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当ブログは、広尾サラブレッド倶楽部株式会社様のご厚意により、同倶楽部の所有する競走馬の写真及びWebサイト記載情報の転載許可を頂いております。

2025年12月29日月曜日

【12/29(月)地方競馬予想】東京大賞典の予想

■大井9R/東京大賞典

<見解>

大井は一昨年に砂の入れ替えがあり、それまで8cmだった砂厚が9cm(JRAと同じ)に変更されたのを機に時計がかなりかかるようになりました。ウシュバテソーロが連覇した22年-23年で勝ち時計が2.05.0→2.07.3と2.3秒もかかるようになったのがその証左で、2000mで挙行されるようになった1998年以降のレコードである2010年の2.00.4(スマートファルコン)というのはもはや隔世の感すらあります。

決着時計は砂によっても変わりますが、季節によっても変わります。例えば昨年の勝ちタイムが2.04.9(フォーエバーヤング)なのに対し、今年の帝王賞を勝ったミッキーファイトの走破タイムは2.03.1。夏は軽く、冬は重くなるというダートの質がもたらす時計の違いは小さくなく、事実東京大賞典を4連覇したオメガパフュームも帝王賞は4回挑戦して1勝のみ。同じ舞台でも求められる適性が微妙に違うというのは考慮しておきたいポイントです。

<予想>

ディクテオン
この馬のパフォーマンスに感心したのが3走前の川崎記念でした。2周目の向こう正面で早目にメイショウフンジンを捕らえに行き自ら勝ちに行く競馬に出ました。結果的にはこれと一緒に後ろから動いてきたメイショウハリオに捕まってしまうのですが、直線に入ってからも長らく食らいつきサンライズジパングの猛追をしのいでの②着確保でした。これまで溜めてしまいに賭けるレースしかできていなかったところ、位置取り含めこうした器用なレースができるようになったのはまさに荒山厩舎の力と言ってよいでしょう。今回一発があるすれば「ナルカミとミッキーファイトの間にいる馬」だと考えており、好位から早目に動き出して長く脚を使えるこの馬にチャンスがあると見ました。

ミッキーファイト
国内ダート路線に敵なしと言える状況。ただ見解でも触れた通り、冬の東京大賞典は必ずしもスピードで押し切れる舞台ではないことに留意が必要。同厩のナルカミがスムーズにハナを切れた場合あえてつぶしに行くような乗り方をしない可能性もあり、そうなると前を捕らえきれない懸念も。

ナルカミ
前走のチャンピオンズCは幼さが露見し全く自分のレースが出来ず。左回りはやはり課題があるようで、陣営は悪いイメージを払しょくするべくここに使ってきたと語っています。臨戦過程は必ずしも理想通りではないにせよ調教を見る限りでは状態面の不安はなく、ナチュラルライズが折り合いに専念することを示唆している点からもハナを取れそうなここは見直してよいでしょう。

ナチュラルライズ
道中の運びに危うさを残す現状ですが、ラチを頼って運びたいこの馬にとって絶好の1番枠。今日の大井は見る限りインが使えないことも無さそうで、番手で折り合うことが出来さえすれば見せ場は十分でしょう。

ホウオウルーレット
重賞2連勝中もメンバーレベルは決して高いとはいえず、アンタレスSでミッキーファイトに1.5秒離された内容からもダート重賞の最高峰に入って戦うとなるとやや足りないというのが正直なところです。それでも4角からふかして入りたいタイプで初めてとなる大井コースへの適性は高いはず。オメガパフュームの半弟という血統背景からも押さえは必要でしょう。

アウトレンジ
チャンピオンズCは外差し有利の展開ながら⑤着。道中6番手を進んでのもので末脚にも目立つ点はなく、中京が合わなかったと見てよさそうです。平坦コースで相手も楽になるここは見直したいところですが、不思議なことに12月は(0,0,0,3)。半兄のハピもベテルギウスSではここ2年④⑥着と馬券になっておらず、寒いのが苦手な牝系なのかもしれません。

2025年12月28日日曜日

【12/28(日)予想】有馬記念の予想

■中山11R/有馬記念

<見解>

有馬記念を考えるうえでは「いかにここまで消耗せずに来れたか」が重要と見ています。
昨年の勝ち馬レガレイラは昨秋ローズS⑤着→エリ女⑤着と来ての有馬記念制覇でしたが、そのローズSは明らかに舐めた仕上げで舐めたレースをしての⑤着で、エリ女は進路を失くしたのもありますがそもそもルメールJがああいう進路取りをする時点でまだ完調でなかったと見るべきレースでした。すなわち、有馬記念は秋3戦目にして一番いい状態でレースが出来たうえ、馬群で溜めて直線で弾けさせるレースができる戸崎Jへの手替わりもプラスに作用しての勝利だったと言えます。②着だったシャフリヤールは香港からの直行で秋2戦目、③着のダノンデサイルも菊花賞からの秋2戦目と比較的ローテに余裕のある馬が上位に来ていることからも、実力が伯仲している前提ならこの秋走り切っていない馬がねらい目と見てよさそうです。

消耗度を考えるうえでは、個々のローテもそうですが「使ってきたレース」も考える必要がありそうです。翻って今年の秋古馬三冠レースを振り返ると、天皇賞はスローの上り勝負、ジャパンCは世界レコード決着と真逆の流れになりました。消耗度で言えば前者の方が小さいと考えられることから、秋2戦以上のキャリアを持っている馬の中ではJC組よりも上に取りたい存在です。

<予想>

ミュージアムマイル
コーナーを6回回る中山2500mは、絶対的なスタミナよりもスピード能力とロンスパに耐えられる持久力が求められるきらいがあり「マイル寄りの中距離馬」が活躍できる舞台と考えます。ミュージアムマイルはスピードはあっても瞬時にギアを変えることが難しいタイプで、朝日杯でアドマイヤズームに突き放されたのもマイルでの対応力に差があったためとみています。その分、3コーナーから進出して坂上まで持たせられる末脚の持久力が必要なこのコースは向いており、鞍上も昨年シャフリヤールを早目の仕掛けから②着に持ってきたクリスチャンJ。まさに「手も脚も合う」舞台で、天皇賞から約2か月ぶりとなるここに向けて状態も上向き。対古馬2kgのハンデをもらえている状況なら上位争いは必至と見ます。

ダノンデサイル
昨年の③着馬。今年はJCからの秋2戦目で上昇カーブを描けており、立ち回りが求められる中山への適性はやはり高いと見ます。戸崎Jの継続騎乗もプラスで、馬群で自分のリズムを守れれば。

メイショウタバル
天皇賞は超スローから直線で差し返すシーンも見せ0.2差の⑥着。ただそれでも上りは33.1が限界で本質的に東京で走れるタイプでないことは明らかでした。ここもどういうレースをするのかに左右されるため圧勝も惨敗もあると踏んではいますが、ガス抜きが済んだ後の秋2戦目というフレッシュさを保っての参戦は怖いです。

レガレイラ
見解でも触れたように昨年は走り切ってない臨戦過程からの勝利で、今年はセントライト記念・エリザベス女王杯と勝ち切っての参戦。お釣りに差がある状況に加え昨年から+2kgとなる斤量、またこの馬はふかしながら直線を迎えたいタイプで昨年は手替わりを好感して評価していたところ、ここに来てルメールJに戻るというのは必ずしもプラスではないと見ています。

エキサイトバイオ
菊花賞③着は4角先頭で押し切らんとする強気のレースぶり。夏を越しての成長が顕著で、ミュージアムマイルに本命を打つならこの馬も拾っておく必要があるでしょう。

エルトンバローズ
ミュージアムマイルの項でも触れたようにマイルでも通用するスピードがある馬が活躍できる舞台。陣営は早くからここへの参戦を表明していましたが、右回り、やや時計の掛かる芝と距離以外はこの馬が走れる条件が揃っている点も見越してのものでしょう。外枠を引いただけに位置取りが鍵ですが、好位のインを取れさえすれば見せ場を作れるでしょう。

タスティエーラ
秋3戦目とアテにならない脚質、また外国人騎手を確保できていない堀厩舎(=本気度はレーンJが乗っていた天皇賞・JCの方が上)という観点から割引ましたが、いつでも走ってきておかしくない実績馬。軽視は危険でしょう。

シンエンペラー
ソットサスの下という背景からもまっとうなスピード勝負には向いてなく、前走のジャパンCも②着した昨年より5秒以上早い決着時計に対応しきれず⑧着。走るなら東京よりも中山で、かつインを突いて伸びてこられるタイプなだけにこの枠も絶好。追い切りのタイムが出ず矢作師の泣きのコメントも流れましたが、そもそも能力の元値が高い馬だけに無視はできません。

サンライズジパング
レガレイラが勝ち、シンエンペラーが②着した一昨年のホープフルSの③着馬。成長途上の2歳馬が揃うだけに単純な脚力勝負ではないのは明らかですが、当時の上位2頭がどうなったかを考えればレベルの担保はあったと言えます。ダートを走る中でも重・不良では(3,0,0,0)と脚力が求められるレースで好結果を残しており、この時期の中山が合うという陣営の見立ても納得できます。転厩から約1か月が過ぎ、旧音無厩舎のスタッフも多い前川厩舎の水も合っているのか調整は順調そうで、直前の坂路での最終追いは他の馬が重い脚元に苦労する中51.9-12.2と抜群の時計をマーク。秋4戦目でも状態面は問題ないですがそれでも正攻法では厳しく、インを突いたり渋滞を避けて外をぶん回したりする戦法が取れる鞍上、具体的には騎乗経験から菅原明or鮫島駿Jが乗るなら買おうと元々決めていましたが、その通りになってしまったので買うしかありません。克駿、信じてるからな。

2025年12月27日土曜日

【12/27(土)予想】ホープフルS・阪神Cの注目馬

■中山11R/ホープフルステークス ジーネキング

G1昇格した2017年以降、勝ち馬はすべて「前走OP・重賞好走組」から出ています。連対を基準にすればこれに該当する馬は6頭居ますが、この中で自分でペースを作れそうなジーネキングから入りたいです。この馬がどれだけ強いのかは札幌2歳Sの際に新潟の未勝利戦のパフォーマンスを引き合いに説明した通りですが、ここは東京のような32秒台の脚は必要なくいかに好位から良い脚を使えるかが肝要な舞台。OPクラスでハナを切った経験があるのはこの馬だけで、様子見モードでペースが落ち着けば再度の好走は十分あり得るでしょう。


■阪神11R/阪神カップ グレイイングリーン

一昨年のこのレースで0.2差④着。賞金の関係もありなかなか理想的なレースを使えませんでしたが、今夏の朱鷺Sで3年半ぶりの勝利を挙げローテの自由が利くように。ベストの1400m戦で理想の内枠が引けたことは大きく、ここ2戦も着順こそ大きいものの33秒台の末脚を繰り出しており衰えとは無縁。混戦メンバーなら台頭余地は十分と見ます。

2025年12月21日日曜日

【12/21(日)予想】朝日杯FSの注目馬

■阪神11R/朝日杯フューチュリティステークス コルテオソレイユ

右回りでは問題なく走れていましたが、前走のベゴニア賞は初の左回りに戸惑ったのか直線で物見をするシーンがあり僅差の②着。それも直線に入ってからしばらく前が壁で追えず、加えてマークしていたコズミックボックスが案外伸びずで目標を切り替えるロスもあってのものでした。スローペースもあり結果的にドリームコアの押し切りを許したものの、相手を間違えなければ勝てていたレースと思えばこの人気は美味しいでしょう。

実はゴール前で抜けてしまうところは母のファンシャンそっくりで、生涯で2勝しましたが②着4回③着3回と勝ち味に遅いタイプでした。起用機会が限られていたのもありましたが好走歴はすべて右回りで、血統的にも阪神替わりはプラスと見てよさそうです。

2025年12月20日土曜日

【12/20(土)予想】ターコイズSの注目馬

■中山11R/ターコイズステークス ソルトクィーン

ターコイズSは道中ずっと11秒台のラップが続くレースで、道中ためを作って走りたい馬には不向きなレースです。ソルトクィーンは昨年のアネモネSでも本命に推奨しましたが、初勝利のマイル戦が前半34.0秒のハイペースを先団から押し切ったもの。ここ最近は短距離を使われハイラップのレース展開に慣れてきたところでもありますが、元々流れるレースの方が得意なだけにこの条件替わりはプラスに働くと見ます。シルバーステート産駒で中山適性も問題なく、この枠からインを立ち回る競馬が出来れば。

2025年12月14日日曜日

【12/14(日)予想】阪神JF・カペラSの注目馬

■阪神11R/阪神ジュベナイルフィリーズ タイセイボーグ

斤量の牡牝差が生まれるのは2歳10月からで、それまでは同じ斤量を背負います。人間で考えても、例えば小学校くらいまでは徒競走でも男女別ではなく単純に走力で組み分けされるのと同じで、この段階までは牡牝の差が出にくいという考えのもとにルールがつくられています。しかしどうでしょう、確かに人間の世界で就学前から運動会の徒競走に特化してトレーニングをしている子供はほぼいないと思われますが、競馬の世界では育成段階からみっちり乗り込まれ、しかも送り出す時期が早まっていると考えられます。

