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2020年3月29日日曜日

【3/29(日)予想】自信を取り戻した王者<高松宮記念モズアスコット>/出脚の良さに磨きかけ<中京7Rエイカイキャロル>他

このブログを書いている途中で中山が打ち切りになってしまいました。まぁ雪予報の時点で元々手を出す気はなかったのですが、恐らく明日に続行となるのでどこまで馬場が回復してくれるかが気になります。

【ラインナップ】
中京7R/9R(大寒桜賞)/11R(高松宮記念)

■中京7R

先週のスプリングSでJRA重賞初制覇を飾ったヒューイットソンJ。日本競馬への適応について色々と言われておりましたが、芝への順応も進み米国型のデッドヒートだけではなく切れ味を活かす騎乗もできるようになってきており幅が広がってきた印象です。

そんなヒューイットソンJについて自分が推したいのが「スタートの巧さ」です。



上は先週のスプリングS、下は3/8中山6Rで1着だったシェダル(1枠1番)のスタートです。他の馬と比べてスタート時の首の位置が低くなっていることがお判りいただけると思います。

加えて先週土曜の中山3Rのアシェットデセールのように、出せない馬でもしっかり先団に取り付いて折り合わせ直線で脚を使わせるというレベルの高い騎乗も見せており、流石は南米のリーディングジョッキー。「出遅れて焦って出して暴走させる」元南関トップジョッキー元ドイツリーディングジョッキーとの格の違いを見せつけるに至っています。

そのヒューイットソンJが跨る◎エイカイキャロル。元々出脚のあるタイプではありますが、前走は外差し天国の福島での逃げ、前々走も例のショウナンバニラのレースでいずれも度外視可能。スンナリハナを奪える展開となればアッサリもあり得そうです。

相手筆頭は再転入の○プラチナポセイドン。元々未勝利でもアントリューズ等骨っぽい相手と伍していた馬で、ここに入れば引けは取らないでしょう。

【本命】6エイカイキャロル
【対抗】3プラチナポセイドン
【押さえ】8,11,15,18
単勝6
馬連6-3,8,11,15,18
三連複3,6-8,11,15,18

■中京9R

7Rの話とも関係しますが、◎イマジナリーラインの手替わりはプラスでしょう。500kg近い馬体重でタフな馬場でも走れる期待大。

相手は「俺とお前の」○アカイイト。この馬も牝馬ながら500kg近い馬格で、外差しが決まるコンディションも味方しそうです。但しポツンからの4着という可能性も考慮し、複系で一考。

【本命】2イマジナリーライン
【相手】9アカイイト
単勝2
ワイド2-9

■中京11R

まずは結論。◎はモズアスコットです。

昨日から今日にかけて色々なメディアを観ておりますが、自分が追えている範囲で同馬を本命に掲げているのは…


この方のみでした。
どうでもいいんですが、矢作麗ってどこかで見たことある顔だよなーと思っていたら


多分これ(庄司芽生/東京女子流)。
今は足が遠のいてしまいましたが、つい数年前まではライブには必ず足を運んでいたAstalight*の端くれでした。めぃてぃん推しの自分としては何か琴線に響くところがあるタイプの造りなんですよね。但し角度に寄りますが。

そんな話はともかく、今回モズアスコットを推す理由としては

①距離短縮ローテ
②新味を引き出す舞台

の2点です。
これらはまんま自分がフェブラリーSで同馬を一銭も買わなかった理由になります。

①距離短縮ローテ

うるさいところのあるこの馬にとって、前走比で距離が短くなる時は走りやすいというのがあります。

全成績  (7,5,0,9)
 距離短縮(3,3,0,1)
 同距離 (2,1,0,4)
 距離延長(2,1,0,3)

距離短縮で1回④着がありますが、これは阪神芝2000mでデビューしたのち2戦目に阪神芝1800mを使った時のもので適性の観点から実質参考外。そもそもこの馬は1800m以上で(0,0,0,3)ですので、実質的にはパーフェクトと言えるでしょう。フランケル産駒は気持ちが乗れば走る一方で燃えやすい部分もあり、昨日のソウルスターリングはラストランで700mの距離延長に挑んだところ見事に掛かって終戦。6歳牝馬にしてまだあれなのですから、血は争えません。その裏返しとして、相対的に追走ペースが上がる距離短縮局面で好走できると言うのは頷けます。

②新味を引き出す舞台

前走後、矢作師は「終わってないというところを見せたかった」というコメントを出していました。①とも関連するのですが、惜敗が続く中で連闘での安田記念制覇、芝でもう一歩のレースが続く中でのダート転戦と、レース環境を変えてゆくことで馬に刺激を与え、新味を引き出すとともに「ズルさを出させない」使い方をしているように見えます。またこの馬(というかフランケル産駒の多くに言えることですが)は好調期は連続好走できるのに対しダメになるとズルズル引きずってしまう部分もあり、直近でイマイチだった同馬への刺激として、ダート参戦が嵌ったという見方もできるでしょう。今回は初めてのスプリント戦になりますが、この馬にとってはプラスに作用すると見ます。

加えて目下2連勝中と馬自身も状態を上げており、坂路入りの際にも他の馬を威嚇するそぶりを見せるなど、すっかり自信を取り戻している様子。こうしたコンディションの面でも今回は買いと判断します。

馬券ですが、正直3着候補まで考えるとかなりの混戦のため、本線は単勝として馬連で遊ぶくらいの気持ちでいます。

【本命】14モスアスコット
【相手】2,6,10,12,16
単勝14
馬連2,6,10,12,16

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