ウインザー朝4代目の君主であるイギリスのエリザベス2世は大馬主としても知られ、名繁殖として日本でも有名なハイクレアも女王の持ち馬でした。しかしこれほどの権威と財を有しながら、英ダービーには縁が無いというのもまた不思議です。「一国の宰相になるよりダービー馬のオーナーになる方が難しい」という名言は、彼女の下で首相を務めたこともある故ウィンストン・チャーチルの遺したものですが、実際に日本ではコントレイルが第87回のダービー馬なのに対し菅首相は第99代の内閣総理大臣ですので、あながち間違った指摘ではありません。
【ラインナップ】
東京10R(秋色S)/15:01
福島11R(福島記念)/15:20
東京11R(オーロC)/15:30
京都11R(エリザベス女王杯)/15:40
■東京10R
前走も推しましたが改めて◎クレマンダルザスを狙います。その前走は直線で前が塞がる不利があり6着と不完全燃焼のレースでした。4走前(6着)、3走前(5着)で自身より上位に入った5頭は全てOP入り。続けて使えないところがあるこの馬にとっては一戦一戦が勝負掛かりで、そろそろ順番でしょう。
単・複5
■福島11R
3週目にして早くも最終週を迎えましたが、今年は開催中天気にも恵まれ福島の芝は良好な状態です。極端に内有利ではないにせよ、内も外もフラットにチャンスがある馬場と言えるでしょう。
◎バイオスパークの2走前(函館記念3着)は外差し馬場に泣かされてのもので、前走(今京都大賞典9着)は流石に距離が長かったです。それでも直線入り口では一瞬見せ場を作る走りを見せており、ここに来ての充実ぶりが伺えました。内を回しても通用する今年の状態であればこのタイプにも勝機があると見て抜擢します。
相手には外差し勢を。二度あることは三ドゥオーモ(言いたいだけ)を筆頭に、コース巧者レッドローゼス、ヴァンケドミンゴ、マイネルサーパスへ。加えて押さえたいのはロードクエスト。前走の小倉記念は4角から捲る積極策で最後止まりましたが、小倉であの乗り方したら止まるのは当たり前です。0.8差8着に踏みとどまったのはむしろ健闘の部類で、内を回せばこの馬にもチャンスありでしょう。
単3
馬連3-1,9,12,15,16
■東京11R
「オーロ」とは盛岡競馬場の愛称(ORO Park)。かねてから東京競馬場は岩手競馬と提携しており、場内に専用の売り場も設置されています。
この距離に戻って買いたい◎アフランシール。全4勝のうち3勝を挙げている上全て5着以内と、芝1400mでは抜群の安定感を誇ります。同じく芝1400m巧者のプールヴィルを相手に。
単1
ワイド1-12
■京都11R
外枠は不利ですが積極策でハナまで取れそうな◎エスポワールを本命にします。兄は青葉賞を制したアドミラブル、近親にもアリストテレス、フランツ等「キレよりタフさ」を身上とするタイプが多い一族で、阪神の内回り2200mで行われる今年のエリザベス女王杯は最適と言える舞台。古馬牝馬のレースとしては最長距離であり、底力が試されるここはこの馬の出番ありでしょう。手替わりがどうかも折り合えれば信頼できるラッキーライラック、こちらも距離延長は歓迎のソフトフルートを相手に絞って狙います。
単17
馬連・ワイド17-4,18
0 件のコメント:
コメントを投稿