再三再四述べているように、今のJRAは早期デビューを促進する施策を打っており、2歳重賞の拡充や3歳未勝利戦の終了時期の前倒し(最近多少戻ってはきたものの)などは晩成の馬にとって不利となるだけでなく、早いと2月にゲート試験を受ける馬もいるなど、競争に足るだけの能力を早目につけさせるために促成栽培気味の育成をせざるを得ない状況を生み出しています。よく2歳馬は「素質だけで走っている」という形容をされることもありますが、最近の2歳馬は既にそれなりの調教量を積まれる中で自身の持つ力のある程度は既に発現していると言ってもよいのではないのでしょうか。そう考えると、果たして2歳夏の牡牝同斤というのが今の時代に合っているのか?少なくとも中距離戦については考える余地があるかもしれません。

前置きが長くなりましたが、タイセイボーグはメンバー中で唯一牡馬相手に(マイル以上の)重賞を好走。しかも8月開催の新潟2歳Sは牡牝同斤でのレースで、男馬相手に善戦したその実績は買うべきと見ます。前走はコース取り云々言われていますが、どちらかというと瞬発力の絶対値比べに劣るというタイプと見ています。新馬勝ちの舞台に戻って適度に水分も含む良馬場であればこの馬の長く良い脚が使えるセールスポイントが活きるはずで。


■中山11R/カペラステークス ドンアミティエ

元々寒い時期に調子を上げてくる馬で、ようやくこの馬の本領が発揮できる季節になりました。出走が難しい古馬ダート短距離のOPを3勝しているように中央のこの条件では上位の存在で、昇級初戦の馬や中央OPでの実績が乏しい馬たちに混ざれば妙味も十分です。

2025年12月13日土曜日

【12/13(土)予想】中日新聞杯の注目馬

■中京11R/中日新聞杯 リフレーミング

元々はこのコースで小倉記念をレコード勝ちしている実績馬。前走の福島記念はスローペースを後方から運ぶノーチャンの競馬で⑧着でしたが自身の脚は見せており、久々にキレが戻り復調を感じさせるレースでした。あまり小細工のできないタイプの馬なので外枠にデムーロJは好都合。それなりに時計も求められるコンディションならこういうタイプが来ると見て。

2025年12月7日日曜日

【12/7(日)予想】チャンピオンズCの予想

■中京11R/チャンピオンズカップ

<見解>

昨日の中京ダートは珍しく差しがバンバン決まる展開に。では内前が不利かというと単純にそういうわけではなく、10Rのワイノナオミがインを突いて②着に飛び込んだように内外の差はない様子。差し展開を見越して構える馬が増えロングスパートの争いになると、いかに前の好位を取れるか&いかにインを捌いて上がってこられるかがカギになると見ます。

<予想>

ウィリアムバローズ
かれこれ3戦連続で◎を打っていることになりますが、内前を取る馬から狙いたいというのが趣旨になります。今回のメンバーで前に行きそうなのがこの馬かナルカミかという状況の中で、ナルカミは後述の理由で印を下げる都合でこちらが上がった格好です。他の馬が苦にするコーナーでの加速を得意とし、周回コースの内枠は絶好の舞台。キャリア8戦のうち6勝が1800m戦で距離条件も文句なし。中距離戦線は長らく層が厚い時代が続きなかなか順調にレースを使えて来ませんでしたが、昨年の日テレ盃ではウシュバテソーロなどを破って勝った実績の持ち主。前への意識が薄くなれば残り目があっても。

メイショウハリオ
前走のJBCクラシック(船橋)は良化途上の出来の中で②着。ミッキーファイトが前を掃除しつつ逃げたサントノーレが残る展開ですから、そのサントノーレに唯一先着したこの馬と④着以下とでは評価が変わってきます。その前走で評価すべき点は、スパイラルカーブで4角で外に振られやすい船橋コースにあって向こう正面から加速しつつ膨れずに脚を使えたことです。この器用さがあればインを回って差してくることもできると見ます。

ナルカミ
古馬との斤量差が1kgの設定で勝った3歳馬はルヴァンスレーヴのみ(クリソベリルの時は12/1開催で2kg差)。この馬自身も唯一の敗戦が中京戦と左回りに不安を残し、テンションの高さがあっても力の違いで押し切れた世代限定戦とは相手が違います。それでも550kg級の馬体が示すように現段階でも十分にやれるポテンシャルは持っていると見ており、すべてがうまくいけば当然に勝ち負け。但し心身の成長が進むまでは、何等か差しさわりがあるとあっけなく敗れる可能性もあるタイプだと見ています。

ルクソールカフェ
カフェファラオの下らしく器用さに欠け、外枠で伸び伸び走らせた方が良いだけにこの枠自体はプラスでしょう。右へ寄れる癖があるとのことで現状では左回りが良さそうなのと、アメリカを主戦場とするジェルーJへの手替わりもプラス。このクラスのペースで1800mを走り切れるかが課題ですが、成長見込みを含め将来的にはナルカミ、ナチュラルライズとともにダート界を担う存在になり得ると見ています。

アウトレンジ
帝王賞ではミッキーファイトにクビ差の②着。中京の経験がないのが気がかりではありますが、中山でラジオ日本賞を勝っており坂のあるコース自体は問題ないと見ています。今の中京ではこの手のタイプにも警戒が必要なだけに。

シックスペンス
前走の南部杯は初ダートも上手くこなし②着。脚抜きが良かったわけでもなく最後のひと脚も見どころがありましたから、流石陣営が出走にこだわったのも理解できる走りでした。ただこの並びだとナルカミに被されるのは確実なうえ、砂かぶりを恐れて外々を回るようでは厳しいだけに評価は控えめにしました。

ウィルソンテソーロ
ここ2年は相手が悪すぎただけの②着。実質2連覇していると言ってもおかしくない実績ではあります。しかし例年と違ってこの秋は既にJpn1を2つ使われてからの参戦で、この後東京大賞典も控えていると考えれば大きな上積みは望めません。加えて気に食わないのは前走を経ての高木師の「地方のダートが合わなかった」というコメント。佐賀のJBCクラシックを含む重賞4勝を地方交流で挙げている馬の言い訳には思えず、調子もそうですが流石に全盛期の力は既に無いのかと思われます。それでもこのメンバーなら無印には出来ませんが、この馬や小手川厩舎、さらには原Jの未来が大きく変わっていたかもしれない運命の分岐を作ってしまったレモンポップの強さはつくづく罪なものです。

2025年12月6日土曜日

【12/6(土)予想】ステイヤーズS・鳴尾記念の注目馬

■中山11R/スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス メイショウブレゲ

2週目の向こう正面から加速が始まるこの舞台ではロンスパ適性が問われますが、ここは好位につけたい馬が多くみな同じようなタイミングで動き出すことになりそうです。こうなるとしまいの脚を活かしたいタイプに生まれ得、その位置にいそうなのがメイショウブレゲでしょう。前走のアルゼンチン共和国杯はミステリーウェイが逃げ切る流れで⑯着と不発でしたが、陣営はここに来てようやくトモの不安が解消し順調に来ていることをアピール。昨年のこのレースでも⑤着しており舞台適性も十分で、坂上で止まる展開になれば突っ込んでくる余地は十分です。


■阪神11R/鳴尾記念 ナムラエイハブ

新潟記念⑥着も勝ったシランケドからは0.3差。差し決着を2番手から踏ん張った内容は評価でき、別定戦に生まれ変わり秋天を目指す馬たちのステップレースの様相を呈するハイレベルG3での善戦は無視できません。気難しく器用さに欠けるだけに引き続きワンターンでの起用も好感で、見た目の着順で人気を落とすようなら。

2025年11月30日日曜日

【11/30(日)予想】ジャパンCの予想・京阪杯の注目馬とねらい目レース(オータムリーフS)

■東京12R/ロンジン賞ジャパンカップ

<見解>

前走の京都大賞典を逃げて②着だったサンライズアースは本来の戦法ではなく「スローの瞬発力勝負にされるくらいなら自分で」という程度だったはず。同じく凱旋門賞でハナを切ったクロワデュノールも外枠で止むなく前に行ったまでのもの。このコースであれば動きたければ途中からいつ動いてもよく、自身の力を発揮させるためにあえて逃げんとするのはホウオウビスケッツくらいのものでしょう。問題は先団~好位勢の動き方。マスカレードボールが動き出すまでにセーフティリードを取っておきたいと考えると気持ち仕掛けは速くなりますが、ただでさえ長い東京の直線を加速しながら走り切るスキルが求められます。前付けして一瞬の脚を使うタイプには厳しく、加速ラップを自分で踏んでいけるタイプや末脚の絶対値に長けたタイプが浮上すると見ました。

<予想>

ホウオウビスケッツ
この馬の強さは3歳時のフリージア賞に現れています。以下は一昨年のダービー◎推奨時の記載から引用失礼いたします。

ここ2戦は精彩を欠く走りですが、2走前のスプリングSにしても前走の皐月賞にしてもグラニットが居たためハナを取れず、スピードを活かせない重馬場だったこともあり良さを出せませんでした。この馬の真骨頂は3走前のフリージア賞のパフォーマンスで、自ら逃げて「12.7-11.7-12.1-12.5-12.6-11.8-11.6-11.2-11.2-11.8」というラップを刻みました。後傾ラップであることは間違いないのですが、注目すべきは後半5Fずっと11秒台で走っている点。逃げ馬が自ら加速しなおかつ最後まで止まらないのであれば後ろは届くはずが無く、逆にここ2戦は重馬場で急坂の中山でしたのでこういった走りができなかったことも頷けます。近5年のダービー出走馬で同様に「後半5Fすべて11秒台のレースを勝ったことのある馬」は6頭いたのですが、それがそうそうたる顔ぶれ。

2022
イクイノックス②(東スポ杯)
アスクビクターモア③(未勝利@中山)

2021
シャフリヤール①(毎日杯)
バスラットレオン止(NZT)

2020
コントレイル①(東スポ杯)

2019
ニシノデイジー⑤(東スポ杯)

4頭のG1馬+海外G2勝ち馬+JG1勝ち馬というラインナップで、かつ(完走していれば)何れもダービーで掲示板という優秀な成績。ダービーのペースは「玉砕覚悟で逃げるマイラー」が居るかいないかで大きく左右されますが、パクスオトマニカは距離を考えて積極的にはハナを取らなさそうですのでスタートさえ決まればこの馬がハナを奪える可能性は高いです。3戦ぶりに良馬場の大箱で走れる点は間違いなくプラスで、持てるポテンシャルを出し切れれば大駆けがあっても。

当時は結果的にパクスオトマニカが逃げ、早目に追い出さなければいけない展開にもなり⑥着に敗れましたが、これを以て距離が持たないと見るのは早計でしょう。同型のいない今回はこの馬の強さを一番発揮できる舞台のはずで、あとは鞍上が日和らずに自分でペースメイクするレースが出来るか。個人的にはこのメンバーでそれが出来ないようであれば、もう上級戦で岩田康Jの存在意義は無い(=格下の騎手しかいない裏開催やローカルでオラつくだけの老害)と言ってもおかしくないでしょう。

ダノンデサイル
英国遠征は61kgの斤量にも戸惑ったか本来の伸びがありませんでした。出入りの激しいレースは向いてなく、スタンダードに流れる東京コースはこの馬向き。もう少し内枠ならなおよかったですが戸崎Jならうまく収められるはずで。

シンエンペラー
昨年の②着同着馬。凱旋門賞を回避するも症状は軽く、帰国後も問題なく乗り込んでいます。1週前にはウッドで49秒台をマークするなど、やはり持てるエンジンは一段上。但し頓挫の原因が呼吸器系の疾患ということで、追い切りは良くても走り出してどうかという点は残るだけに割引ました。

マスカレードボール
天皇賞はおあつらえ向きのスローで末脚爆発。コーナーが増えるのと中3週と間隔が詰まる点が懸念ですが、既に古馬通用級の走りを見せている中で2kgハンデがあるのは大きいです。8割の出来だとしても足りてしまう可能性。

カランダガン
G1を3連勝中。過去多くの海外馬がそうであったように日本の馬場への適性が課題となりますが、比較的アジア圏の芝馬場に近い4月のドバイシーマクラシックでダノンデサイルの②着と走れておりこなせる可能性はあると見ます。

クロワデュノール
前走の凱旋門賞は外枠に泣かされ⑭着大敗。その結果自体は悲観する必要はないと見ていますが、路盤の違う現地で2戦して日本の芝にフィットできるかという懸念と、やはり状態が完調には見えないだけに。

ジャスティンパレス
今の東京は上りの絶対値が求められる舞台につき、体力比べで浮上する存在として押さえは必要と見ます。ただ器用さに欠けるため本来は外枠の方が…

タスティエーラ
上手く目標を置けたり併せ馬に持ち込めればいつでもやれる馬で、前走成績にかかわらず押さえは必要です。


■京都12R/京阪杯 ジャスティンスカイ

高速決着には適性を有するものの、きれいな馬場では周りのテンの早い馬に位置取りで負けてしまいます。最終週の荒れ馬場ながらに時計を求められる今のコンディションは合っているはずで。


