東京の9Rに組まれている「東村山特別」は、データが取れる限り初めての施行となります。東村山と言えば故・志村けん氏のカバー版が有名な「東村山音頭」ですが、「東村山4丁目」という地名は実際に存在しないというのは最近知りました。ちなみに歌の中では「4丁目」「3丁目」「1丁目」が出てきますが、「2丁目」が無かった理由について同氏は「テンポが悪くなるから」と語っていたそうです。確かに他3つが「7音―5音」のリズムになっているので、「ニチョウメ」では語呂が悪いというのも納得です。
【ラインナップ】
東京10R(晩秋S)/14:50
阪神10R(猪名川特別)/15:05
東京11R(東京スポーツ杯2歳S)/15:25
■東京10R
◎キーフラッシュに騎乗する小牧Jは今日この1鞍のみのために東上。乗り替わってからの3戦で③③②着ですが「伸びずバテず」のこの馬の特長にフィットした乗り口で好走に導いています。東京戦、しかもインコースは待望の舞台で、ゴール前まで目が離せないレースに期待できそうです。
力量断然の感すらあるヒロイックテイル・キタノオクトパスを中心に、食い込み可能性あれなら鞍上進言で距離延長のスマッシングハーツ、手替わりが吉と出た感のあるタイサイ。
三連複1-3,15-3,6,8,15
■阪神10R
◎ダディーズマインドに騎乗する宮崎Jは今日この1鞍のみのために西下。休み明けは一息の馬ですが前走は見せ場十分の4着と格好を付けました。手ごろな頭数で先行競馬が叶えばそろそろこのクラスは突破してもおかしくないでしょう。
単勝10
馬連10-1,4,5,7,8
昨年のコントレイルは言うに及ばず、活躍馬を多数輩出する出世レースとなっています。このコースの特徴として、前半の2F目とラストの2F目でそれぞれ10秒台~11秒前半のラップを刻むという点が挙げられます。すなわちテンのスピードだけでも押し切れないし、最後の瞬発力勝負であっても道中ある程度ついていけるスピード能力が求められます。古馬戦なら当たり前ですが、2歳馬の時点でこれが求められるとなると自ずからハイレベルの争いとなり、結果勝ち上がった馬が後にも活躍するというわけです。
この特徴に嵌る勝ち上がり方をしているのは何頭かいるのですが、叩いての伸びしろも含め◎ドゥラヴェルデに期待します。この馬の新馬戦は新潟の芝1800m戦で前半の2F目が11.4、最後の2F目も10.8と速いラップ。中盤に13秒台が3F続いたのでタイムとしては上々の域を得ないですが、この馬自身の上りも33.1とかなりの脚を使っています。
実際これと同レベルの上りで新馬勝ちした馬がどれだけいるのか調べました。
・2010年以降
・芝1800m以上の新馬戦で1着
・レースの上りが33.9以下
・自身の上りが33.1以下、かつ上り3Fの内10秒台が1区間以上
の条件で調べると下記9頭が出てきました。
ラストドラフト(京成杯)
ロックディスタウン(札幌2歳S)
ワグネリアン(日本ダービー)
マイネルラフレシア(アイビーS、東スポ杯③着)
レプランシュ(きさらぎ賞②着)
イモータル(共同通信杯②着)
ルージュバック(毎日王冠、オールカマー等)
ダンツクロノス
ヴュルデバンダム
となかなかのメンバー。
しかもドゥラヴェルテの前走は直線で鞭に反応しフラフラしながらのパフォーマンスだったことを考えれば、2戦目の伸びしろも大いに期待できそうです。2,000口で1.8万なら大いに夢を見られそうです。
相手は○モリノカンナチャン。デビュー戦(札幌芝1800m)でバスラットレオン(札幌2歳S3着)について行ってマークした上り33.6は最速タイ。前走は初のマイル戦で痛恨の出遅れでしたが最後は33.5の脚を繰り出し0.6差の8着まで差を詰めていますし、この距離で落ち着いた頭数なら通用する余地はあると見ます。
単勝1
馬連・ワイド1-9
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