■札幌9R ◎ダンスメーカー→3着
4角で一気に進出する理想的な展開でしたが、向う正面が強い向かい風だったこともあってか早々と止まってしまいました。先に前にいた2頭のワンツーで勝ち馬からは1.3秒離されており、なし崩し的に加速せざるを得ないコースは不向きかもしれません。
■新潟10R ◎キーフラッシュ→3着
勝ったブランクエンドを見ながら好位の内目を追走。そのブランクエンドは向う正面でしきりに口を割っており、よくあれで残したなと思いましたが…
直線向いたところで一瞬置かれるのはいつも通りで、前3頭と離されたタイミングで追い出されると一気の伸びを見せ猛追。追い出しが遅れたというより、エンジン掛かるのに時間がかかるタイプ故、こういうタフな展開になるコースで活躍できるという側面もあります。今回は強力な同型がおり一気にペースアップした分の3着でしたが、相手関係がどうにかなればいつでもやれる力はあるはずです。
🎯三連複 52.9倍
■札幌11R ◎リープフラウミルヒ→7着
スパッと切れる馬でないことは福島牝馬Sの時も述べましたが、今日はその分4角で位置取りが悪くなり直線で前が塞がる始末。位置取り、動き出しのタイミングがもう少しどうにかならなかったかという感想はありますが、今回は嵌らなかったと割り切るしかありません。
勝ったレッドアネモスは全くのノーマーク。かつては馬込みを気にするところがあり大外枠から逃げなければ勝負にならなかった馬で、最内枠から馬群を割って伸びてくる姿はとても想像できませんでした。元の能力は高いわけですから、この競馬ができるのであれば今後も楽しみです。
■新潟11R ◎サトノワルキューレ→10着
追い込み馬は「Hペースの前崩れ展開に強いタイプ」と「Sペースのヨーイドンに強いタイプ」の2種類があり、この馬は典型的な後者ですから前半はとにかくゆっくり行ってくれるのが理想でした。行きたい馬はウインガナドル程度しかおらずスローペースを見込んでいましたがプロディガルサンの大逃げでペースが流れ、前半1000mは57.4とこの馬にはついて行けない展開になりました。スタートしてから直線が長いとこういう展開もままあるわけで、やはりコーナー4回のコースで嵌るのを待った方が良さそうです(それだともう東京しかないですが…)。
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