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2020年2月22日土曜日

【2/22(土)予想】ブリンカーで進境見えた今なら<ダイヤモンドSバレリオ>/大外ぶん回しても間に合うか<京都牝馬Sアルーシャ>他

【ラインナップ】

東京11R(ダイヤモンドS)
京都10R(河原町S)/11R(京都牝馬S)

■東京11R

まず、狭義における「長距離路線」というものは、実質的に存在しないと考えております。

メジロに代表されるような元来の「ステイヤー血統」というのは、日本競馬が「世界に追いつけ、追い越せ」という掛け声のもと2000m前後のクラシックディスタンスに対応しうるスピードを志向するようになった90年代以降急速に衰退しています。結果として、一部にはこの路線で結果を出す馬は残っていますが、近年の長距離戦の大半は「中距離馬が能力の高さで3000m超のレースも押し切る」というケースです。そのため、そもそもの絶対数と馬供給数の少ない長距離戦の直近成績だけを見ても、それ以外の路線の馬にチャンスがないわけではなく、むしろそのような馬のほうが人気がしにくいため、能力比較を正確に行ったうえで積極的に狙うべきゾーンとも言えるでしょう。

前走で強い勝ち方をしたタガノディアマンテをはじめ4歳勢が人気の中心。しかしながらスローのヨーイドンになる東京のコース傾向を考えれば、直近成績よりそこへの適性を考えたいです。

バレリオは初ブリンカーの前走、先団につけながらもしっかりタメの利いた競馬で3勝クラスを卒業。その前走からは5着のトーセンカンビーナ、そしてブービーのバイオスパークが次走で1着。2着だったエーティーラッセンも次走の日経新春杯で3着と、ハイレベルなメンバー構成でした。明け5歳にしてまだキャリア7戦と伸びしろが大きく、先週ビターエンダーでアッと言わせたミナリクJお得意のスタミナ戦。ここは狙い目と見ます。

○はオセアグレイト。前半スローで後半に加速ラップを踏む対応の東京2400、福島2600といったコースで好走。セントライト記念はこの馬の適性外で、この舞台なら重賞に手が届くと見ます。

【本命】15バレリオ
【対抗】1オセアグレイト
【押さえ】4,5,6,7,8
単勝15
馬連15-1,4,5,6,7,8
三連複1,15-1,4,5,6,7,8

■京都10R

ペイシャネガノの前走は内枠で包まれて何もできずの敗戦。ここまでの好走パターンは直線でスッと外に持ち出すか逃げるかのいずれかで、最後の1Fは流しての大敗ですからダメージも少ないはずです。外枠の方がスムーズなレース運びが出来そうで、後方待機組に利があった2走前のシャングリラ賞を逃げきったポテンシャルはここでも通用と見ます。

【本命】12ペイシャネガノ
【相手】2,7,13,14
単勝12
馬連12-2,7,13,14

■京都11R

先週の京都記念の直線。


もはや●分どころなどというレベルでなく、外半分に馬群が密集する状況。これで乾いていればまだ内を救う馬が居てもおかしくは無いですが、降りしきる雨の影響で芝は重予想。これは外を回らざるを得ません。

それならば◎サウンドキアラの大外枠も絶好と言えるでしょう。どちらかといえば1600mのほうが競馬しやすいタイプではありますが、この馬場ならペースは落ち着くはずですし何が何でも!というタイプも不在。重馬場実績もあるこの馬から入ります。

当初本命の予定だった○アルーシャは最内枠はともかくとして、渋るとダメなタイプの模様でここは1枚割り引きました。この馬場合いそうなプールヴィル、距離短縮で一発の魅力秘めるリバティハイツも押さえておきたいところです。

ちなみに広尾のディメンシオンですが…重馬場は歓迎ですが本来左回りが良いのと、ここは休み明けの叩きという側面が強く、何せ藤原英厩舎の馬にに松田Jが乗るのは約4年ぶり(前回は2016年3月)。岩田望Jの代打とはいえ唐突感は否めず、狙いは次でしょう。

【本命】17サウンドキアラ
【対抗】1アルーシャ
【押さえ】5,9,13,14
単勝17
馬連17-1,5,9,13,14

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