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2020年4月4日土曜日

【4/4(土)予想】イチかバチかの乗り方で<ダービー卿CTカツジ>/ちぐはぐなレース続きで妙味<安房特別グロンフォール>他

一夜明け大変なことになってきましたが、提示された条件を基に馬券を考えるという行い自体は変わらないと信じています。心配なのは、これにより勝ち上がり機会を奪われる馬たちの今後です。日本において競馬は国家が管理する一つの産業でもあるので、他国のように簡単に中止にはしないでしょうが(それが疾病対策の観点から正しいのかは別として)、「やる限りは楽しむ」、それが我々にできる競馬産業、ひいては農水畜産業に対するせめてもの恩返しなのかもしれません。

【ラインナップ】
中山9R(安房特別)/10R(湾岸S)/11R(ダービー卿CT)

■中山9R

グロンフォールはこれが芝転戦4戦目ですが、初芝となった3走前は前残り決着を最後方からで届かず、2走前は積極策も目標にされ失速、前走は後ろからではノーチャンのミナリクJでノーカウント。色々噛み合わないレースが続いていますが、丸山Jを配したここは順当に前進と見ます。

【本命】10グロンフォール
【相手】3,4,6,8
ワイド10-3,4,6,8

■中山10R

この条件・距離にして17頭というのは珍しく、しかも先行したい馬が勢ぞろい。坂を2回超えるタフなコースであることを考えれば、ここは素直に外を回して差してこれる馬を狙いたいです。

◎はゴールドギアとします。とはいっても勝ちきる期待はありませんが。今回は▲キングオブコージをはじめ内枠に行きたい馬が固まり、先行争いは自ずから激化しそう。最後の一脚は確実な馬なので、ここで差し込んできて後はどこまで前を交わせるかです。

相手筆頭は○ヴァンケドミンゴ。3度の重賞挑戦以外は0.6差以内で走っている堅実派。田辺騎手はテン乗りとなりますがキャリア3勝は全てテン乗りで、ルーラーシップ産駒をここで買わないわけにはいきません。むしろ頭で買うならこちらの方が魅力。

ちなみに「ドミンゴ」とは「日曜日」の意味なのですが、先に述べたキャリア3勝は全て土曜日のレース。不思議なものですね。

【本命】10ゴールドギア
【対抗】14ヴァンケドミンゴ
【押さえ】2,5,13,17
単勝14
馬連10-2,5,10,13,17
三連複10,14-2,5,13,17

■中山11R

先日の東風Sの際に「ここは勝負気配に見えない」と評した◎カツジ。前走はキャリアで初めて松山J以外の手綱で6着。展開、そして丸1年ぶりのレースであることを考えれば悲観する成績ではありませんが、この馬は勝ったニュージーランドTにしても4着に好走したマイルCSにしても最後方から追い込むような極端な競馬のほうが合っているタイプ。前走のようになし崩し的に脚を使わされる展開では実力を出し切れません。かといって使える脚に限りがあるため、東京のような純粋な追い比べよりは一瞬のキレでカタをつけられる中山・京都といったコースが向いています。

加えて今回松山Jは重賞ウイナーであるサクセスエナジーのコーラルSを蹴って参戦。ひと叩きしてのローテも相まってここはタイトルを獲りに来たと見ます。

牝馬で56kgと実質トップハンデの▲プリモシーン、昨年から+1.5kgの▲マイスタイルは相手までの扱い。プリモシーンは直線捌けるか、そしてマイスタイルは距離延長で折り合えるかがポイントになりそうです。

押さえは枠順好転の△ジャンダルム、調教が引き続き好調な△ストーミーシー、あとは年明けから大きな着順続きも小差で走っている△ブラックムーンも狙いたいです。穴なら★ナインテイルズ。9歳にして相変わらず坂路の動きは好調で、連続騎乗の野中Jならここは引いて後ろからの戦法を採ると見ています。最後の脚に賭けた時の食い込みに警戒です。

【本命】15カツジ
【相手】1,2,3,7,9,16
単勝15
馬連15-1,2,3,7,9,16
ワイド15-1,9

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