予想通り誰もハナを主張しない流れの中、瞬発力勝負では分が悪いと早めの進出。直線半ばまでよく伸びましたが、キレで勝る他の馬にもう一歩及ばずの5着。ただ個人的には誰も行かなかった時点でこうなることも覚悟していましたし、引き続き人気しないようなら相手関係次第でまだまだ妙味十分と見ています。馬が強いのがいつバレるか、競馬、特に条件戦や世代限定戦はそこを読むギャンブルという側面もあるので。
■東京11R ◎エントシャイデン→9着 ○セイウンコウセイ→6着
稍重の発表でしたが恐らくは重に近いレベルまで悪化していたのでしょう。前目につけた馬がそのまま流れ込む展開に。エントシャイデンは明らかに伸びを欠きましたが、ディープ産駒がここまでキレを削がれては致し方ありません(上位3頭は全てロードカナロア産駒)。
セイウンコウセイですが、内田Jにあそこからハナを取れというのは無理難題です。それをやると掛かってパニックになりかねません。ですがこの馬が0.3差の6着に残しているというのが今日の東京の芝。これを覚えておくことが明日に向けて大事になるでしょう。
ダノンスマッシュは完全に騎手で勝たせたようなものですね。あるいはコパノキッキングのように戦法縛りがあってそれが解けたおかげなのか。いずれにせよこの馬の潜在能力の高さを再認識する結果となりました。一方でタワーオブロンドンには厳しい馬場。この敗戦は致し方ありません。ここから距離を伸ばすようには見えないので、次またスプリント戦に出てくれば好勝負必至でしょう。但し良馬場で。
■京都11R ◎バイオスパーク→2着
直線半ばではもう勝った気でいました…
あれを差し返すんですから、現状ベステンダンクには1800mの方が息入っていいのかもしれませんし、やはり力のある馬だということを見せてくれる結果になりました。バイオスパークにしても、戦前指摘した通りスパッと切れるところがある分使える脚に限りがあるので、今日のように発馬を五分に決めて内々で脚を溜められれば理想的です。今日は鞍上も勝ったと思ったでしょうし、ただただ相手の粘りを称えるしかありません…
🎯ワイド 28.7倍&8.7倍
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