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2020年2月2日日曜日

【2/2(日)結果】と、ニシノジャガーズの騎手について。


単勝やらでコツコツ増やして気づけば130%。まだまだ無駄な馬券が多いなと反省です。特に小倉は全く当たらないゾーンに入ってしまったので、来週も静観の見通しです。

■東京3R ◎アヴァニイ→1着

慌てず騒がずキッチリ差し切る、ルメール競馬の真骨頂を見せつけてくれました。前走が評判馬ニースヘッグの2着だったナスノフォルテが一本被りの人気だった分、3.8倍でも十分ついた方でしょうか。通常なら1倍台でもおかしくないシチュエーションなので。

🎯単勝 3.8倍

■東京8R ◎ニシノジャガーズ→8着

最後のゲートインということもあり、出遅れは2馬身程度で済みました。馬群も比較的縦長にはならなかったのですが、直線では内を突きスムーズに追い出せず、ようやく前が開いたのは最後の200m程度。これでは万事休す。

内突きは前走のシャングリラ賞と同じ戦法で、この時は経済コースを進み4着まで押し上げてきました。しかしながら、脚抜きの良い馬場で縦長馬群となった前回と良馬場で馬群が密集した今回とでは、適する戦法は違うと思うのですが…


上記が前走(シャングリラ賞)の直線入り口です。馬群が「/」の形に伸びており、ラチ沿いは黒い帽子の馬(アイアムハヤスギル…2着)まで空いています。


こちらは今日の直線入り口。まずラチ沿いの前に青い帽子(ミッキーボニータ…12着)がおり、その横にも馬群の壁がずらっと広がっています。ここでまだ外に切り替えて芦毛(モリトシラユリ)とその隣の赤い帽子(ベイオブコトル)の間あたりを割るように仕向ければ十分エンジンをかけられたと思うのですが、前走に味をしめたのか陣営の支持なのかは分かりませんが岩部Jは頑なに内を狙います。

その結果どうなったかと言うと


狭いところに押し込まれ追い出せず。


ようやくまともに追い出せるような進路になったのは200m地点。エンジンがかかるのに時間がかかる馬だけにこれでは間に合いません。

前走で33秒台の脚を繰り出したことで、この馬のポテンシャルに多くの人が気付いた結果今日は単勝6.7倍の4番人気に支持されていましたが、予想時にも書いた通り「単勝で買うべき馬ではない」という話はこのこととも関りがあります。

ゲート再審査を食らうほどの酷い出遅れ癖を持つ馬に年間数勝レベルの騎手が跨っていて、単勝6倍ではハイリスクローリターンでロマンを感じないというのが自分の持論です。

岩部Jは個人的には好んで買うタイプの騎手です。エースロッカーやアテンフェアリー等がそうであるように、イメージ通りの戦法が嵌れば普通に勝てる腕はあります。一方で、立場的にも仕方ないのでしょうが戦法の柔軟性には欠け、嵌らなければ仕方ないというタイプでもあります。

では騎手を変えれば問題は解決するのか?どうやらそう簡単にはいかないようです。


昨秋にゲート再審査をパスしている同馬ですが、乗り役が変わるとうまく行っていたものが行かなくなることもあるわけで、現状は岩部J以外に乗り役がいないというのが正直なところのようです。オーナーの口ぶりは「他に誰も乗ってくれないから」というニュアンスを感じさせるものですが…

ニシノデイジーの件で大きな騒ぎになりましたが、西山茂行氏は昔ながらの義理人情に篤いオーナーで、恩を仇で返すことはしない人です。現にニシノデイジーを降ろされた勝浦騎手についても、同時に主戦から降ろしたニシノドレッシーの鞍上に復帰させ、再度チャンスを与えています。調教再審査のためにマンツーマンで稽古にあたってくれた岩部Jはまさに恩人なわけで、馬の特性的にも心情的にもそう簡単に降ろすことははばかられるでしょう。

てなわけで、今後はオッズとの兼ね合いで考えていく必要がありそうで、引き続いてこのくらい人気するようであれば、怖くて軸にはできません。

■東京11R ◎ミッキーワイルド→11着

レース直後は鞍上を疑いましたが、よく見るとパドックで前後の馬が外目を回っているのに対しこの馬はアンツーカーの内側に入り込むほどのトボトボとした歩様。馬体も+8kgで明らかに次を見据えた造りでした。これではデムーロJは責められません。それでも流石に負けすぎですし、これで次買えるかと言われれば微妙なところです。

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