Special Thanks

当ブログは、広尾サラブレッド倶楽部株式会社様のご厚意により、同倶楽部の所有する競走馬の写真及びWebサイト記載情報の転載許可を頂いております。

2020年5月4日月曜日

【5/3(日)結果】


土日で的中ゼロ。先週の2万勝ちが吹っ飛ぶ寸前で、昨日は失意に暮れておりました。

■東京10R ◎ボーダーオブライフ→8着

恐らくは前に行けという指示だったのでしょうが、前半3Fは34.6とハイペース。これで結局後方勢の台頭を許したのでは、ちぐはぐなレースだったと言わざるを得ません。それでも直線半ばまでは見せ場を作り最後も0.4差に踏ん張っており、力負けではなかったことがせめてもの救い。いつも着差の割に負けておらず人気の盲点となりやすい馬で、引き続き狙う目はありそうです。

■京都11R ◎ダンビュライト→9着

キセキが無難にスタートを決めたにもかかわらず控えたことで、1週目のスタンド前まではハナを切る展開に。見た目にも流れは緩く、堪えきれなくなったキセキが1角から進出してからは2番手を追走。4角までは理想的な流れでしたが、直線向いてからが案外。勝ちタイムも3分16秒台と平凡で、特に前がやりあうこともなかったですしこのまま残れるかと期待しましたが…

前が崩れるなら後ろが台頭して当然なのですが、4角から押し上げたフィエールマンはハナ差の辛勝。一方で離れた3番手を追走していたスティッフェリオがあわやの2着と大健闘。展開の一貫性というよりかは、気難しさ故気持ちよく走らせないといけないルーラーシップ産駒が素直にそうした結果呑まれてしまったという考え方の方がしっくりきそうですが、「何に」呑まれたのかを考える必要がありそうです。


一説としては、スタート地点が向かい風(右下の黄旗が2角に向かってたなびいている)で先行勢に厳しい流れになったことは挙げられるかもしれません。当日の天気予報では「南西の風5m」とのことでした。


京都競馬場は北東から南西に向かって伸びる形状で、上図の地図で言えば左上がスタンド、右下が向こう正面となり、南西の風(地図上左下から右上に向かって吹く風)はまさしく向こう正面で向かい風を受けるコンディション。予報が本当なら5mはかなりの風速で、影響がないとは言い切れません。ここら辺のことはボートレースをやってる方ならお詳しいのでしょうが、「丸亀の夜は向かい風」程度の知識しかない自分にはここまで読むことは出来ませんでした。

勿論これがどこまで影響したかはわかりません。離れた3番手を追走していたスティッフェリオもそれなりに風を受けていたはずで、その健闘とリンクするとは言い切れません。一方で、1周目で口を割らんとしていたミッキースワロー、モズベッロと言った差し馬が崩れずに走り切っているあたりある程度の恩恵があったという見方も出来そうです。

あるいは、レースの直前に急に降り出した雨の影響という見方もあります。年明けの8週連続開催のダメージを引きずる京都は特に内側の芝が悪く、降雨の影響をもろに受けやすいコンディションでもあります。とはいえ、天候発表が変わらない程度の雨がどこまで馬場変化をもたらすかはこれも未知数です。

道中が緩んだ分瞬発力で面倒見れる状態になったことが、ミッキースワローやユーキャンスマイルの台頭をもたらしたと言えるでしょうが、一方でフィエールマンは辛勝、先行2騎は直線で後退と、展開との整合性がつかないレースでした。素直に評価できるのは上位2騎で、それ以外はこれが実力なのか、力が出せなかったのか、分析が必要そうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