■京都11R/オータムリーフステークス カズプレスト

ダート転向初期は1400mを使われていた馬。やや一本調子なところがあり被されたり捲られたりが苦手なタイプで、中距離戦ではどうしてもそういった展開に巻き込まれる可能性が高いため久々に距離を詰めてきました。前走のペルセウスSは良績のない脚抜きの良い馬場にも苦しんだ印象で、スタートを決めてポジションを取れれば変わり身も。


2025年11月29日土曜日

【11/29(土)予想】京都2歳Sの注目馬

■京都11R/ラジオNIKKEI賞京都2歳ステークス ジャスティンビスタ

昔は長めの距離でデビューする馬は王道路線と言われましたが、直線での瞬発力が必要な現代競馬においては体力のつききっていない2歳馬においてコーナー4つの2000mという条件は紛れの塊です。2歳重賞に代表されるキャリアの浅い馬同士のレースではどうしても距離経験が重宝されがちですが、紛れの多い条件を勝ち上がってきた馬よりむしろ王道の芝1600~1800mを勝ち上がってきた馬の方が備える能力は高いと見ることができます。今回ワンターンのコースで新馬戦を勝った馬は3頭居ますが、流石にバルセシートはこの血統でいきなりの2000mは疑問視。東京2000m戦を勝ったゴーイントゥザスカイも今の末脚インフレの馬場でしまい34秒台というのは平凡としか言いようがなく、それならばジャスティンビスタの上り目に期待したいです。

初戦は道中フラフラしながらのレースで、直線では右ムチ一発で大きく寄れる始末。それでも勝ち切ったあたりは素質の高さが伺え、当時④着に降したセヴェロは次走で勝ち上がっておりメンバーレベルも水準級。吉岡厩舎は週末に時計を出す厩舎で最終追いは地味に映りますが、先週土曜にウッドで長めから追われ65.6-51.9-しまい11.7と文句なしの時計をマーク。態勢は整ったと見てよく、このメンバーなら十分勝負になるはずで。

2025年11月24日月曜日

【11/24(月・休)予想】東スポ杯の注目馬

■東京11R/東京スポーツ杯2歳ステークス チュウワカーネギー

前走のサウジアラビアロイヤルCは栗東からの輸送競馬だったにもかかわらず+18kgの体重増。元々500kg超えのいかにもなモーリス産駒で、育ち盛りとはいえ不可解な増え方。馬運車の中で寝藁でも食べてしまったのかもしれませんが、いずれにしても陣営にとっては想定外の事態。少頭数のスローで終始外を回らされたのも痛く、⑤着とレースの形になっただけでも良しとすべき敗戦でした。中間はびっしり追われて3週連続ウッドで好時計をマークしており、2回目の東京遠征で二の轍は踏まないはず。新馬戦で降したアンドゥーリルはアイビーSを勝利。力量未知数の相手関係ながら、前走の負けで余計に人気を落としているならこの馬から。

2025年11月23日日曜日

【11/23(日・祝)予想】マイルCSの予想

■京都11R/マイルチャンピオンシップ

<見解>

京都は雨中の開催を経て芝には使ったなりの傷みが見られますが、避けるほどではなく時計の出方にはさほど問題はない様子です。ただ、ここは確たる逃げ馬が見当たらない状況の中、有力馬の多くが先行~好位でレースを進めたいタイプで見た目のペースは速くなくても前の馬にはプレッシャーのかかる流れになりそうです。加えて4角からの下り坂に乗って加速し、最後まで止まらない脚を持っているかも重要。今年は距離適性が長めの馬にチャンスがあると見ています。

<予想>

ロングラン
春のマイラーズCを1.31.7の好時計で勝利。当時は開幕2週目とは言え冬に使われた分で芝は掘れやすく、また少頭数のスローペースで時計の出にくい展開だったことを思えば額面以上に評価できる内容でした。同じく4角から坂を下る小倉でもその前に小倉大賞典を勝っているように、下り坂に乗って加速し最後まで足を伸ばせる適性の持ち主。近2走は良績のない左回りのレースで参考外。馬群を割っても外を回しても問題なく、時計だけ走れればここに入っても十分勝負になると踏みます。

ソウルラッシュ
この秋は富士S、マイルCS、香港Mと3戦を予定。それゆえ前走の富士Sはまだまだ余裕を持った仕上がりで③着でしたが、元々純粋な瞬発力勝負は向いていないタイプ。去年のこのレースを完勝したように少し力の要るコンディションはうってつけで、ロングラン同様に長く脚を使えるのもこの舞台向き。上昇度と舞台替わりで富士S上位勢を逆転できると見ます。

ジャンタルマンタル
調整に苦労した富士S時とはうって変わって順調な調整。富士Sは究極の上り勝負になった分の②着で、安田記念同様に好位外から早目に潰していくようなレースが出来ればこの馬のスピード能力に疑いようはありません。

ガイアフォース
キレイな馬場を走らせたいタイプなので今の時期の京都の内枠はやや割引ですが、ワンターンの平坦コースはもってこいの条件設定。下り坂での加速も得意なだけに、もまれない位置を取れればスピードで押し切るシーンも。

アスコリピチェーノ
休み明けは(4,1,0,1)。唯一の着外は直線競馬のジャックルマロワ賞で、周回コースでリズムに乗れれば自分の脚は使えます。関西圏のレースも阪神で2回の好走歴があり問題なし。流石にヴィクトリアマイルの位置取りでは間に合わないだけにスタートと道中のコース取りが課題ですが、能力にケチをつける余地はありません。

エルトンバローズ
昨年は外枠有利のコンディションもあり②着。当時よりは時計が求められる状況なだけに印は割引ましたが、純粋な瞬発力勝負よりは力の要る展開の方が向いているタイプ。2週前に好時計をマークしており、1回使われてコンディションも上向き。舞台替わりの前進を加味してマーク。

マジックサンズ
NHKマイルCのように嵌り待ちというのが前提ですが、各馬が荒れた内を嫌って直線でばらけたところを突っ込んでくる可能性は否めずで。

オフトレイル
関屋記念の内容を考えれば平坦マイルは守備範囲。最後に末脚自慢が突っ込んでくる展開になれば。


2025年11月22日土曜日

【11/22(土)予想】福島記念の注目馬

■福島11R/福島記念 アンリーロード

◎抜擢した前走の府中牝馬Sは⑭着大敗。スタート一息で後方から進むも、他の馬が軒並み32秒台の上りを使うスローペースになってしまっては出番もありませんでした。現状ではワンターンでは置かれ気味で、コーナー4つのコース形態が合っている模様。実績のある舞台に戻って52kgであれば再度警戒は必要と見ます。

2025年11月16日日曜日

【11/16(日)予想】エリザベス女王杯の予想

■京都11R/エリザベス女王杯

<見解>

中距離牝馬の一線級が秋の天皇賞に出走する機会が増え、その立ち位置が微妙になりつつあるのがこのレース。今年もシランケド、クイーンズウォーク、ブレイディヴェーグといった本来ここに出てくれば中心になり得た馬がこぞって天皇賞に回り、G1馬の参戦は2頭のみ。秋華賞に出られさえしなかった1勝馬のリンクスティップが上位人気になっているあたり、混戦ぶりを物語っていると言ってよいでしょう。

展開的には、前走で一定の好走の形を作れたエリカエクスプレスが行くにしてもペースはそこまででもなさそう。緩めばケリフレッドアスクの目もありますが、天皇賞で武豊Jに鈴をつけられなかった岩田康Jが駆るとなれば無茶はしないでしょう。心配なのは一気の距離延長となるカナテープの折り合い。レーンJが御しきれなかった際には向こう正面で落ち着いた際に絡んでくる可能性があり、そうなってくると消耗戦の色合いが強まります。リンクスティップもクリスチャンJが4角までに仕掛ける公算が大きく、少なくとも直線入り口までには団子状態になっていると予想します。

<予想>

ヴェルミセル

前走の京都大賞典の際にも言及しましたが、ローカル2600mに求められる出し入れが得意でなくペースの山がしっかりできるこの条件が向いています。同じく前走で言及した通り寒い時期に向かって好走できるタイプで、季節進行によりさらなる上昇が期待できます。京都大賞典③着自体は渋った馬場の恩恵もあり、メンバー的にもレガレイラに一捻りされておかしくないレベルでしたのでそこまで評価はしていませんが、京都は今週までがBコース。直線で馬群が凝縮したところに荒れ馬場でばらければ、それを苦にせず脚を使える強みが活かせるはずで。

ココナッツブラウン

ここに来て在厩時の馬体減が解消され、この中間はしっかり追えています。展開に左右される面はあっても、夏の札幌参戦の末脚を見れば平坦の京都で直線向いてからの脚で十分間に合うと言えるのはこの馬くらいでしょう。当日のテンションが鍵も上手くいけば十分に勝負になるはずです。

レガレイラ

昨年のこのレースは不利があったと言われますが、ルメールJが馬群の中を通すのは状態面に不安がある時の乗り方と見ています(アーモンドアイが負ける時なども同様)。然るに輸送に課題があり、また馬力で勝ち切るタイプ故平坦の上り勝負が本来はあまり向いていないと見ます。ホープフルS、有馬記念、そして前走のオールカマーと「強い」と思えるレースはすべて中山でのもの。本番は次とみて割り引きました。

エリカエクスプレス

折り合いさえつけば本来血統的には中距離馬で、前走の秋華賞はその適性を証明するレースでした。外回りになる分目標にされる懸念はありますが、ケリフレッドアスクがうまく壁になってくれれば再度の好走があっても。

シンリョクカ

昨年の④着馬。当時の①~③着は不在ですから、昨年の最上位実績馬という立場です。本来は左回りワンターンがベストというタイプで前走の新潟記念は④着でしたが、今年はグレード別定になりメンバーが大幅強化。勝ったシランケド、②着のエネルジコ、③着のディープモンスターと何れも次走で結果を出しており、それら32秒台の上りを使える馬たちに交じって④着に好走したこの馬も十分に実力を示したと言っていいレースでした。得意コースとまでは言えない分で割引も、軽視は禁物です。

(追補)印を迷った馬たち

・パラティレーヌ

ローズSで露呈したように、ごちゃつくのは良くないだけに最内枠はマイナス。フラワーCでレーゼドラマに決定的な差を付けられたあたりからも、3歳牝馬の中でも最上位と言えるほどではないだけに。

・サフィラ

地元競馬に戻るのはプラスも、逆に言うと「近場に敵鞍が無いので使ってきた」というのが本音でしょう。流石に2000mすら勝っていない状況でこの距離を使ってくるのはギャンブルでしかなく。

・ライラック

舞台適性は高いのですが、ここに来てテン乗りの藤岡佑Jというのは意図を測りかねます。一時帰国したデムーロJでないのは仕方ないにしても、石川Jすら乗らない(しかも福島メインに元々乗り馬なかったにもかかわらず)というのは、師弟関係を大事にする相沢師らしからぬ采配。年齢的にもこれがラストでしょうから、使うことありきの参戦の雰囲気が否めず。

・リンクスティップ

前走は明確な敗因があったにせよ、あれだけ条件が向くかと思われたオークスで案外。渋った桜花賞でも上位2頭とは明らかに脚の差があり、きさらぎ賞からの成長が見られない現状。騎手で人気するでしょうが、少なくともエリカエクスプレス、パラティレーヌより上の評価をするのは難しいと判断しました。むしろこれで持ってくるようであれば、やはり相当にデムーロJの騎乗がアレだったということになってしまいますので、個人的にその線は支持しない立場につき。


2025年11月15日土曜日

【11/15(土)予想】武蔵野Sの注目馬

■東京11R/武蔵野ステークス ロードフォンス

前走のグリーンチャンネルCは南部杯への出走をギリギリまで待った上で止むなく参戦。本来1週後に使う前提で仕上げていた中で60kgを背負って④着まで来たのは地力の証明で、根岸S②着の実績などからも重賞、G1で通用する力は持っている存在です。距離を考えればチャンピオンズCを目指すというより来年のフェブラリーSに照準を合わせているはずで、ここはキッチリ賞金を加算したい番。相性の良い東京ダートでなら崩れなく走れるでしょう。

2025年11月9日日曜日

【11/9(日)予想】アルゼンチン共和国杯・みやこSの注目馬

■東京11R/アルゼンチン共和国杯 シュトルーヴェ

府中は思ったほどの雨量にはならなさそうで、水はけのよさも考えれば良馬場のままレースを迎えられそうと見ます。目黒記念同様に坂を2回上がるタフなコースで、求められるのが「クラシックディスタンスへの適性」と「東京の直線を伸びきる末脚」となればこの馬の出番でしょう。ここ2走は不適距離に使われ力を出し切れず、その前の3戦はG1挑戦で度外視。G2以下で坂のあるコースの2200~2500m戦は(5,2,0,0)で崩れてなく、スタートをしっかり決められれば59kgでも。


