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2020年2月29日土曜日

【3/1(日)予想】ミナリクJ「得意」×「得意」条件で素直に<中山記念ウインブライト>


普段はオッズなどを絡めながら開催当日のお昼ごろまで検討するのですが、明日の出馬表見ていたら根拠を持って買えるレースがこれしかなかったので、既にオッズの大勢も見えているのでこの段階でまとめることとします。

【ラインナップ】
中山11R(中山記念)

■中山11R

このブログではことある毎に「出遅れる」「短距離戦では買えない」「差し競馬に向いてない」「折り合えない」とマイナス要素を小出しにしてきたミナリクJ。しかしながら、ミュゼエイリアンやスミレ等たまにあっと言わせる好騎乗が飛び出すのも事実で、取捨選択をしっかり行ったうえで「買える条件」を見つけることが大事と考えています。

それで言うと、ミナリクJを買える局面として以下の2つが挙げられます。

①ダート1200m&芝1800m戦

まずは初来日(2014年)以降の日本での全成績がコチラ。


芝では苦戦していますが、元々追えるタイプであるが故、出遅れが致命傷にならない(全体時計が掛かり挽回のチャンスがある)ダートでの成績は悪くはありません。

距離別成績・ダート


満遍なくやれていますが、特に短距離での活躍が光ります。1200mならベタ買いでも儲かるほど頑張っています。

距離別成績・芝


全体成績の悪い芝ではありますが、唯一1800m戦は複勝回収率100超えの健闘を見せています。騎乗数を考えても、この条件なら別人と考える必要がありそうです。

②コーナー4回のコース

下記はコース形態(コーナーの回数)による成績の違いです。


これも出遅れ癖と関係するのでしょうが、コーナーの回数が多ければ前が減速する=前後の差が詰まるチャンスが増えるので、相対的に位置取りを落とさずに進められることから回数が上がるにつれ成績も上向いています(流石に5回以上となると長距離のため折り合い難が顔を出しますが…)。

さて、先ほど①で「ダート1200m戦」と「芝1800m戦」の話をしました。ダート1200mはコーナー2回のコースしかないですが、芝1800mには東京のようにワンターン(コーナー2回)のコースと中山のようなコーナー4回のコースとがあります。成績の良い芝1800mに絞ってコーナー回数別の成績を割り出すと…


有意な差が確認できました。

出遅れ癖との関連を書くために少し回りくどい言い方をしましたが、結局のところこの差は(関東でしかほとんど乗らない現状では)そのまま「中山と東京の差」と言い換えることができます。


この通り、コーナー回数のデータをコース別に変えても全く同じ数字が出ています。

ちなみにこの「複勝率40%」というのがどのくらいの信頼度かというと、下記の通り今年の騎手リーディングで上位3傑に匹敵する成績です(もちろん全成績との比較ですので純粋なものではないですが)。


この通り、「中山芝1800mに限ればミナリクJはトップ級の信頼度」と言うことができます。昨年の中山牝馬Sでもウラヌスチャームで2着がありますが、走られても何も文句はない、というのがこの舞台です。そこにこのレース2連覇中のウインブライトと来るわけですから、疑う余地はありません。100%の仕上げでないのは他の有力馬も同じ。ダノンキングリーは強力ですが、後腐れのない短期免許騎手を配してきたここはウインブライトも勝ちに来たと見て、素直に信頼したいです。

※ちなみに主戦の松岡Jはこのコース(24,18,22,218)で勝率8.5%、連対率14.9%、複勝率22.7%とミナリクJの半分程度となっていました。

ダノンキングリーは尋常に考えれば対抗以下には落とせませんが、やはり本番はこの先。安田記念までおつりを残すことを考えれば、いくら横山典Jとはいえ無理はさせないでしょう。

【本命】8ウインブライト
【対抗】3ダノンキングリー
【押さえ】5,7
単勝8
枠連3-8
三連単3=8-5,7

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