留が多くクラスの壁が厚い一方で、突き抜けて強い馬はあっさりと通過してしまうクラスでもあります。この馬は突き抜けて強いという結論でした。
フリーフリッカーは東京ダート2100mのレースが続いていただけに対応できるかがカギでしたが、地力の高さで食い下がっての2着。3着のクイックファイア同様、ロードレガリスに早めに上がって来られる中で健闘を見せました。順番は遠くなさそうです。
■京都11R ◎タガノビューティー→6着
力のいる馬場ということでダート実績あるこの馬から行きましたが、直線半ばで止まってしまう朝日杯のリプレイのような走りでした。現状では終いの爆発力は確かな一方、芝でついていける脚力は無いようで、道中でHPを使い果たしているような印象を受けます。
タガノビューティーのように早々にOP昇格してしまった馬、特にダート馬は使える番組が無いため、ここに出すという選択自体は理解できるものの、現状ではこれが限界と言えるかもしれません。2~3歳の上級条件を増やし出走サイクルを早めるのであれば、ダート路線も同様に整備していかないといけないのですが…
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