やってしまいましたなぁ。
福永Jに負けず劣らず、戸崎Jもリスクを顧みない馬群戦を得意とします。鞭を入れられたのは最後の100mだけで完全に脚を余して負けましたので、これは仕方ないでしょう。
ただ気になったのが、この直前に行われた東京10Rの南武特別で鳴滝特別同タイム3着のエンデュミオンが惨敗したこと。道中はモイと並んでほぼ最後方、3角から進出しましたが脚が持たず最後はそのモイに再び交わされる始末。現級でこんなに負ける馬ではないと見ていましたが、鳴滝特別、ひいてはその前の小牧特別のレベルについてはまだ予断を許さない状況と言えそうです。
■阪神11R ◎ラウダシオン→15着
スタートを決め理想的なレースが出来ましたが、思った以上にグランアレグリアが前で運んだこともあり数字以上にプレッシャーを受ける厳しい流れでした。アドマイヤマーズが3着に入った以外は先行勢はほぼ総崩れで、流れも向きませんでした。
グランアレグリアは最後の200mほどで進路を確保するとあっという間に前を交わし完勝。これで短距離G1を3連勝と、返す返すも僅差の2着(3位入線)に敗れた高松宮記念が悔やまれます…ですが確かにこれなら2000mくらいまでは問題無さそうですし、やはり体も心も大きく成長しているのがレースぶりからも良くわかります。
インディチャンプ、アドマイヤマーズも例年ならほぼ勝ったも同然のレースぶりで、相手が悪かったとしか言えません。ファインプレーだったのは4着のスカーレットカラー。スタート一息も内をスルスルと進んで4角ではいつの間にかグランアレグリアの直後まで来ていました。流石岩田父。
サリオスはじっくり構え過ぎたかもしれませんが、グランアレグリアがあの位置でレースをするなら早めに動き出した先行勢を最後に捕らえて…という狙いもあったかもしれません。いずれにせよ今日の展開、馬場ではあの位置では無理でしょう(昨日も同じようなこと言った気が…)。
■阪神12R ◎ブランメジェール→16着
スタートは問題なく自分の形に持ち込みましたが、休み明けの分もあってか流石に最後は呑まれてしまいました。尤もこのコースで逃げ切った時は上りが38.5とかなり恵まれてのもので、このクラスではまずお目にかかれない水準なわけですからこの時の再現を望むのは酷という話でしょう。見立てを誤りました。
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