この写真も今見ると何とも複雑な気持ちに…
【ラインナップ】
新潟8R
東京10R(フリーウェイS)/11R(オークス)
京都10R(鳳雛S)/11R(烏丸S)
■新潟8R
このブログ最多登場(4回目)となる◎タガノスカイハイ。過去本命抜擢の3戦はいずれも小差ながら④⑥③着ともどかしい競馬。前回の振り返りで「使える脚が短いのでは?」という話をしましたが、陣営は距離に原因があると見て約2年ぶりに1400mを使うことにしました。
自分としては、距離よりも「直線の長さ」が変わる点に注目。内回りで短い直線でケリをつける展開になれば、この馬の持ち味が活きると見ます。ルーラーシップ産駒ということで引き続き非根幹距離でやれるのもベスト。
【本命】13タガノスカイハイ
複勝13
■東京10R
本場場入場の際に流れる「♪中央フリーウェイ(荒井由実)」が好きすぎるフリーウェイS。今年は現地で聴けないうえ、グリーンチャンネルの921ch(パドック・本場場入場中継)が放送休止中とあって、恐らく聞けるのは現地にいる関係者のみとなりそうです。
レースの方は最近5年で逃げ切りが3度。一昨年のノットフォーマルは18頭立ての11番人気と人気薄でも前目につける馬には警戒が必要です。現状の高速馬場を考えれば、前走中山の1200m戦で厳しい展開を逃げ切った◎キルロードは切れません。展開利を期待して頭まで。
【本命】5キルロード
単勝5
■東京11R
当然ですがほとんどの馬が距離未経験。唯一リリーピュアハートはゆりかもめ賞で経験がありますが、忘れな草賞で不覚を取るあたり相対的なスピードの問題で、馬自身の適性はここにあると思いますが大きな舞台での活躍はもう少し先かな?と見ています。
まずは対抗○デアリングタクト。
前走は完全ノーマークでの勝利で自分の見る目のなさを呪いました。重馬場で最後までしっかり伸びたあたり、不良馬場の菊花賞を制した父エピファネイアを彷彿とさせる勝ちっぷりでした。距離はみんな同じであって、確かな末脚はこの舞台でも信頼できるでしょう。初輸送と内枠さえこなせれば引き続き争覇圏。
個人的には、当初「1週でも多く調整期間を取りたい」という意向からダービーへの参戦も検討していた経緯もあり、ただでさえ激走後の立て直しが難しいうえに初めての輸送という点、加えて陣営は控える競馬を志向しており、4角で馬群が密になりやすいオークスで内枠を引いてしまったことで立ち回りが難しくなる点を懸念材料として割り引きました。
この舞台で浮上見込めそうなのが▲ミヤマザクラです。
当初からオークスを志向され、札幌の芝2000mを勝った後いきなり京都2歳Sに参戦。マイラプソディの2着に健闘しましたが当時の完成度を思えば勝ちに等しい2着でした。ミスパスカリの子どもはスプリングSをはじめ1800~2000mで5勝したマウントロブソン、菊花賞3着のポポカテペトル、2400~2600mで3連勝し先日の阪神大賞典にも出走(8着)したボスジラ等、スタミナと持久力に優れたタイプが多く、この馬にとってキレが求められる1600mは必ずしも本職ではありませんでした。高速馬場への対応力がどうかですが、舞台替わりで上昇が見込める1頭として3番手の評価をしました。
ただ、個人的には福永Jのままなら本命で良かったと思っていました。乗り替わりの背景には、同じ藤原厩舎で牝馬クラシックを目指す2頭について「桜花賞はミヤマザクラ、オークスはリリーピュアハート」と福永Jが前々から決めていたことにあります。忘れな草賞で賞金加算できず、抽選待ちになってもこの馬を第一希望としていたことは、期待度の高さか単に「賞金加算できなかったことへの責任感」か…(ちなみにリリーピュアハートが除外になった場合はホウオウピースフルに騎乗予定だった)。
本命馬に関わることなので先に紹介しますが、この舞台を考えるにあたって「折り合えるか」を見極める一つのファクターはやはりジョッキー。以下は2019年以降の芝2000m以上のレースで、前走から「400m以上の距離延長」となった際の出走各騎手の成績です。
「長距離は騎手」と言われますが、日本競馬においては道中で折り合って脚を溜めて最後まで持たせることが求められます。当然距離が長くなればその難易度は増し、リーディング上位に登場するジョッキーはやはりこうした数字にも実力が表れてきます。少なくとも自分にはこれを見てスマイルカナを買う勇気はなかったです。
ミヤマザクラの武豊Jも水準以上の数字で流石レジェンド、という感じですが、秀逸なのは上位2人の外国人騎手。人気するケースが多いにも拘らず単複回収率がいずれも100を超えているのですから、信頼度の高さが伺えます。ルメールJはこの条件で約7割も連に絡んでるという凄さ…
タイトルにも書きましたが、本命は◎サンクテュエールです。
前走は重馬場で参考外としたいところですが、直線で手ごたえをなくしかけたところから再度伸びて6着まで押し上げた能力はここでも引けを取らないと見ます。内枠を引いたデアリングタクトに対し、大外枠で自在に動けるのもプラス。確かなエスコート役に導かれ、初の2400mで雪辱と行きたいところです。
ちなみに13時時点で単勝は18.5倍。ルメールJの騎乗馬が10倍以上の単勝配当となること自体が珍しく、通年参戦が始まった2015年以降の876勝のうちわずか30回。それも年々少なくなり一昨年は3回(モズアスコットの安田記念等)、昨年は2回、今年はここまで1回というレアぶり。こんなチャンスは滅多にない?
【本命】18サンクテュエール
【対抗】4デアリングタクト
【単穴】10ミヤマザクラ
単勝18
馬連ボックス4,10,18
三連複4-10-18
■京都10R
◎テーオーケインズは前走で道中モロに砂を被り後退するも、直線だけで2着まで押し上げてきました。中間は藤岡佑Jが追いきりに騎乗し癖を把握。昇級組が未知数も軸は堅いと見ます。人気のダイメイコリーダ、ミステリオーソに加えて新馬戦でパラスアテナを下したヴォートルエローまで。
【本命】3テーオーケインズ
【相手】6,11,15
馬連3-6,11,15
■京都11R
地元に帰った◎ヴィッセンから狙います。京都・阪神の成績(4,4,7,19)に対し遠征では(0,0,1,13)。加えて2400m以外では連対経験がないというわかりやすい戦歴の持ち主。9歳シーズンも衰えなく、上位争いが期待できます。差し効く馬場になった今なら○ミスマンマミーアの差し切りも。
【本命】3ヴィッセン
【対抗】6ミスマンマミーア
【押さえ】5,8,11,16
三連複3-6-5,8,11,16
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