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2020年3月14日土曜日

【3/14(土)予想】中山のセオリーに反して<房総特別シセイタイガ>/十分強いのに恵まれた<中山牝馬Sメイショウグロッケ>

予想の楽しさと難易度は別次元。

頭ひねって色々考えることは楽しいですが、要はそれだけ難しいってこと。妙味を見出すと一見ひらめいたように思えますが、それが嵌る確率というのはそんなに高くないと見られているから「妙味」に繋がっているわけで。ここら辺の間隔がつかめてこないと、浪漫派馬券で散財を繰り返すわけで、ここら辺が昨春からの大失速(下図)の原因なわけですから、冷静さを保ちながら回収率も保っていきたいです。


【ラインナップ】
中山10R(房総特別)/11R(中山牝馬S)

■中山10R

一応の中心はフォッサマグナになりそうですが、共同通信杯の感じを見るとマイルですら長そうで距離短縮自体は問題ないと思います。ただ、2回の重賞挑戦で歯が立たなかったことを踏まえるとあまりテンから急かされるのも向かなさそうで…

それ以外となると大混戦。ですが現級で実績のある馬が多く、どこからでも入れそう。それならば復帰した三浦Jを迎え入れた◎シセイタイガを狙いたいです。本来中山1200mはコース形状から内枠が有利となりますが、この馬自身は外目からスムーズに運んだ方が成績が良いタイプで中山1200mで1桁馬番なら(0,0,0,2)なのに対し2桁馬番だと(0,1,1,0)と安定して走れています。4戦ぶりに外枠を引けたここは好勝負必至と見ます。

相手筆頭は○ライバーバードです。芝転戦後⑤⑨⑧着ですがいずれも0.2、0.5、0.3差と小差の接戦。元々ダートも走れていた分馬場悪化は問題なく、1分9秒台後半の決着が見込まれるここならやれそうです。

紐で面白いのは△マッスルマサムネ。小倉巧者のイメージがありますが、前目で流れに乗れれば現級でも十分にやれる器です。先週の騎乗を見ましたがヒューイットソンJはゲートが上手く、じわっとアクセルを踏ませたいこの馬のようなタイプにはうってつけと見ています。

【本命】14シセイタイガ
【相手】1,3,6,7,8,9,13
単勝14
馬連14-1,3,6,7,8,9,13
三連複9-14-1,3,6,7,8,13

■中山11R

この時期の古馬重賞は4歳勢が人気するのは仕方ないのですが、今年に関しては既に古馬重賞を勝っているコントラチェックがおり、人気に拍車がかかっています。しかし「行けないと脆い」ことが戦績からもはっきりしているうえ、今回は元スプリンターのモルフェオルフェもおりハナはほぼ不可能と見ています。ここはこの馬の勝ちパターンにはならないと見て馬券を組み立てたいです。

ハンデ戦らしく直線は馬群がごちゃつき混戦になりやすく、かといってコース形態的に大外をぶん回して届くわけではなく、昨年のフロンテアクイーンのようにスムーズな立ち回りができる馬を中心視したいです。

本命は◎メイショウグロッケとしました。
昨秋のユートピアS以降、内枠で窮屈な競馬を強いられながらも最後までしっかり脚を使いターコイズS⑤着、京都牝馬S③着と重賞でも格好をつける走り。馬込みを苦にしない芯の強さはメイショウサムソン産駒らしいと言え、内目の枠を引けた今回も道中「死んだふり」から直線でもう一脚を使う競馬が出来ればこのメンバーでも上位の期待ができるでしょう。斤量が52kgと、③着した前走より2kgも軽くなるのもチャンスです。

相手には紫苑S2着の実績を買って○フェアリーポルカを抜擢。勝ったパッシングスルーはダートでももう一つの競馬でしたが、ここが一つの試金石となるでしょう。本質的にはメイショウグロッケ同様好位から一脚を使いたいタイプで、この枠もプラスです。

ペースが流れて折り合えれば▲エスポワールも当然に上位候補。展開利を活かせそうな△デンコウアンジュ、軽量組からは昨年3着のアッフィラートを導いた武藤J、差し脚ある△ロフティフレーズ

【本命】4メイショウグロッケ
【対抗】3フェアリーポルカ
【押さえ】5,9,16
単勝4
馬連4-3,5,9,16
三連複4-3,9-3,5,9,16

(15:25追記)
10Rの結果を受け、馬場がめちゃくちゃになっており外を回しても届く展開となってしまっている以上何が来るかわからないため上記予想を取消し、①レッドランディーニの単とワイド総流しとします。

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