■京都11R/みやこステークス ドゥラエレーデ

一方の京都はこれから雨量が増えそうで脚抜きの良いコンディションになりそうです。こうなるとワンペースで押し切るタイプの先行馬にチャンスが生まれ、自分でレースを作れないドゥラエレーデが浮上する場面と見ます。元々はホープフルSを勝っているように芝ダート兼用で淡々と行ければしぶといものの、前走のコリアCのように馬群に突っ込ませるレースは向いていません。内の馬が主張し位置を取れなかったところに優等生騎乗の松山Jが大人しく馬群に入れてしまったことが災いし、4角で止めてしまったのが敗因でした。今回はブリンカーを着用し行く気を出させるのに加え、ゴリゴリに位置を取るクリスチャンJが一昨年のUAEダービー以来に手綱を取る今回は一変あっても。

2025年11月8日土曜日

【11/8(土)予想】京王杯2歳Sの注目馬

■東京11R/京王杯2歳ステークス フェーダーローター

先週の天皇賞に続き今日の3R(2歳未勝利)でもレース上りが32.9を記録するなど、今の東京はちょっとペースが緩むと途端に上りが出やすいコンディション。シランケドが31秒台の脚を使っても届かなかったように、ここまで上りが出やすいと後ろの馬にとってはかえって厳しくなります。ユウファラオが引っ張ることを想定して、ある程度流れに乗って脚を使えるタイプから入りたいところです。1400mの時計を見れば一番はネネキリマルですが、その前走は典型的な前傾戦で末脚が問われるこの舞台への適性は未知数。それならば時計2番手のフェーダーローターから入る手はありでしょう。前走は好位で流れに乗りつつもラスト3F11秒台が続く流れを伸びきっての勝利で進境を見せました。原Jは非根幹距離への適性に自信のコメントを残していますが、母リープフラウミルヒもキャリア11回の複勝圏内のうち実に8回が1800mと非根幹距離に強かった馬。引き続いての1400m起用、混戦のこのメンバーなら十分チャンスあり。

2025年11月3日月曜日

【11/3(月・祝)地方競馬予想】JBC競走の注目馬

 ■船橋9R/JBCレディスクラシック ヘニータイフーン

JRAには牝馬限定のダート重賞およびOP競走がありません。体力で劣る牝馬が牡馬混合のレースで賞金を加算するのは難しく、本来彼女らにとって貴重な賞金加算のチャンスである交流重賞は狭き門。賞金持ちの実績馬にとって圧倒的に出やすい一方、数少ない牝馬限定の3勝クラスを勝ち上がってきた馬の出走チャンスは限られています。交流重賞の出走機会を求めてダート中距離を主戦場にする牝馬が地方に移籍するのは近年では珍しくなく、今回ここに駒を進めたヘニータイフーンもその1頭です。しかしながらこの馬がただの転入馬とは言えない理由はその臨戦過程にあります。


3勝クラスを勝ったのは牡馬混合の小倉城S。ダート1700m戦は機動力勝負の面もあり牝馬にもチャンスがある条件ではありますが、当時3着のジョージテソーロはカトレアS、昇竜Sで2着の実績のあるオープン馬で必ずしもメンバーに恵まれた勝利ではありませんでした。転入初戦となった前走の千葉ダートマイルもJpn1勝ち馬アランバローズやダービー卿CTを勝ったパラレルヴィジョンを下して勝っており、牡馬と伍せるレベルの実力を有しながらあえてチャンスを求めて移籍してきたわけです。ノンコノユメ等で交流重賞をよく知る荒山厩舎の刺客が波乱の立役者になっても不思議ではありません。


■船橋10R/JBCスプリント サンライズアムール

フルゲートの関係で1000mコースでの開催。地方の短距離戦はいかにスムーズに出足をつけられるかが鍵なので圧倒的に外枠が有利なのですが、8枠の2頭はダートでどこまで出足をつけられるかが未知数。ドンフランキーは休み明け、クロジシジョーは後ろから、チカッパも機動力で着を拾うタイプで周回コースのほうがベターなタイプ。それなら最内枠でもコンスタントにスタートを出られているサンライズアムールで十分勝負になると見ます。


■門別11R/JBC2歳優駿 アヤサンジョウタロ

牧場から至近な立地を活かし、門別では毎年4月から新馬戦が始まります。中央のそれとは2カ月以上も差があり、故に(将来的なスケールはともかく)2歳馬の完成度では他地区より1歩も2歩も先を行っています。昨年も地元のソルジャーフィルドが勝利したほか、他地区で活躍する馬にも門別デビューの馬は少なくありません。今年の中央勢は全て1勝馬と経験の浅さは否めず、それなら地元勢から入るのが妙味ある選択と言えますが、サンライズカップを勝ったエンドレスソロウは見え見えの人気馬。ならばそのサンライズカップで勝負どころで動けなくなってしまっての③着だったアヤサンジョウタロの逆転の目に期待したいです。


■船橋11R/JBCクラシック サントノーレ

帝王賞を勝ったミッキーファイトの優位は動かしがたいところですが船橋は初参戦。中央勢ではメイショウハリオとシャマルがそれぞれかしわ記念を勝った実績がありますが、前者は叩き良化型でここがメイチではなく、後者はこの距離で何時ものように運べるか未知数。それなら一角崩しの相手として狙いたいのがサントノーレです。3歳時には中央勢も交えた京浜盃を圧勝。近走はこのコースで連勝しており、ここを目標にしてきたローテとも言えます。スパイラルカーブの船橋は後ろから行く馬にとってはコースロスのリスクとの戦いでもあり、膨れの少ない経済コースから直線で再加速できるこの馬の戦法がマッチする舞台。後ろが大事に運べば頭もあると見ます。

2025年11月2日日曜日

【11/2(日)予想】天皇賞の予想

■東京11R/天皇賞(秋)

<見解>

メイショウタバルはペースの山を作ることが苦手で、最初からガツンと行かずにじわっとペースを上げるやり方でないと走り切れません。自分の出力をコントロールしつつ折り合いにも気を遣う、浜中Jが苦労したのはこの点で、今の日本競馬界でこれを乗りこなせるのは武豊Jくらいしかいないのではないのでしょうか。こうなるとホウオウビスケッツは位置を取りに行きたいところですが、前に馬を置いたときにメイショウタバルが我慢できるかが鍵。ここで収まらずに交わしていくようであればハイペースになってしまいますし、仮に収まったとしてもホウオウビスケッツは4角からじわっと上がってくるメイショウタバルに合わせて早目に踏み出さざるを得ず厳しいレースになるでしょう。理想はメイショウタバルを行かせてホウオウビスケッツが2番手に落ち着く形。これであれば(鞍上の腹の内はともかくとして)自分のタイミングで追い出せますし、後続に蓋をすることもできます。ただ、いずれの展開の場合でも求められるのは「よどみない流れでそれなりの位置につけて速い脚を使えるか」。600mいっぱいに追われたときに伸びきれるかどうかを取捨の基準にしました。

<予想>

クイーンズウォーク
前走の新潟記念は放馬の際に外傷を負って除外に。幸い臀部の打撲と程度は軽く、この中間も問題なく追われています。川田Jが跨った1週前はウッドでしまい10.9の時計をマークするなど推進力にあふれ、大型の馬体に実が伴ってきたと言えます。昨年のローズSで前付けして33秒台の末脚を繰り出して勝っており、ストライドの大きいタイプで左回りの大箱はベストの舞台。好位につけて直線目いっぱい追うにはむしろ大外枠はプラスでもあり、アクシデントと枠で人気を落とすようならここは狙えると見ました。

ホウオウビスケッツ
前走の毎日王冠は一見凡戦に見えますが、自らペースを刻んで33.8でしまいをまとめたのは成長と言えます。見解で述べた通り早目に踏み出すレースができるのが理想で、岩田康Jがあまりそういう戦法を好まないのが一抹の不安材料ではありますが、メイショウタバルを捕まえようとすれば自ずからそういう乗り方になるはず。向こうは33秒台の上りは使えないでしょうから、上手く蓋をして後続の追い出しが遅れれば見せ場は十分。

エコロヴァルツ
ごちゃつくのが苦手で本来はワンターン向き。ディセンバーS、中山記念と終始11秒台を刻み続ける速い流れを前目から好戦した内容はここで求められる適性を示しています。どちらかというと長くいい脚をというよりはここぞのタイミングでスッと脚を使いたいタイプなので評価は一枚割引ましたが、決して得意とは言えないコーナー4つの大阪杯でも④着と善戦した内容からも4歳シーズンの成長は確か。混戦のこのメンバーなら割って入る余地は十分でしょう。

セイウンハーデス
ハイペースを自ら勝ちに行き、稍重馬場でレコードを叩きだしたエプソムCの内容が秀逸。2000mは七夕賞を勝っており問題なく、距離適性とスピード能力という意味ではここでも引けは取りません。速い上がりを使えるかどうかという点は懸念材料も、自分で動く形に持ち込めれば。

ミュージアムマイル
過去何度か言及しているように、スピードはマイルでも通用するもののエンジンの掛かりが遅く「マイル寄りの中距離戦」が一番能力を発揮できる舞台と見ます。前走のセントライト記念も、なし崩し的な加速が求められトリッキーな中山2200m(2500mも同様)にはこの馬の「いい具合のズブさ」が嵌った格好の勝利。距離短縮で位置取りに懸念はありますが舞台設定は好転するだけに、3歳勢ではこの馬を上に取りました。

マスカレードボール
不器用で典型的な直線勝負タイプ。この舞台でもやれる力はあると見ていますが、それなりに道中流れるので置かれてしまうはずで届かない可能性があると見ています。尤も、32秒台の脚を使われたらもうお手上げですが…

タスティエーラ
昨年の②着馬ですが、その昨年は外からドウデュースが来た途端にこの馬も一緒に伸びる内容。皐月賞で離れた外を差されたように目標が無いと走り切れないタイプで、実力は認めても並びや展開で左右されるだけにあてには出来ずここまでの評価としました。

2025年11月1日土曜日

【11/1(土)予想】ファンタジーSの注目馬

■京都11R/KBS京都賞ファンタジーステークス ポペット

2戦ともスタートタイミングが合わず後ろからの競馬。2走前の新馬戦では芝1500m戦で1頭だけ違う脚を使っての完勝でしたが、前走の札幌2歳Sは距離の分もあったかもしれません。ゆえに距離短縮で溜めて運べそうな今回は見直してよく、何より通算2勝、勝率0.7%の橋木Jから通算2989勝、勝率13.8%の横山典Jに乗り替わるのは大幅鞍上強化というほかなく。

2025年10月26日日曜日

【10/26(日)予想】菊花賞の予想

■京都11R/菊花賞

<見解>

G1馬不在、そしてダービーからの直行馬もゼロとどの馬も距離適性を探りながらの臨戦過程となっています。こうなると道中のペースはあまり上がらなさそうで、2週目の向こう正面あたりからの持久力勝負と見ます。雨はさほどではないものの、柔らかくなった芝は午前中からかなり掘れており、跳びの大きいタイプにとってはややてこずる可能性も。

<予想>

ジョバンニ
前走の神戸新聞杯はインで詰まってしまい③着。とはいえこの馬にとって休み明けは叩きと割り切ってのもので、状態はここに向かって上昇できています。1週前にはウッドで50秒台をマークし皐月賞以来の出来にあり、走法的にもストライドの大きい方ではなく器用に立ち回れるのはこの舞台でプラス。3角から加速する差し勢はロスが大きく、脚を溜めて直線でしっかり伸びきれれば逆転まであってよい存在でしょう。

レッドバンデ
前走のセントライト記念は放馬のアクシデントがあったうえ、直線手前から狭いところに入ってしまい持ち味を出せずの③着でした。スパッと切れるタイプでない分稲城特別を勝った時のように伸び伸びと脚を使わせた方が良く、この舞台替わりと大外枠はプラスでしょう。輸送をこなせれば十分やれるはず。

エリキング
トビの大きいタイプでこの馬場はマイナスなのと、前走の神戸新聞杯で思いのほか動きすぎた分が不安でやや割引ましたが、外差しを決められる京都コースは向いています。ジョバンニ同様ここから逆算しての神戸新聞杯参戦で状態は前走以上。春は骨折明けで十分でなかったことを思えば、万全で挑める今回はまだオッズも甘いはず。

エネルジコ
中2か月はキャリア最短。青葉賞の勝ち方を見ても中距離馬という印象で道中のアップダウンがあるこの舞台が合うかは未知数ですが、キャリア4戦の伸びしろを評価して。

ショウヘイ
ダービー最先着も、イン先行で好走するのはダービーの「恵まれパターン」。神戸新聞杯の内容を見てもあれで押し切れなかったのでは距離が伸びてプラスのイメージはありません。好位につけてどこまで。

ヤマニンブークリエ
今の馬場状態を考えればインから小脚を使えるタイプにもチャンスが生まれると考えます。前走のセントライト記念の走りはまさにその作戦が嵌った形で、この枠を引いたからにはその再現があってもよいでしょう。

ミラージュナイト
札幌で連勝してきているのは地雷パターンなのですが、何れも中団から最速の上りでまとめており単なるスタミナタイプではないことを証明しています。上のマキシも中距離馬ですが、父がバゴに替わって持久力がプラスされれば面白い存在です。

