【ラインアップ】
福島12R(川俣特別)
阪神10R(陽春S)/11R(アーリントンC)
■福島12R
◎タガノスカイハイは典型的なルーラーシップ産駒で、根幹距離(0,0,0,7)に対し非根幹距離(1,2,0,2)と良績が偏っています。ここ3戦は連続④着ですが、1800m戦の3走前はタイム差なし、2走前は0.2差なのに対し2000m戦の前走は同じ④着でも1.1差とかなり離されてしまいました。ラストの一脚で決着する福島も合っており(0,1,1,0)。勝ち味に遅いタイプではありますが、ここなら信頼できそうです。但し2着、3着の可能性も十分にあり、連系・複系はかなり手広く行かなければいけなさそうなので、単勝に比べ売れてない複勝で行きたいと思います。
【本命】15タガノスカイハイ
複勝15
■阪神10R
阪神はお昼の時点で不良馬場。テルモードーサ等前に行きたい馬が何頭かいるメンバーで脚抜きの良いダートなら前半33秒台まで覚悟しなければならず、芝短距離の血統が台頭する余地が生まれます。
◎ロードラズライトはロードカナロア産駒ですが、ダート短距離に路線変更して成績が安定。ここ2戦は終いを活かす形で②③着しており、2走前先着したスナークライデンは既にOP入り。この馬の順番も遠くはありません。
ヘリオス、サトノギャロスは出来れば自分でレースを作りたい馬で、逃げ馬のペースに巻き込まれる可能性があるここは人気ほどの信頼は無いと見ます。それならば外枠を引いて被されずに進めそうな○メイショウミライの巻き返しに期待です。
【本命】4ロードラズライト
【対抗】13メイショウミライ
単勝4
馬連4-13
ワイド4-13
■阪神11R
先週の桜花賞と同じ、Bコースの芝外1600mで行われるアーリントンカップ。3月開催の時代は皐月賞を目指す馬も出てきていましたが、2018年から施行時期が繰り下がりNHKマイルCのトライアルとなり、短距離路線からマイルを目指す馬も多く出てくるように。このため本レース単体での過去傾向などはほとんど当てにならないため、同じコースで行われるレース全体での傾向から考えることとしました。
一つ面白かったのが平均ラップのデータです。コース改修と路盤変化を踏まえ2018年以降のデータを抽出しましたが
全体平均:12.68-11.19-11.85-12.19-12.11-11.38-11.36-12.00
古馬平均:12.68-11.18-11.77-11.99-11.85-11.25-11.31-12.00
3歳平均:12.59-11.08-11.78-12.20-12.21-11.55-11.40-12.11
前半3Fはむしろ3歳戦の方がキツく、下級条件では差し馬の勝利が過半を占めます。これは能力の個体差が大きいと言うのが一番の理由ですが、裏を返せば本質的にこのコースを前目で押し切れる力があるかないかという話になってきます。先週の桜花賞は結果的にデアリングタクトの外差し決着でしたが、2着のレシステンシアや3着のスマイルカナは既にマイルで重賞を勝っている馬で能力の裏付けはありました。逆にフィリーズレビュー組が全く太刀打ちできなかった点を考えれば、「マイルがギリギリ」という馬ではなくそこを既にクリアしている馬から入ることが近道と考えます。おまけにこういう馬場ならなおさら。
前置きが長くなりましたが、本命は◎ボンオムトゥックとします。
ここまで4戦は全て牝馬限定戦で今回が初の牡馬相手のレースとなりますが、昨年10月の台風の日の京都で芝1600mの未勝利戦を追い込んで3着。その後は1800mを使われて未勝利・君子蘭賞を連勝。特に未勝利戦では36.3-33.5の流れを2番手で進んで自身も33.4で上がりをまとめた内容のあるレースで、ここで人気を下げる要素は無いと見ています。
ブロック移動制限の影響もあり予定外の乗り替わりを強いられる馬も多く、今回のメンバーの中では8頭がテン乗り。人気どころでもノルカソルカ、ギルデッドミラー、グランレイ等はここまでの乗り役から比べると…となってしまいます。人気の中心であろうタイセイビジョンも、既に十分に賞金は足りておりここで無理して消耗させる必要は無いと見ています。これが先行馬でうっかり残っちゃったとかならまだしも、後ろからレースをする馬だとそれも期待できません。そういう意味ではプリンスリターンが浮上しますが、既に1750万を持った「永世OP馬」につきここはやはり叩きに映ります。
ということで、先ほども触れたようにタフさを求めればボンオムトゥックと同じ米国血統
のトリプルエースの巻き返し、そして初芝にはなりますがデュードヴァンが気になります。この人気なら手堅くワイドで。
【本命】7ボンオムトゥック
【相手】2デュードヴァン、4トリプルエース
ワイド7-2,4
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