中山11R(弥生賞ディープインパクト記念)
中京9R
阪神10R(播磨S)/11R(大阪城S)
■中山11R
実は他のレースを書ききった後につけ足したのがこのレース。週中の想定より雨足が長く、馬場の悪化が進んでいることから◎パンサラッサの残り目に注意したいです。
歴史的大差勝ちとなった未勝利戦のパフォーマンスは記憶に新しいですが、この馬自身は決して逃げなければいけないタイプではなく、ペースも62~3秒くらいを刻みたいクチ。ですが今回は行きたい馬がウインカーネリアンくらいしか見当たらず、トライアルという性質を考えれば少なくとも向こう正面まではみんな大人しくするはずです。考えられるとすればオーソリティのまくりですが、これは失敗するとかなりリスキーで来日2日目のヒューイットソンJがそこまで強気に攻められるかは未知数です。
サトノフラッグは良馬場でキレを活かしたいタイプ、ワーケアも本来なら東京など広いコースで伸び伸びと走らせた方が良さそうで、能力だけで展開利を覆せるほどの器とはまだ断定できません。それならば小頭数で揉まれないレースが合いそうな★メイショウボサツの食い込みを期待したいです。
【本命】3パンサラッサ
【相手】7
単勝3
馬連3-7
ワイド3-7
(13:58追記)
あまりに馬場が悪くなり差し届かない懸念に加え、複勝オッズが2倍を切り人気面でも抜けつつあることから妙味と期待値のバランスを鑑み外しました。
■阪神10R
ここは昇級初戦の馬が6頭もいるうえ、現級経験のある馬も近走がパッとせず抜けた存在が居ないメンバー構成。本来ダート準OPは層が厚く、昇級馬がいきなり現級の壁を打ち破るのは難しいのですが、ただでさえ冬場は調整が難しいうえ、ダートの上級条件は自然と大型馬が多いですから、近況冴えない現級馬よりは昇級馬の勢い、調子を買いたいと思います。
それで言うと連勝でここに臨む馬が2頭おりますが、中でも狙いたいのが◎グランソヴァールです。元々芝でも好走していたので足元の締まったダートは問題なく、連勝後リフレッシュを挟んで状態も問題無さそう。ペイシャネガノ、アユツリオヤジあたりが先団を形成すれば馬場を考えてもスローは考えにくく、外からまとめて交わし切る前走の再現があっても驚けません。
とはいえ、冒頭で申した通り混戦模様につき、相手選びが非常に難航しました…ここもこの馬が来るか来ないかで組み立てます。
【本命】14グランソヴァール
単勝14
複勝14
■阪神11R
いつもならサイモンラムセスが引っ張るので平均~ハイ寄りのラップを想定すればよいのですが、前走でランスオブプラーナにハナを譲りながら前半1000mが60.3という小倉にしては普通のペースに落ち着いたところを見ると、往時の行きっぷりには無い可能性があります。仮にサイモンラムセスが行けないとなるとハナを切りそうなのはグローブシアターあたりになりますが、そうなるとかなりのスローが見込まれます。
今回の出走馬で人気どころに多いのが「前半60秒以下のハイペース戦で切れ味を活かすタイプ」です。センテリュオしかりサトノアーサーしかりフランツにしてもです。サイモンラムセスがいつもの行きっぷりを取り戻していれば彼らの出番になりますが、阪神にいるにもかかわらず小牧Jが乗らないあたりを見ると、その可能性は低そうです。馬場も踏まえれば62~3秒台の流れも想定しなければなりません。
ここはペース不問の安定勢力として◎バイオスパークを推します。
前半60秒のレースでも65秒のレースでも連対実績があるのがこの馬の特徴で、幅広いラップへの対応能力が伺えます。近走の充実ぶりには見るべきところがあり、勝ち上がった前走も5着だったテーオービクトリーが次走で勝ち上がる等レベルの高いメンバーでした(2~4着は以後未出走)。
加えて今回は斤量面でも恵まれました。サイモンラムセスの52kgに次いで軽い54kgがこの馬を含め4頭おりますが、センテリュオとサトノワルキューレは牝馬につき実質56kg。もう1頭の54kg▲ジェシーは既にOPで2戦しており、それも踏まえての値付けでしょう。ブラックムーンやエアアンセムが過去の実績で57kgを背負わされていることを考えると値頃感が強い斤量と言え、抜けた馬の居ないここでの通用可能性は見出せそうです。
【本命】9バイオスパーク
【相手】1,3,4,6,11,12,14
単勝9
馬連9-1,3,4,6,11,12,14
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