2025年10月25日土曜日

【10/25(土)予想】アルテミスSの注目馬

■東京11R/アルテミスステークス ミツカネベネラ

前走の新馬戦は当時の④⑥⑨着が既に勝ち上がっているレベルの高い一戦。スタート一息から道中は先団の馬群の中でストレスをかけつつ掘れたインを通らせ、ゴール前外に出すと鋭い決め手で差し切る好内容。それでもまだフワフワしたところを残しており伸びしろを十分に感じさせるレースぶりで、モーリス産駒で距離も問題ないでしょう。1400mからの臨戦で人気はしないでしょうが、サウジアラビアRCを勝ったエコロアルバも同じパターン。決め手が問われる東京でなら人気上位勢とも差はないはずで。

2025年10月19日日曜日

【お知らせ】10月以降の予想記事について

10月より、予想プロセスの見直しを行うことといたしました。それに伴い、「G1レースの全頭評価」は当面お休みさせていただきます。 いつもご覧いただいている皆様には大変申し訳ございません。


お伝えすべきことは以上なのですが、以下、今回の判断に至った言い訳を少し書かせていただきます。


①自分にはデータを扱うのは100年早かった


今の予想スタイルは、コロナ前から契約しているデータラボの情報をTARGETで読み込んだ上で、レースレベルやコース・枠番との相性、経験してきたペース等定量定性双方の観点から狙いたい馬を絞り込み、オッズの観点も踏まえ推奨馬を決めるものです。

これは一見、データを基に冷静に判断しているかのように見えますが、実際には「自分が導きたい結論にとって都合の良いデータを紹介し、そうでないものを見ない」というやり方に陥ってしまっていたと反省しています。


例えば、自分が良くやる「この馬は外枠を引けばいつも来る」みたいな推奨も、それ自体は正しいのですが、その時に内枠を引いていた人気馬が内枠巧者だったらどうでしょうか。

本来、データを基に客観的に判断するというのは、同じレースに出る全ての馬に対し同様の検証をかけたうえで比較検討をするものです。ですが、自分の場合は「人気馬にとって有利なデータ」から目を背け「人気薄or自分が推奨したい馬にとって有利なデータ」のみを見て推奨判断をしていたわけで、正しいデータの扱い方とは言えないものでした。

100歩譲ってそれを正当化できるとしたら「今のこのコースは外有利だから」等「他の要素との掛け合わせでその判断に至る」ケースがそれですが、そういった検証もなしにチェリーピックしているに過ぎない自分の予想は「データに基づいているから主観的でない」という言い訳をしたいだけのものになっていました。


自分のこういう性格は昔からで、データラボに金を払うことによってそれを少しでも矯正できればと思って続けていたのですが、結局は「一撃大穴を当てて楽に元を取りたい」ことが優先事項になってしまい、それらしいデータを選り好みするのみに終始してしまいました。こうした思考を根本から改めない限り、時間とお金を浪費するばかりか余計に的中から遠のいてしまうと考えました。


丁度、年初に仕事でビジネススクールを受講する機会がありました。そこで学んだのは、データを用いた事業上の判断を行う際に「根拠とすべきデータを示すこと」に加え「採用に至らなかった案について、なぜボツとなったのかをデータで示すこと」の重要性でした。本来、ここまでやって初めて「データを使えた」と言える話で、果たして競馬予想において自分はそうできているか?胸に問いかける機会になりました。



②穴狙いを続けても、結局は勝てていない現状


自分は他の馬券購入者と比べても、必ずしも予算が多い方ではないと自覚しています。故に、元手の限られるプレイヤーが人並みに結果を残すためには、人並みに人気馬を買っても意味がなく、他の人が気づかない着眼点を見つけ、それを切り口に組み立てていくことが肝要だと信じ続けてきました。


近年、予想家の中にも「期待値」の考え方を持ち出す人が増えてきましたが、自分の考え方もこれに近いものです。例えば、スプリンターズSで言うならば、「日本最強スプリンターとの呼び声高いサトノレーヴが単勝で2倍もつく」と考えるか「去年のこのレースで大敗しているサトノレーヴは過剰人気」と考えるかで、馬券アプローチは大きく変わってきます。


1番人気の複勝率は約7割と言われており、3回に1回は3着内を外します。それを考えればサトノレーヴの敗戦も決して不思議ではなく、そういう意味ではここから入らなかった予想自体は「当たり」と言えるものでした。しかし最も肝心なのは「では誰が来るのか」を正しく導くことです。足下の回収率は80%に届かず、これだけ手間をかけても成果につながっていないというのは、①でも触れた通り自分のプロセスに問題があると言わざるを得ません。



③「データの民主化」による情報格差の縮小


少し前までは一部のコアなファンだけのものであったデータアナライズも、JRAの熱心なプロモーションもあり今やすっかり普及した感があります。特にコロナ禍を経て在宅競馬が一般化してからは、「以前であれば明らかに人気しなかったであろう妙味馬のオッズ低下」や「締切直前の大量投票」が特に目立つようになりました。極端な例ですが、直前まで90倍ほどだった単勝オッズが締め切り間際で28倍になった事象もありました(3/8 阪神8Rのプロテア、しかも①着)。最後の1分まで動く時代、そもそもオッズを予想ファクターに組み込む(想定人気との乖離を基に推奨する)ことの是非が揺らぐ時代になっています。


スプリンターズSにしても同様で、自分の◎だったペアポルックスは重賞実績が無いのに単勝52倍、重賞実績複数、海外G1でも好走歴のあったウインカーネリアンが50倍というオッズに。年齢や枠順、高速決着への対応など不安要素は少なくなかっただけに敬遠されるのは理解できるのですが、結果的にはスタートを決めて押し切ったウインカーネリアンに対しペアポルックスはスタート失敗し見せ場なく終了。今の日本競馬において人気格差を生むのはデータではなく、人の思い込みや感情であることが如実に表れた結果でもありました。


他の人の裏をかいていたつもりが、同じ手法を続けるあまりいつの間にか他の人と同じ結論に陥ってしまっていたというオチ。パリミュチュエル方式のギャンブルである以上、自分も常に新たなアプローチを考え続けなければいけないと感じています。



<今後について>


つらつら書きましたが、結局は


「買った馬より人気薄に勝たれたら悔しい」


という自分の心の弱さが穴狙いを増幅させ「買った穴馬は来なかったけど、人気サイドの決着だったから仕方ない」と自分を慰めてきたことが全てだと思っています。また、TARGETではリアルタイムでオッズが動くことから、その数字に一喜一憂していた部分もありました。


今後はこれまでの予想プロセスを一旦リセットし、現実のオッズやデータに縛られない形で、的中とユニークさを追求していきたいと思っています。

変わらぬお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします。


【10/19(日)予想】秋華賞の予想

■京都11R/秋華賞

<見解>
近年のG1はいかに余裕を持ったローテで臨めるかがカギとなっている中、今回オークスからの直行はわずか2頭。裏を返せば、遠征経験やコース、賞金など本番前に一戦挟まざるを得ない馬が多いというのがこの路線の実情で、よく言えば混戦、悪く言えばトップクラスのレベルもさほど高くないということが言えます。その直行の2頭も、3歳以降全く結果を出せてないブラウンラチェットとオークス大敗のエンブロイダリーという組み合わせ。軸にできるほどの信頼は置きにくく、どこからでも入れるレースと考えます。

<予想>

ダノンフェアレディ

跳びが大きくじっくりとスピードに乗せたいタイプ。4走前のエルフィンSはスタートで大きく外に逃避するロスがあっての⑤着、3走前の忘れな草賞は雨馬場で④着、前走の紫苑Sは3角から坂下までインに閉じ込められ何もできずの③着と、何れも敗れた理由はハッキリしています。走法的に雨馬場は向かず良馬場は歓迎で、下り坂から直線平坦の京都コースは2走前に勝った小倉に近いこともポイントです。春の勢力を逆転できるとしたら、まともな勝負付けが済んでいないこの馬でしょう。

○カムニャック

賞金的にも問題ないのになぜかローズSを使っての参戦。おそらくは右回りの適性を試したかったのでしょうが、4角で接触がありながら完勝した内容は評価できます。その分中間を手控えているのは仕方のないところ。本質的には大箱コースが向いておりここは立ち回りが難しいですが、外枠を引けたのもかえって好都合。

▲エンブロイダリー

オークスは折り合いを欠いた分で、アドマイヤマーズ産駒という点からも距離は1800mまでのような気もしますがルメールJ継続騎乗なら見直してもよいでしょう。

△セナスタイル

前走のローズSは超Hペースにも乗じての③着確保でしたが、そもそもそれまでの2戦で超スローペースしか経験していない中でいきなりあの激流で結果を出せるあたりはポテンシャルの高さを感じます。気持ちの面への配慮もあってか中間岩田康Jが跨っていないのは気がかりですが、夏を越しての上昇度という点では一番と言える存在で。

△マピュース

古馬相手に重賞を勝っているのはこの馬だけ。力量は上位で、明らかにマイルを志向して使われてきた中でいきなり2000mはどうかとは思いますが、横山武Jがジョスランではなくこちらに乗るという重みを考えて押さえます。

△エリカエクスプレス

前に行きたい馬に武豊Jが乗るとなれば押さえないわけにはいきません。母父ガリレオという血統背景からは短距離馬ではなく、気性面がその出世を阻んでいるとするなら変わるのは今回かも。

△テレサ

ローズSは激流を見ながらの②着。ペースが落ち着く今回はどう収めるかが課題で、どちらかというと最後にタフさを求められる前走のような流れと急坂コースが向いているタイプ。血統背景からも条件は前走の方が良かったと思えるだけにやや割引も、このメンバーなら。

2025年10月18日土曜日

【10/18(土)予想】富士Sの注目馬とねらい目レース(東京7R)

■東京11R/富士ステークス ウォーターリヒト

昨年のこのレースの予想でも触れた通り、とにかく末脚を使う馬が好走するレースです。今年は上位人気の各馬が明らかなたたき台という臨戦過程で、しかも似たような位置取りの馬ばかり。それならば外差し勢を狙うべきと見て、本来であれば昨年の覇者であるジュンブロッサムを推奨すべきところですが陣営のトーンは上がらず。戸崎Jがシャンパンカラーに乗ることも含めここに向けたトーンは高くないと見られ、それならばこの枠からでも外差しを公言しているウォーターリヒトを狙います。2走前の安田記念は流石に前も止まらずの⑨着。前走の中京記念はスタートで躓いた上前の馬の決着になった分の⑦着。何れも敗因は明らかで、得意コースに戻って巻き返しは可能と見ます。


■東京7R アサクサヴィーナス

脚の使いどころが難しく、気性面の問題もありギリギリまで壁を作って運びたいタイプです。現状では1600mは折り合えず1200mは忙しいという状況でこの距離と枠はベスト。インが活きている開催3週目であれば好位でじっとして直線で間を割っての戦法も通用するはずで、現級通用の実績は十分で再度の好走期待。

2025年10月13日月曜日

【10/13(月・祝)地方競馬予想】マイルCS南部杯の注目馬

■盛岡12R/マイルチャンピオンシップ南部杯 リメイク

盛岡1600mコースは長い引き込み線を走るコース形状もあり、非常に時計が出やすい条件です。一昨年のレモンポップが1.33.8、4年前のアルクトスが1.32.7と芝かと思うような勝ち時計。これらは何れも稍重ですが、良馬場でも2019年のサンライズノヴァが1.34.2で走っています。逆に不良馬場で行われた3年前のカフェファラオは1.34.6、4年前のアルクトスは1.35.2と必ずしも馬場の恩恵を受けるとは限らず、このレースの特性として時計が出ると言えそうです。

このコースはコーナー径がきついうえ4角は下り坂。したがって加速がつくところで後ろや外目を回っていると遠心力で外に振られてしまうため、できれば好位のインを取って下り坂を抑えて下りたいところ。これが中距離戦であれば早目にふかしていくタイプにとって有利なわけですが、長いバックストレッチを走ってさらにコーナーで加速がついてしまうというのはスピードのない馬にとっては厳しい舞台です。加えて、下半期のダート短距離G1はこれとJBCスプリントくらいのため、1200~1400mを主戦場としてきたようなスピード自慢も集まりやすいというメンバー面の影響もあって道中が緩みにくいのもあります。ゆえにスタミナだけのタイプは厳しく、よりスプリント寄りの適性が求められるレースと言えます。過去、ヒロシゲゴールドやレディバグなど1200mで実績のある馬がたびたび穴を開けているのもその証左でしょう(裏を返せば、こことチャンピオンズCを連覇したレモンポップは化け物だったということです)。

リメイクは2年ぶりの国内参戦。マイルは2022年のユニコーンS⑥着があるのみですが、春の2戦の鞍上(川田・デットーリ)からも距離延長の進言があったとのことで、2連覇していたコリアスプリントではなくここに照準を合わせての参戦。スピードは実績的にも申し分ないもののラニ産駒で距離自体はこなせてもおかしくはなく、最内枠から立ち回れる今回はシャマルの後ろで好位のインを確保するのは容易なはず。今の臨戦過程を考えれば船橋1000mで行われるJBCスプリントには向かわない公算が大きく、ここで結果を出しておきたいところです。

