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2020年10月22日木曜日

マミリアス10・25いざデビュー、期待膨らむリオンディーズ産駒

  出資馬である広尾TCのマミリアス(牡2、美浦・根本厩舎)が、10月25日(日)の東京4R・メイクデビュー東京(2歳新馬、芝1600m)でデビューを迎えます。私の出資馬ではパラスアテナ(牝3)に続く2頭目のデビューとなり、期待は膨らむ一方です。

 2代母に桜花賞3着のホーネットピアスが居る母系で、父は20年新種牡馬のリオンディーズ。言わずと知れたシーザリオの仔(父キングカメハメハ)でエピファネイア(父シンボリクリスエス)、サートゥルナーリア(父ロードカナロア)がいる血統。現役時代はデビュー2戦目で朝日杯FSを制しましたが、故障に泣きわずか5戦で引退。同期のダービー馬・マカヒキが現役で頑張る中ひと足先にスタッドインした期待の良血馬です。

 20年の新種牡馬と言えば、モーリス・ドゥラメンテをはじめミッキーアイルやホッコータルマエなどそうそうたる顔ぶれが並びますが、リオンディーズ産駒は今年の新馬戦で(7,5,5,30)。勝率14.9%は内国産新種牡馬ではサンプル数の少ないクリーンエコロジー(勝率25.0%…(1,0,1,2))を除けばトップの成績です。新馬戦の勝ち星で言えばここまでドゥラメンテ産駒が9勝(62頭)、モーリス産駒が8勝(73頭)でリオンディーズ産駒はそれに次ぐ7勝を挙げていますが、出走頭数は47頭と前述の2頭に比べれば少なく、それを踏まえてもポテンシャルの高さが窺い知れる内容となっています。


 写真は出資を決めた昨年10月時点での立ち姿です。

 サイズ感はそこそこ…という印象ですが、肩の筋肉が盛り上がっている感じが好きで血統に違わぬ活躍を期待して出資を決めました。体毛色と太陽光で余計にそう見えるだけなのかもしれませんが、適度な馬格でしなやかに動けるとなるとやはり芝での活躍が見込めると考えていたので、デビューの条件としては自分の理想通りでもあります。

 元々夏前の時点でゲートは合格していたのですが、入厩後の環境変化もあってか疲労を考慮し夏はお休み。約1か月の在厩調整を経て満を持してのデビューとなります。根本厩舎ということもあり鞍上は野中J。普段は丸山・藤田Jが稽古をつけているのですが、両名が京都・新潟に行ってしまうため声が掛かった形でしょう。今年ここまで9勝と勝ち星こそ目立たないものの、うち5勝を挙げる得意の東京に戻った今月だけで既に2勝を挙げており、3場開催で騎手が分散する上フルゲートの争いとあっては良い騎手を確保できたかと思います。

 まずは1勝を、それがなるべく早く挙がると良いな、という気持ちではありますが、師も「クラシックが視野に入る良血」と募集時に語っていた通り期待が膨らむ血統表。その血脈に違わぬ走りを初戦から期待したいと思います。

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