今から3年前、惜しまれながら引退した仙台発ヴォーカル&ダンスユニット「Dolothy Little Happy」の元リーダー(だーりー)・白戸佳奈さん。他のユニットつながりでここのことを知ったのがもう7年前の事で、その透明感とキャラクターに惹かれグループ内で一推しとして応援していました。グループ自体は今も存続していますが、他のオリジナルメンバーが他ユニット、声優に転身する中で彼女は表舞台からの引退という道を選びました。その引き際の潔さもまた、彼女の真っすぐさの現われだったのかもしれません。
アイドル界というくくりで考えても彼女は一、二を争う美人だったと思います。
ファンをして「人間国宝」と評されたそのアルカイックスマイル。
ふと「カナ」という名前を見かけると、未だに彼女の笑顔を思い出さずにはいられません。「かなでし●´□`)ノ」とは、グループ在籍時に更新していたブログのあいさつとしておなじみのフレーズ。引退から4年、このフレーズを持ち出すことがあろうとは思いませんでしたが…
話が長くなりそうなので本題に入ります。
写真は10/21(水)時点の東京競馬場の3コーナーの芝の状態です(JRA発表)。
府中は開幕週、2週目と雨にたたられ芝がだいぶヤバい状態になっています。とはいえ、秋雨前線の影響を受けやすいこの時期の東京開催では「例年通り」の状態とも言えます。そして水を吸った状態で2週にわたって使われたことで、内側の芝がはがれる一方で開幕前にエアレーション・シャタリングを施された分吸水性が良く、思う存分に踏み固められたラチ沿いはだいぶ固くなってんぜ(迫真)というのが自分の見立てです。
一昨年、昨年と秋の東京最終週のジャパンカップで1枠の牝馬(18年アーモンドアイ、19年カレンブーケドール)が内を突いて連対しているのもそうですし、先週の日曜メイン・オクトーバーSでさえ最後に内に進路を取ったオウケンムーンが3着に食い込む走りを見せたことからも、雨中で踏み固められた東京芝でインの硬化が進むことは明らか。よってAコースで行われる今週は「内前有利」の仮説を前提に予想しようと思います。
但し、明らかに芝がはがれているので大抵の騎手はそれを避けて通るはずです。それをものともしない思い切ったイン突き・先行策に打って出るのは誰かと考えた時…表題にある通り「2頭のカナ」を抜擢したというわけです。決してタイトルありきで選んだわけじゃ(ry
【ラインナップ】
東京8R/14:05
東京11R(富士S)/15:45
■東京8R
◎エンジェルカナは前走に続き3kg減の原Jが騎乗。4角先頭なら①①⑤着の馬ですから、ここも行き切るレースになるでしょう。加えてトーセンホマレボシ産駒は東京芝1400mで穴を連発(単回765/複回186)。混戦模様でオッズも割れ加減ですが十分妙味でしょう。
単勝6
馬連6-2,3,4,5,8,9,12
三連複6-5,9-2,3,4,5,8,9,12
■東京11R
今年からG2に昇格した富士S。別定戦となり馬齢重量にG1馬+2kg、G2馬+1kgとなります。力量で言えばラウダシオンを評価するほかないのですが、馬にとっても鞍上にとってもあくまで目標はマイルCS。同世代との斤量格差もあり、目いっぱい狙うのは次回に取っておこうと思います。
ここで抜擢するのは◎スマイルカナ。既に米子S1着、京成杯AH2着と古馬OPで通用の実績を見せています。この頭数、展開であればモズダディーが邪魔しない限りはマイペースの逃げが打てそうで、多少無理しても残せることも前走で証明済み。柴田大Jは躊躇なくインを運べる騎手でもありますから、馬場を気にして後ろが外を回すような仕掛けを見せればセーフティーリードとなるでしょう。この実績、このメンバーで52kgなら勝ち負け期待です。
単勝7
馬連・ワイド7-4,11
※追記
本当は前回言った通り新潟12Rのライオネルカズマも抜擢したかったのですが、新潟も芝の状態が悪く外差し傾向が表れており、明日もまとまった雨が降るとのことで流石に前で運びたいこの馬にはかわいそうな展開になる見込みにつき見としました…
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