以下、リピーターレースであることも加味してスピード勝負に強い○ペプチドナイル。▲シャマルは13勝のうち坂のあるコースで勝ったのは1勝(阪神)のみと不安がありやや割引。あとは帝王賞を自重し久々の△サンライズジパング、昨年のフェブラリーSの二の舞の懸念はあれど川田Jが乗りに来た△ウィルソンテソーロ、御家本Jを確保しわざわざ毎日王冠を蹴ってまでここに出てきた意欲を買って△シックスペンス。地方勢では衰えの見えるイグナイター、古馬相手に通用していないミックファイアよりも一瞬の決め手に魅力ある△エコロクラージュの紛れに警戒。

<予想>
◎リメイク
○ペプチドナイル
▲シャマル
△サンライズジパング
△ウィルソンテソーロ
△シックスペンス
△エコロクラージュ

【10/13(月・祝)予想】スワンSの注目馬とねらい目レース

※南部杯の予想は別途掲載いたします。

■京都11R/MBS賞スワンステークス ソーダズリング

調教の動きがリンクするタイプで、ちぐはぐな時は坂路で逆時計となるところ今回は加速ラップを踏んで登坂。攻め掛けするタイプではあるものの、全体時計を52.2でまとめた上で14.9-13.4-12.0-11.9と伸び続けた最終追いの内容は合格点。前走のヴィクトリアマイルは距離が長かった分で、実績ある1400mに戻ってインから捌ければ見直せるはず。

■東京11R/オクトーバーS ウインエーデル

2走前の大阪城Sでも推奨しましたが、当時は外枠で壁を作れずダラっとした走りになってしまい⑬着のブービー。前走の府中牝馬S(6月)も出遅れで最後方からの運びとなりノーチャンス。昨年のユートピアSのように五分のスタートで壁を作れれば直線は伸びてくる脚を持っており、東京なら流れやすい1800mより2000mの方が追走も楽になるでしょう。キレ自体はここに入っても遜色なく展開一つで。

■東京12R ヒルビリーエレジー

4走前、2走前のように左回りで内枠を引いたときが好走タイミングですが、要は「好位のインを取れるかどうか」にかかっています。今回のメンバーを見渡すと前に行きたい馬はせいぜいバルサミコくらいで、出遅れが無ければポジションは楽に取れそうなだけにこの枠でも問題ないと見ます。

■京都12R ミルミナーヴァ

1戦おきにスタート成功/失敗を繰り返す馬で、2走前のようにスタートを決めて流れに乗れれば掲示板内に入れる実力は見せています。今回はスタートを決める番のはずで(1,2,0,1)と良績のある京都に戻って一発。

2025年10月12日日曜日

【10/12(日)予想】アイルランドTの注目馬とねらい目レース

■東京11R/アイルランドトロフィー アンリーロード

3歳春に同舞台のカーネーションCを勝利。当時はインを進んだ馬たちが上位を占め、アリスヴェリテが折り合って運んだ勝ちパターンを外からまとめて差し切ったもので価値の高い内容でした。この時のようにギリギリまで馬群で我慢させられるレースが出来れば強く、前走の阿武隈Sもインから壁を作って直線で開けたところを伸びるという理想的な展開ではありました。ただその前走は夏バテ気味でまともに追い切りもできず、終始馬場の悪いところを進まされ良好な芝の上を走れたのは正味最後の100m程度というレース。着差以上に強いレースだったと言え、涼しくなり攻めも大幅強化で臨める今回は明らかに前走以上。レコード決着のローズSで④着した実績もあり牝馬重賞なら手が届くはずで、上手くインに入れられさえすれば。


■京都6R ランツフート

前走の英彦山特別はデムーロJが未勝利戦の成功体験にこだわりすぎたきらいもあり、2600m戦でまくって末を失くし⑦着。距離を詰めてじっくり運べば芝でもやれないことは無いと見ます。

2025年10月11日土曜日

【10/11(土)予想】サウジアラビアRCの注目馬とねらい目レース(京都12R)

■東京11R/サウジアラビアロイヤルカップ ゾロアストロ

前走で降したジーネキングがいかに強い馬かという話は先日の札幌2歳Sの記事の中で触れさせていただきました。その前走は前半が49.5と息の入るペースになり、最後はジーネキングとこの馬とのマッチレースに。直線で再加速し33.4の上りで逃げ切ろうとするジーネキングに対しノーステッキながら32.9の脚で差し切ったゾロアストロ。③着以下に大差をつけたレースぶりも含め、見た目以上のパフォーマンスだったと言えるでしょう。ジーネキングが強いという立場をとる人間としてはこの馬を買わないわけにはいきません。


■京都12R サンライズブレイク

2走前の中京戦が好内容。スタート一息もうまく被されない位置で追走し、②着争いの一角に加わるレースぶり。逆に前走は好位追走も途中で被されてしまい馬がやる気を失くしたようで、近走のちぐはぐさを考えればここは無理せず外目を回してくる戦法を採ってくることでしょう。先行~好位タイプが揃ったここは嵌る可能性。

2025年10月5日日曜日

【10/5(日)予想】毎日王冠・京都大賞典の注目馬

■東京11R/毎日王冠 シルトホルン

昨年のこのレースはインで終始詰まって何もできずの⑤着。このコースでは昨年のエプソムC②着、今年もジューンSを勝っており最も得意とするところです。今回はサトノシャイニングがハナをうかがう構えを見せており、そこにホウオウビスケッツが蓋をすればまずオーバーペースにはならないでしょう。こうなると前にいてひと脚使える馬が有利で、ギアチェンジが苦手なホウオウビスケッツ、気性面のもろさを抱えるサトノシャイニングよりも前付けでひと脚というタイプのシルトホルンの台頭余地は十分でしょう。


■京都11R/京都大賞典 ヴェルミセル

ビュッと切れるタイプではなく、前走の札幌日経OPのように道中にギアチェンジが求められるレースは得意ではありませんでした。放牧先では筋肉が落ちていたとのことで、遠征も向いていなかった様子。そこから立て直して地元戦に向け調整は順調。1週前にはウッドでしまい2F11.2-11.2という好ラップを刻み、元々本数はいらないタイプだけに当週は調整程度で問題なし。昨年冬場に2連勝→ダイヤモンドSで③着したように涼しい時期の方が良く、適度に時計の掛かる馬場コンディションも好都合。エリザベス女王杯への道を開くためにもここはぜひ賞金加算したいところです。

2025年10月4日土曜日

【10/4(土)予想】グリーンチャンネルC・オパールSの注目馬とねらい目レース(東京6R)

■東京11R/グリーンチャンネルカップ バトゥーキ

東京では(1,2,0,1)。前走のアハルテケSは落雷の影響で発走が16時10分になり、待ち時間が長かったことが影響したという陣営談。脚質的に脚抜きの良い馬場も向いてなく、良馬場想定で迎えられそうな今回は見直せる番です。


■京都11R/オパールS タマモブラックタイ

先行出来てもダラっと流れ込むようなレースが続いており、陣営はこのタイミングでの脚質転換を敢行。中間の追い切りはしまいを伸ばす形で十分に動けており、開幕週+重馬場で内前に馬が殺到すれば外目をスムーズに伸びてこられそうなこの馬の出番があっても。


■東京6R スプランドゥール

これまで中央のレースではすべて柴田大Jが騎乗。再転入後は僅差のレースを続けており、現状ではしまいを活かせる東京が向いているようです。人気の中心になりそうなピコテンダーは②③着の多いタイプで、こういう馬に対し勝ち切れるのは決め手のあるタイプ。3kg減の石神道Jに手替わりでもう一押しが効けば。

2025年9月28日日曜日

【9/28(日)予想】スプリンターズSの全頭評価とねらい目レース(ポートアイランドS)

■中山11R/スプリンターズステークス

[1]①ピューロマジック(松山)

前回のレースぶりに味をしめたのか、それともここに来て精神面が大人になったのか、陣営は控える競馬を示唆しています。この馬自身への評価は後で述べるとして、このレースのペースが結果にどのように関わるのかを考えたいと思います。

<前後半のペースと上位3頭の4角通過順>
24年 32.1-34.9(前傾2.8) ③⑥⑫
23年 33.3-34.7(前傾1.4) ②④⑦
22年 32.7-35.1(前傾2.4) ②⑨⑫
21年 33.3-33.8(前傾0.5) ②④⑤
20年 32.8-35.5(前傾2.7) ⑮④⑯

前半ラップが32秒台を刻むような超ハイペースになると流石に4角2桁番手の馬でも届きますが、基本的には中団までにいないと厳しいレースになっています。近年はこの馬然りモズスーパーフレア然りといったハイペースを刻むタイプの逃げ馬がペースメイクしてきましたが、今年のメンバーでハナを主張しそうなのは大外枠のウインカーネリアンくらい。それもビュンビュン飛ばすというタイプでもなく、単騎で行かせれば33秒台の前半になることはほぼ間違いなさそうです。

ではそうなったときに控えたピューロマジックがうまく脚を使えるのかと言われると、個人的には非常に懐疑的です。そもそも前走自体がこれまで折り合いを欠いてきたこの馬にとって「禁じ手」とも言える千直への参戦で、テイエムスパーダなど相対的に速い馬が多く折り合いに苦労しなかった恩恵が大きすぎました。過去10年で距離延長で臨んだ馬は(0,0,0,3)という相性の悪さもさることながら、もまれ弱さから逃げ戦法を取り続けてきた(前走にしても千直で馬が外に密集する中真ん中を通ってストレスフリーだった)経緯からしても「何が何でも控えろ」となってしまうとスムーズにいかない懸念が。

[1]②ヨシノイースター(内田博)

勝ち切れているのは1分8秒台の決着の時のみ。重賞であと一歩という内容からは最高峰の舞台で強調はしにくく。

[2]③ダノンマッキンリー(横山典)

前走のチェアマンズスプリントプライズは⑬着大敗も鼻出血で参考外。ただ元々がオンとオフの切り替えの難しいタイプで、マイルではかかり1200mでは「オフ」のタイミングを作ることができないという課題があります。重賞2勝が何れも1400mというのは偶然ではなく、スプリント並みのペースとマイル同様のメリハリが求められるカテゴリというのがこの馬に合っていると見ることができ、ワンペースになりやすい中山1200mでは。

[2]④ママコチャ(岩田望)

前走のセントウルSは496kgと、一昨年にこのレースを勝った490kgと比べればまだ皮1枚分厚い感じの中時計にも対応し②着。以前は気持ちが前向きすぎてやむなく距離短縮せざるを得なかった馬が、ここに来て落ち着きを見せ連戦が可能になっているのは成長と見ることができるでしょう。前目から速い脚を使えるのが身上で、今回極端なハイペースにならなさそうな中でこの枠を引けたのは好材料。早仕掛けのきらいがある岩田望Jという点に一抹の不安はありますが、溜めて末脚を使わせるタイプでもないだけに遅れずについていければ今年も上位候補。

[3]⑤カンチェンジュンガ(坂井)

前走のセントウルSはカルチャーデイとテイエムスパーダが前半33.0のハイラップを演出。ママコチャ、トウシンマカオが明らかな叩きという仕上げの中外差しでの勝利は一見恵まれたようにも見えますが、直線では一瞬追い出しを待たされる場面もあった中で馬群を割って伸びており、この馬よりもスムーズに外に進路を取れたティニアが⑧着だったことも考えれば展開利とは言い切れない勝利でした。ただ、昇級後は位置を取ると脚が鈍る面があり、必然的に後方からのレースを強いられている現状。今回の想定ペースを考えればこの馬の位置取りでは厳しいと言わざるを得ません。

[3]⑥ナムラクレア(ルメール)

1回1回全力で走るタイプで、陣営もその対策として昨年の阪神Cからは3か月間隔での臨戦を続けています。このレースも4年連続の参戦で⑤③③着としていますが、過去3年は何れも中4週ないしは中5週でのレースでした。臨戦を工夫し挑む今年はその過去3年ほどにはハイペースにならなさそうな想定で、道中置かれ加減になるこの馬にとってはペースが向きそうな期待が。

[4]⑦サトノレーヴ(モレイラ)

高松宮記念を制した後はチェアマンズスプリントプライズ、QE2ジュビリーS(英国)を転戦し何れも②着。特に今スプリント界では世界最高峰とも言える香港の地で、13連勝中のカーインライジングの②着した香港での走りは日本代表ともいえるパフォーマンス。そもそも来年の免許に影響するので余計に制裁点を稼ぎたくないモレイラJがわざわざ1か月だけ来日(期間中のG1はここだけ)して乗りに来るくらいには力が入っているという見方もでき、中山コース自体も昨年の春雷Sで1.07.1の好タイムで勝利しており問題なし。昨年は超が付くハイペースで物理的に間に合いませんでしたが、33秒台の前半で入れば十分間に合うはずで。

[4]⑧ペアポルックス(松若)

