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2020年7月18日土曜日

【7/18(土)予想】姉より早く、母より早く<函館2歳Sカイザーノヴァ>/隠れた安定勢力<鶴ヶ城特別ヴォイスオブジョイ>他


 2009年の函館2歳Sを制したステラリード。この年は函館競馬場が改修に入っており札幌競馬場で挙行されたもので、同レース過去51回の歴史の中で唯一「札幌で行われた函館2歳S」を制した馬でもあります。

【ラインアップ】

福島10R(鶴ヶ城特別)/15:10
函館11R(函館2歳S)/15:25
福島11R(阿武隈S)/15:45
阪神12R/16:15


■福島10R

 ◎ヴォイスオブジョイは昇級後もう一息の着順が続いていますが、芝1200mに限れば13戦すべてで0.5差以内でまとめている戦歴の持ち主です。このコースも⑤②①着と安定して走れており、末を活かしたいタイプなだけに外目の枠は歓迎のクチ。鞍上に目を瞑っても買う価値はあると見ます。

単14
馬連14-4,6,7,9,11,12,16


■函館11R

 例年開催最終日に催されていた函館2歳Sが今年は1日前倒しに。とはいえ先週の時点で結構差しが効いていたので、極端な内有利とまでは言えない状況です。明日の函館記念を占ううえでも、勝っても負けても参考にしたいレースです。

 このレースは例年、2F目に10秒台のラップを刻み先行勢が選別されたのち、ゴールに向かって11秒台を刻み続け急失速もしないので、前にいる馬でも最後まで脚の使えるタイプが望ましいですし、前が崩れるようなメンバー構成なら差し勢の台頭も期待できます。理想としては、本番同様のラップを刻んで勝ち上がっている馬。昨年のビアンフェのような馬がいればよいのですが、今年はそこまでのレベルで該当する馬は見当たらず。強いて言えば新馬戦で最後の1Fを流したモンファボリが該当しそうですが、試練の大外枠に決してベストとは言えない馬場状態でどこまで信頼できるか…を考えれば、他馬とそう大きな差はないと見ます。

 となると、差し勢にも付け入るスキがありそうとのことで◎はカイザーノヴァとしました。

 色々言われたモーリス産駒ですが、この馬に関して言えば母のステラリードが決して大きい馬ではなく(現役時の最高体重450kg)、産駒の最高体重も460kg(エンジェルリード、2018/08/26札幌6R時)に留まっていたところにタッパの大きさを補ってくれた好配合と見ることが出来そうです。前走時点で既に464kgありましたが、この先もっと成長しそうです。

 前走はスタートでついて行けず、4角では隣の馬を弾き飛ばして進路を確保するなどお世辞にも競馬が上手いとは言えない内容でしたが、直線だけでまとめて交わした内容は能力の片鱗を感じさせるものでした。加えて前走は一旦4F目で12.0までラップが緩んで最後の2Fで再加速するレース。息の入った前の馬に展開が向いたはずのところを差し込んできたのも評価できるポイントです。前走の位置取りが7番手以下だった馬は過去10年で一度も3着内がありませんが、そもそも該当するケースが152例のうちの8例しかなく、実際には一昨年のアスターペガサスや12年のストークアンドレイが4角11番手から差し切っており、相手関係によっては十分届く年もあります。モンファボリが大外を引いた今回はそちらの可能性に賭けたいです。

 タイトルにもあるように、ラジオNIKKEI賞で4着だった姉のパラスアテナより一足先に、そして母が同レースを制したのは旧日程で2歳の8月時ということで、2歳7月の重賞制覇となれば母をも超えるスピード勝利となります。文字通りの世代「一番星」となる資質は十分と見ます。

単6
馬連6-4,13,15
三連複6-4,13,15


■福島11R

 ◎ドリームソルジャーは「平坦」「右回り」「コーナー4回」のコースに良績が集中しており、過去6回の連対歴(3勝②着3回)は全てこの条件に該当します。展開に左右されアテにしにくいタイプですが、Bコース替わりとはいえ仮柵でカバーしきれないほど福島の芝は痛んでおりセオリーは外差し。"テンノリ"のここがねらい目でしょう。

単11
馬連11-1,4,8,12,14,15,16


■阪神12R

 ルーキー泉谷Jが49kgで乗った時は(1,1,1,3)。着外のうち2回は4着で、騎乗機会6回中5回は掲示板に乗せている優等生です。減量がある場合多くは先行して粘り込むことで好成績を上げるのに対し、6月の平場を勝ったカワキタアジンは後方追走から直線で前をまとめて差し切るなど、脚を伸ばす競馬でも成績を挙げられているのが大きなポイント。各オーナーに頭を下げて彼の騎乗機会を確保した本田先生も喜んでいることでしょう。聞いてるか、キムテツ?

 久々の前走で一発回答を見せた◎クレデンザ。流石にこの斤量では川田Jが乗れないので乗り替わりとなりましたが、その前走はペースが流れる中半ば強引に捲っていって押し切った強い内容。昇級でも距離延長で楽に追走できそうで、斤量-5kgなら突き抜けるまであると見ます。

単16
馬連16-5,7,8,9,10,14,15

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