競馬歴=(年齢-20)の一般人が、一口馬主ライフと緩めの馬券予想を綴る日記です。
【更新方針】G1(2歳戦・障害除く):全頭評価と印 それ以外:開催日ごとの注目馬をピックアップ
2020年4月29日水曜日
【4/29(水)羽田盃予想】
羽田盃に限らず今年の南関クラシックは難解です。力量が伯仲しているというのもそうですが、他地区所属の騎手が乗りに来られないため、乗り替わりを余儀なくされる馬が多いのと過去走で他地区騎手で好成績の馬を額面通りに信頼してよいのかという点において予想をさらに難しくしています。
例えば今回のメンバーでいえば全日本2歳優駿を吉原J(金沢)で制したヴァケーションが実績面では抜けてはいますが、今回はテン乗りの御神本Jに乗り替わり。もちろん御神本Jも昨年のミューチャリー(写真)をはじめ本レースを2勝しており南関屈指の実力者であることは否定しませんが、ハイレベルな争い故少しのリズムの狂いも許されない舞台でテン乗りを積極的に買えるかと言えると…となってしまいます。
同じことは吉原Jで雲取賞①着から山崎誠Jへ乗り替わるゴールドホイヤー、全日本2歳優駿を石川倭J(北海道)、京浜盃を赤岡J(高知)で連続3着し今回笹川Jが跨るティーズダンクにも言えます。ティーズダンクは全日本2歳優駿で惜しいレースでしたが、アイオライトというスプリンターが引っ張ったハイペースを外差ししてのもので、外差し決着だったにも関わらず赤岡Jを以てしてブラヴールの0.7差だった前走を見るにこのメンバーでは厳しく笹川Jですが泣く泣く切らざるを得ません。
加えて「力量伯仲」と言いましたがそれは上位馬に限っての話で、重賞での実績のある馬とない馬とではっきり分かれるメンバー構成でもあります。
上記から導かれる自分なりの見解として
①主戦が騎乗を継続する実績馬
②手替わりするが実績上位の馬
の優先順位で考えたいと思います。
①主戦が騎乗を継続する実績馬→ブラヴール、コバルトウィング、グリーンロード
ブラヴールは京浜盃を鮮やかな末脚で快勝しましたが、元々この日の大井は外差し傾向で前後のレースで先行して上位だった馬も4角で外に持ち出していました。今の大井の馬場は内前有利が強いだけに、一筋縄ではいかなさそうです。
コバルトウィングは転入2戦目。ボンボンショコラやブレイキングバッドを見る限り、今年のJRA1勝クラスの転入馬のレベルは?となってしまいますが、先ほど取り上げた京浜盃でブラヴールと共に脚を伸ばして2着を確保。+11kgという馬体重もあり、直線半ばでは反応が鈍くこのまま馬群に沈むかと思われたところ再度の伸びを見せたあたり1回使われての上積みはありそうで、位置をとれる展開になれば自ずから上位進出は期待できるでしょう。
グリーンロードはニューイヤーC後に一頓挫あって順調さを欠き、予定していたステップが使えずやむなくクラウンCを叩いての参戦。その前走は控えて5着でしたが、行き切った時の強さは2走前で証明済みですから今回は逃げてくるでしょう。幸い他にテンの速そうなメンバーはファルコンウイング程度で、さほど先行争いで苦労することは無いと見ます。
この中ならグリーンロード>コバルトウィング>ブラヴールという序列になるでしょうか。
②手替わりするが実績上位の馬→ヴァケーション、ゴールドホイヤー
ヴァケーションは今年緒戦となった京浜盃を5着。好位の内を進み自身の勝ちパターンに持ち込みましたが、外差し優勢のコンディションで呑まれてしまいました。それを思えば決して悲観する成績ではなく、御神本Jならば少なくとも押さえには入れておかなくては…という感じでしょうか。
評価が難しいのがゴールドホイヤー。
雲取賞は見事な立ち回りだったのですが、この日は乾燥し砂ぼこりがもうもうと立つコンディション。レース経験の浅い3歳馬にとってキックバックをもろに受けるのは厳しく、逃げ馬の直後や後方勢には難しいレースになっていました(実際逃げたファルコンウィングが2着に残っている)。その上4角で一気にポジションを取りに行ったこともこの馬には良かったのですが、この時のレースラップが
12.5-12.2-13.5-13.2-12.8-13.0-13.5-12.7-12.7
という刻み方。
実はゴールドホイヤーが差を詰めた7F目(600m-400m)というのは一番ラップが緩んだ区間であり、2番手を進んでいたスティールペガサスが後退しファルコンウィングが楽になることを見越した吉原Jが一気に差を詰めに行き好位を確保、伸びあぐねる後方勢を尻目にあとはファルコンウィングを捕まえるだけという状況を作り出したことが結果につながったと言え、鞍上の好判断の賜物でもありました。
今回は山崎誠Jに乗り替わりですが、正直な感想として勝たせるのも負かせるのも共に吉原Jのレベルにはないと。馬の力があれば素直に勝たせる力のあるジョッキーではありますが、今回はグリーンロードという「ぶっぱなし系」の逃げ馬が居る以上自力で差を詰めないと厳しいのは自明で、過去3勝は全て川崎という点もこのコースへの適性は疑問視せざるを得ず…
<で、結局どうするんだよって>
本命は◎グリーンロードとします。逃げなければ終わりますが、ここは逃げられるメンバー構成なので。前進見込める○コバルトウィングを相手筆頭に、以下▲ヴァケーション、△ブラヴールの順。ゴールドホイヤーは個人的には買えないと言う判断で、来たらごめんなさい。
枠複4-7(馬複よりつくので)
馬複5-8
三連複8-2,4,5
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