このコースでは①②着。そのいずれもが1.07.2で先頭ないしは2番手で走り切ってのもので、高速決着は得意とするところです。きれいな馬場で走れるかが鍵で、キャリアでも着外に敗れている3度は何れも渋った馬場か最終の荒れ馬場かという戦歴。今回の中山は良馬場想定で問題なく、葵Sでピューロマジックの②着しているように前半のハイペースも経験済。自分で行くかウインカーネリアンを行かせるかはその時の判断でしょうが、いずれにしても自ら1分7秒台前半で走り切れる走力を持っているという点ではここに入っても十分に通用するはずで。

[5]⑨ドロップオブライト(丹内)

前走の京成杯AHはインを通ったもの勝ちのレース。最内を突いたホウオウラスカーズはすべてがうまくいった結果であり、内枠から先行して②着したこの馬にとっては運が無かったというべき内容でした。しかしながらここまで5勝全てが1200mという馬がこのタイミングでマイルを走り連対するとなると、6歳を迎え距離適性は伸びてきていると考えるのが自然でしょう。再度激流のスプリント戦に参戦するとなると位置取りを落とすのは必至で、それでもまだ得意とする左回り×内枠であれば評価の目もありますが…

[5]⑩ラッキースワイネス(リョン)

G1を4勝、23年シーズンには6連勝を記録するなど香港スプリント界のトッププレイヤーの1頭。昨春の故障で休養が長引き、約1年ぶりに復帰してからは⑥④②着と叩かれつつ良化を示しています。日本の高速決着に対応できるかが鍵ですが、前走のハンデ戦でさえカーインライジングの②着と、普段から戦っている相手が違います。能力の素地だけで言えば香港組はやはり1枚上の評価をしなければなりません。

[6]⑪トウシンマカオ(横山武)

器用なタイプではないものの、昨年のこのレースでは内枠からうまく動いての②着。大箱コースか極端な枠が向いているだけに中山でこの中枠は微妙なところですが、どこからでも末脚を使えるのが強み。本質的には右回りの方が良く、高松宮記念からもう一歩上積みがあるとすればここでも有力候補でしょう。

[6]⑫ヤマニンアルリフラ(団野)

2走前の北九州記念は3F通過32.5という超が付くハイペースで、前が止まったところを差してのもの。このメンバーではなかなか前は止まってくれませんでしょうし、芝では平坦コースでしか勝ち星がないのも気になるところ。ここは試金石という位置づけでしょう。

[7]⑬ジューンブレア(武豊)

過去7回の掲示板内は何れも1桁馬番or千直の2桁馬番。内目を通れるかどうかが好走のカギとなる馬で、この枠からだといい位置を取ろうにも脚を使ってしまう懸念が。

[7]⑭カピリナ(戸崎)

この馬もまた勝ち切れているのは1桁馬番の時。前走の函館スプリントSにしても、ジューンブレアがインを開けなければ勝ち筋はありませんでした。この枠からの立ち回りが鍵となるだけに。

[8]⑮ルガル(川田)

前走急遽の乗り替わりでコンビを組んだだけの川田Jがこの秋、ママコチャを蹴ってこの馬とのコンビ継続を決断。西村淳Jが復帰したにもかかわらずです。それだけ鞍上も手ごたえを感じている現れでしょう。昨年のこのレースはピューロマジックの超Hペース逃げを番手で追いかけ、抜け出すタイミングもドンピシャという勝利でした。ただ骨折明けという臨戦過程を考えればそのパフォーマンスは額面以上で、高松宮記念では2年連続で凡走しているように本質的にはスピード比べで能力を発揮できる馬。香港より時計の出やすい中山に帰れば見直せるはずです。

[8]⑯ウインカーネリアン(三浦)

自分で決める脚が無いので短い距離で押し切った方が良いという現状。8歳でも衰えはなくスプリント戦でもハナを切れるだけのスピードはありますが、1分7秒台前半の決着は未経験なだけにこの枠から脚を使って前についたとて残せるかは未知数で。

<予想>
◎ペアポルックス
○サトノレーヴ
▲ルガル
△ラッキースワイネス
△トウシンマカオ
△ナムラクレア
△ママコチャ


■阪神11R/ポートアイランドステークス トゥデイイズザデイ

8番枠を引いたときは①②着。2走前のジューンSが理想的な内容で、外枠からスムーズに先行ししぶとさを見せました。前走はスタートでいけなかったのが全てで、再度得意な外枠を引いた今回は見直せる番です。

2025年9月27日土曜日

【9/27(土)予想】シリウスSの注目馬とねらい目レース(中山6R)

■阪神11R/シリウスステークス ルクスフロンティア

2走前の平安Sでも推奨しましたが、その根拠はこの馬の内枠特性でした(ダートで6番枠以内なら連対率100%)。残念ながら⑩着となりましたが、稍重の馬場にして前半4Fが50秒近くかかるスローペースで出番がありませんでした。それ以前に、最近の岩田康Jはインにこだわるあまり位置取りを疎かにしがちで、流石に4角14番手では勝負になりませんから、その騎乗ぶりもマッチしなかったと見るべきでしょう。ここは再度内枠を引け相性の良い武豊Jに戻っての一戦で、近走大敗続きで人気が落ち着くなら。


■中山6R キョウエイタイコ

ダートに限れば大きく崩れてはなく、前走の1勝クラス戦にしても4角の通過順がそのまま着順になるようなスローペースで仕方なし。牡馬混合戦で牝馬最先着の⑦着だったことは評価してよく、当時シンガリ負けだったリバースザトレンド(牝馬)も次走の牡馬混合戦で0.2差④着に好走しています。牝馬限定戦で相手関係も落ち着いたここなら。

2025年9月23日火曜日

【9/23(火・祝)地方競馬予想】テレ玉杯ASの注目馬

■浦和11R/テレ玉杯オーバルスプリント サンライズフレイム

人気になりそうなのは最内枠のムエックス。ただ本をただせば中央3勝クラスで頭打ちになったのち南関東移籍でOPまで上り詰めた存在。直近の勢いは認めますが、前走のさきたま杯は超が付く不良馬場で位置取りとコース適性が問われたもの。立ち回りを理解した人馬の貢献が大きく、まっとうな馬場で走るとなるとまた話は変わってきます。それならば4歳で上り目もあるティントレットを重く取りたいです。

一方、中央勢はモレイラJが駆るエートラックスが一応の中心。ただ重賞での好走は地方交流競走に限られ、真の実力がどこまでかは未知数の面が大きいです(中央では未勝利勝ちしかないハッピーマンも同様)。ガビーズシスターは良績がダート1200mのみで、初の1400m+周回コースと超えるべきハードルは低くありません。それならば、中央の1400m重賞でもキッチリ入着しているサンライズフレイムが能力的には最右翼と見ることができるでしょう。

中央のダート1400m重賞はわずか2つしかなく(根岸S、プロキオンS→東海S)、必然的にその路線のトップクラスが出走する構図になります。サンライズフレイムが戦ってきた相手もコスタノヴァやエンペラーワケア、ヤマニンウルスなど重賞の常連ばかりで、ここのメンバーの中では経験値が違います。何より額面上の重賞実績が無いため54kgで出られるのはチートと言えるほど恵まれたハンデで、斤量面の後押しも考えればここは勝っておきたい舞台でしょう。

2025年9月21日日曜日

【9/21(日)予想】オールカマー・神戸新聞杯の注目馬とねらい目レース(中山8R)

■中山11R/産経賞オールカマー リビアングラス

トビが大きく器用さに欠け、スムーズに先行できる形が向いています。前走の札幌記念はホウオウビスケッツを見るような形で控えて⑥着。後方待機勢が上位を独占する中で粘り通した方と言ってよく、頭数が手ごろになり強引にハナを主張するタイプも居ない今回は逃げないしは好位を楽に取れそうです。元はと言えばG1馬3頭が上位を独占した菊花賞の④着馬。元値の高さは証明済みで、ホーエリートが蓋をして後ろが大事に乗る形になればチャンスありでしょう。


■阪神11R/神戸新聞杯 ジョバンニ

このレースは23年連続でダービー出走組が連対を果たしており(20勝、②着13回)、昨年も4頭が出走しその中で最先着(⑩着)だったジューンテイクが②着と好走。勝ったのはダービー取消となったメイショウタバル、③着も2番目に着順の良かった(⑭着)ショウナンラプンタでしたから、ダービーにたどり着けたという事実とその実績から組み立てるべきレースと言えます。

今回は1桁着順に好走した3頭が該当。最先着(③着)のショウヘイは好位のインを回って直線だけ外に出すというお手本のような競馬が叶った分でもありました。一方エリキングは後方から脚を伸ばし直線だけで掲示板を確保しましたが、川田Jは「動かす必要があるとき」以外は無理をさせないタイプ。賞金獲得の必要があった京都2歳Sで「無理をして動かしました」と言っていた通り元々ズブさがあり、ダービーも不器用故内枠からうまく立ち回れずあのような位置取りになったと考えられます。今回、少頭数の外枠を引けたのは良かったですが、あくまで本番はこの先(中4週となる菊花賞に行くなら直行でよかったはずで、個人的には次はJCに行くような気がします)。「無理をして動かす必要はない」レースと見て、◎はジョバンニとします。

前走のダービーは鞍上曰く「いつもの反応が無かった」とのこと。陣営も「皐月賞がピーク」と言っていた通り流石に春3戦目でお釣りが無かったうえ、直線でも進路に迷うシーンがありました。今回は休みを挟んで立て直されての一戦。一瞬のキレよりしぶとく伸びるタイプなだけにじわっと加速できる阪神の外回りは向くはずで、ボンドロアが変な逃げさえ打たなければ。


■中山8R イコノスタシス

1枠を引けたときは(1,1,0,1)。唯一の着外だったフィリーズレビューはスタート後手、ボコボコの芝を走らされた上外差し決着と三重苦での敗戦で度外視できます。現級でも2度の掲示板があり、相手関係も落ち着いた今回距離短縮で上手く中団くらいから運べれば。


2025年9月20日土曜日

【9/20(土)予想】イサ殿下来場記念・大スポ杯の注目馬とねらい目レース(阪神6R)

■中山11R/バーレーン王国イサ・ビル・サルマン・アルカリファ殿下来場記念 キョウエイブリッサ

ダートは新馬戦以来。その新馬戦は東京1400mコースで先行して36.9の脚を使って押し切ったレースでした。新馬戦で前目につけた馬が押し切るレースはよくありますが、たいていは最後までしっかり脚を使えていないケースが多く36秒台でまとめたのは地味ながら評価できる内容です。この水準(勝ち時計1.26.6以下、3・4角5番手以内、上り36秒台以下)で良馬場の東京ダ1400m戦を勝ち上がった新馬は2001年のコースリニューアル後でも12頭しかなく、現OP馬のペンヌ、全日本2歳優駿②着のコンバスチョン、昇竜Sを勝ったグレートサンドシーなどのちの活躍馬に匹敵する水準です。

キョウエイブリッサ自身も全4勝を中山ないしは東京で挙げており、坂のあるコースでのパワー比べは歓迎のクチ。ここ2戦は暑さに加えキレが求められるレース(エプソムC、関屋記念)で見せ場を作れませんでしたが、気温が落ち着いた今日の中山であれば問題ないでしょう。過去2回とも②①着と変わり身を見せている休み明け2戦目で一発。


■阪神11R/大阪スポーツ杯 フェルヴェンテ

このコースでは①②②③⑤着。唯一の着外だった4走前の天満橋Sは差し有利展開を先行した分に加え、下がってきた馬の影響で3角をスムーズに運べなかった影響もありました。既に現級で②着2回③着3回とめどは立てており、好調時には連続好走できるタイプ。ここは決めたい番です。


■阪神6R ゴールドダイアー

前走の小倉戦でも推奨しましたが、勢いがついたところで進路が狭くなってしまい不完全燃焼の⑨着でした。現状では小脚を使わせるよりも伸び伸びと脚を使った方が良さそうで、追わせる馬に合っている和田竜Jへの手替わりもプラスと見ます。

2025年9月15日月曜日

【9/15(月・祝)予想】セントライト記念の注目馬

■中山11R/朝日杯セントライト記念 レッドバンデ

ここ3年はG1馬ないしはのちのG1馬が出てくるようになりレースレベルがかなり上がったセントライト記念。レベルは上りの質に繋がってきますが、特に中山のこのコースの場合外回りコースの形状の関係から残り1000m地点からペースアップし、かつレベルの高いレースではそれが最後まで維持される(=止まりにくい)ようになります。近3年の上位③着以内の馬のうち必ず2頭は「中山での勝利経験がある」馬が入っており、コース経験の有無で舞台適性を測るのが得策と言えます。それだけで絞ると6頭該当するのですが、ここから「5F以上減速しないラップを踏んで勝った馬」を選ぶとレッドバンデとエーオーキングの2頭に限られます。

レッドバンデ(未勝利戦:中山芝2200m)
12.6-10.7-12.5-13.0-12.7-12.6-12.6-12.4-11.8-11.5-11.4

エーオーキング(水仙賞:中山芝2200m)
12.6-10.9-12.5-13.1-13.8-13.4-13.0-12.5-12.3-11.3-11.1

エーオーキングは自ら逃げて刻んだラップで、特にラスト3F12.3→2F11.3という加速性能は素晴らしいのですがいかんせん中間に13秒台の区間が多く、サクラファレルもいるここは流石にここまで楽はさせてもらいないでしょう。一方レッドバンデは7Fにかけて減速なしで勝ったこのレースもそうですし、青葉賞も後半5Fが加速するレースを0.1差④着、その後の稲城特別も後半5Fずっと11秒台を刻む流れを3番手から脚を遣って勝っており、ロンスパ能力を証明する戦績を見せています。青葉賞組は出走13頭のうち11頭が次走を経験済でこの馬を含む7頭が勝ち上がり、勝ったエネルジコも新潟記念で②着とレベルの高いメンバーでした。G1馬はいますがここは本番に向けても結果が欲しいところで。


【9/15(月・祝)特別企画】JRAアニバーサリーキャンペーン:全24レースの注目馬<午後11~12R分>

■阪神11R/JRAアニバーサリーステークス エレクトリックブギ

ダート転向後④⑪着。ギアの掛かりが遅いところがあり、前走は福島戦で適応しきれなかった部分もありました。2走前の東京戦で走れているように大箱コースで前進余地あり。

■阪神12R ラフォン

前走の1勝クラス戦は先行馬に厳しい展開となりシンガリ負け。ただ当時4角5番手以内で走っていた馬の次走は②④⑤②着と、先行勢が実力を発揮できなかったレースであったと考えれば悲観する必要はないと見ます。見かけの着順で人気が急落するようなら。

■中山12R ワンダラー

1200mでは①②②着。前走下したメンバーは③④着馬が次走で勝ち上がり、⑦⑧着馬も次走②着とハイレベル。未勝利馬も混ざるメンバー構成のここなら。

※セントライト記念は「重賞注目馬」として別掲いたします。

【9/15(月・祝)特別企画】JRAアニバーサリーキャンペーン:全24レースの注目馬<午後9~10R分>

 ■阪神9R/新凉特別 ヤマニンシュラ

ダートの良馬場では(2,1,3,0)とパーフェクトに走れており、前走のように行き切った方が良いタイプなのであれば大外枠も好都合。競りかけそうな同型馬もいなさそうなここは連勝期待。

■中山9R/鋸山特別 ロッシニアーナ

8枠を引けば2戦2勝。好位外からの運びが叶いそうな今回は引き続き好走期待です。

■阪神10R/2015メモリアルモーリスカップ トーアライデン

気難しいところがあり、前走のWASJではルメールJに当たりながらも抑えきれず。万策尽きたかに思えましたが陣営は距離短縮の荒療治に出ました。マイルでも入着経験がありスピードは問題ないはずで、実質的にまともに勝負になるメンバーが4~5頭しかいないここなら。

■中山10R/2005メモリアルディープインパクトカップ フレミングフープ

じっくり控えた方が脚を遣えるタイプで、前走の長久手特別は仕掛けの早いバデルJも合いませんでした。モレイラJへの手替わりはプラスで本来の動きを取り戻せれば。

※以降のレースは追って更新します。

【9/15(月・祝)特別企画】JRAアニバーサリーキャンペーン:全24レースの注目馬<午後5~8R分>

■阪神5R アイガーリー

モズアスコット産駒の新馬戦回収率は単複100超え(芝184/113、ダート30/209)でベタ買いで儲かる水準です。このレースには2頭いますが、エイシンティザーの上は新馬戦でからっきしなのに対しこちらは上にいる2頭で①④着。ウッドで好時計もマークしておりいきなり動ける態勢と見て。

■中山5R アースヴィンチ

近親にタッチミーノットやピークトラムがいる血統。中間は1週前にしまい重点、直前にテンから飛ばす追い切りを消化し本番で動ける態勢を作ってきたと見ます。父アルアイン、母父ステイゴールドという血統からもいかにも中山で走りそう。

■阪神6R アスクコモンタレヴ

おそらくすぐ隣のオニムシャがハナを主張しそうで、その後ろを取ることは容易でしょう。あとはここぞの末脚を鞍上が引き出してくれれば決められるはず。

■中山6R モーゲンセン

このコースはストームキャット系が好相性。メンデルスゾーンの産駒はまだサンプル数が少なく評価が難しいところですが、管理する斎藤誠厩舎はこのコースでの近3年成績が(10,7,2,58)で単複回収率も100超え。1週前にはウッドで51.5-11.8の好時計をマークしており、態勢は整ったと見ます。

■阪神7R ウィンターガーデン

前走の中京戦は(レースになっていなかったシゲルオトヒメを除けば)実質最後方から直線だけで④着に持ってきたレースでした。元々使いながら良くなるタイプで、叩き2走目の前進に期待。

■中山7R ランスノーブル

前走の函館戦で⑦着。⑥着までの6頭は既に次走を走っており、勝ったライフゲートがFビレッジ特別で③着したのをはじめ2頭が勝ち上がりとなかなかの好メンバー。牡馬混合戦で牝馬最先着を果たしたのは額面以上に評価してよく、牝馬限定戦のメンバーなら。

■阪神8R フェイトライン

昇級戦だった前走で先着を許したインヴォークはその次の2勝クラスを連勝。相手が悪かったと思えばここは再度好走期待。

■中山8R クラッチプレイヤー

前走は返し馬で蹴られての除外。ダメージはなく引き続き再ブリンカーで臨みます。ハイペースを前目から押し切った4走前の未勝利戦の内容が良く、ロンスパ能力が試されるこの条件は合うと見ます。

※9R以降は後程更新します。

【9/15(月・祝)特別企画】JRAアニバーサリーキャンペーン:全24レースの注目馬<午前分>

Club JRA-Netで行われている「JRAアニバーサリーデーキャンペーン」で

「全24レースを各500円以上購入すると1万円分のクオカードが当たる」

という企画があることを発見。

↓これ。


12,000円分の投資で10,000円が当たるチャンス(しかも的中すればその分還ってくる)とあれば、やってみる価値はあると思いチャレンジを決意。全レースで1頭ずつをチョイスし単複を基本線に購入する予定ですが、せっかくなので全24レースの狙い馬を紹介しようと思います(紹介は発走順)。

■阪神1R ヴィンテージボンド

ここは障害2戦目のテーオーリカードが圧倒的人気ですが、ヴィンテージボンドは障害練習から1週間で合格をもらったセンスの良さが魅力。難波Jが継続騎乗のリプレイではなくこちらを選んだのも重視して。

■中山1R ベアアッコチャン

初戦はゲートを出なかったうえに、両隣の馬が目の前で交錯するような出方にもなりポジション取れず。それでも⑥着は頑張った方と言え、2戦目でスタートを覚えればまっとうに前進可能。

■阪神2R アンディムジーク

前走の新馬戦(芝のマイル戦)は前半4Fが51秒という超スローペースで、4角の隊列がそのまま着順になる形。5番手を走っていたこの馬も32.9の上りを遣いましたが及ばずで、まっとうに流れる未勝利戦になれば。

■中山2R ブリサマリーナ


横山典Jからの手替わりは誰であっても妙味あり。単複回収率が100を超えておりベタ買いで儲かる水準です。新馬戦なので単純になりなかった可能性もありますが、レースを覚えてくれば前進ありでしょう。

■阪神3R マイネルホウセン

前走の新馬戦(芝2000m)は前半1000mが67秒という超絶スローペースで、逃げ馬と最内を掬って追い込んだ馬のワンツー決着。それを終始外を回ったのでは厳しいレースでした。川田Jに替わって必勝を期すここは。

■中山3R ジュンビクトワール

流れ込むだけで動ききれていないレースが続いており、こういう馬を動かすことこそモレイラJの真価ではないでしょうか。人気でも仕方ありません。

■阪神4R アメリカンバー

良馬場なら③②②③着とパーフェクト。前走で先着したバルミラクルは一昨日の未勝利戦を勝ち上がっており、ここは決める番。

■中山4R ピースワンジョケル

8月デビューで⑩③着と前進一途。この時期の未勝利戦は使い通しで上げ幅の少ない馬同士のレースになることも少なくない中、伸びしろを見込めるキャリアの馬にルメールJへの手替わりというのは好材料と見たいです。同様にキャリアの浅い馬は他にも何頭かいますが、状態が微妙だったりダートからの転戦だったりと材料に乏しく、距離延長が課題も内目で上手く立ち回れればチャンスありでしょう。

※午後のレース(5R以降)分および重賞予想・ねらい目レースは別途更新します。

2025年9月14日日曜日

【9/14(日)予想】ローズSの注目馬とねらい目レース(仲秋S)

■阪神11R/関西テレビ放送賞ローズステークス テレサ

2年ぶりに阪神1800mでの開催。このコースで開催される年は長い直線での末脚性能が問われるレースになっており、特に近年の特徴としてはラスト3F~4Fにかけて11秒台が続き、かつラスト2F目が後半最速になる上りの刻み方をしています。

2023年(勝ち馬マスクトディーヴァ)
12.4-10.8-11.2-11.3-11.6-11.7-11.2-11.0-11.8

2019年(勝ち馬ダノンファンタジー)
12.8-11.2-11.4-11.7-12.2-11.7-11.0-10.5-11.9

2018年(勝ち馬カンタービレ)
12.7-11.0-11.5-12.3-12.4-12.2-11.0-10.8-11.8

2017年(勝ち馬ラビットラン)
12.4-10.9-11.3-11.8-12.2-12.0-11.6-11.3-12.0

2016年(勝ち馬シンハライト)
12.6-11.2-11.6-12.0-12.5-12.2-11.7-10.9-12.0

2015年(勝ち馬タッチングスピーチ)
12.5-11.0-11.6-11.6-11.7-11.9-11.2-11.5-12.2

近10年のうち阪神開催を抜き出すと6回中5回が「ラスト2F目が後半最速」に該当します。唯一の例外の2015年はレッツゴードンキが逃げて前半58秒4のハイペースを刻んだ年で、それでもラスト3F目に後半最速となっており、直線半ばでの加速性能が問われ得ます。今回のメンバーで「ラスト2F目に後半最速のラップを刻むレースを勝っている」馬はそこそこ居ますが、その中で「ラスト2F目が10秒台」で勝っているのは2頭のみ。

カムニャック(新馬戦:中京芝2000m)
12.9-11.7-13.3-13.0-13.2-13.0-13.1-12.2-10.9-10.9

テレサ(アルメリア賞:阪神芝1800m)
12.4-11.2-11.9-12.4-12.6-12.5-11.7-10.9-11.6

何れも10秒台ですが、前半ユルユルで脚を遣ったカムニャックの新馬戦に対し、テレサの勝ったアルメリア賞は前半60.5という平均ペースを逃げて自ら加速したレース。この舞台に向いている末脚性能の持ち主という意味では後者を重く取りたいです。

先週の紫苑Sも春までの実績馬(桜花賞③着リンクスティップ、阪神JF③着テリオスララ、フローラS③着エストゥペンダ、忘れな草賞①着サヴォンリンナ)が総崩れの中、春は重賞やリステッドであと一歩だった馬(スイートピーS③着のケリフレッドアスク、フラワーC④着のジョスラン、リステッド④⑤着のダノンフェアレディ)が上位を占める結果に。この世代は夏の成長力で既成勢力を逆転できる余地があると考え、2勝クラスを勝ってここに臨むテレサから入ります。


■阪神10R/仲秋ステークス ダズリングブレイヴ

休み明け2走目は①③①①着。前走の長岡Sは休み明けで+12kgながら③着に健闘しており、地元競馬に戻って上積みが望める今回。1400mでは前半が忙しく、かといって1800mでは切れが鈍る現状を考えればベストはマイルで、しっかり溜められるルメールJへの手替わりもプラスです。


2025年9月13日土曜日

【9/13(土)予想】チャレンジCの注目馬とねらい目レース(中山3R)

■阪神11R/チャレンジカップ マイネルクリソーラ

手塚厩舎は騎手起用に勝負度合いが現れやすく、リーディング上位騎手を配するときは勝負になると判断していると見ることができます(逆に脚部不安明けなどリハビリ期間と見られる馬には所属の嶋田Jを乗せることが多い)。今回のメンバーで騎乗経験のある馬が去勢明けのエアファンディタしかいないという事情もありますが、わざわざ関東からの遠征馬かつ非社台の馬にルメールJが乗るのはかなりのレアケース。これを含めても今日は4鞍のみの騎乗で無理やり乗鞍を確保しているようにも見えず、鞍上も勝負になる可能性を考えての判断と思われます。

そのマイネルクリソーラは前走の目黒記念で③着と健闘。前にいた馬のワンツーフィニッシュとなったところをしぶとく脚を遣っての好走でしたが元々キレで勝負するタイプではなく、昨年の中山金杯でも③着したように東京よりも器用さが問われる小回りの方が向いています。阪神内回りで内枠を引けたのは何よりで、他の有力馬が外に回ったのも好都合。ここは立ち回りで着を拾える舞台と見ます。


■中山3R ヨタロー

脚の遣いどころが難しいタイプで距離短縮したここ2戦で結果を残しています。ここまで4戦手綱を取った西村太Jも「脚を遣うのは最後の1Fのみで良い」と語るほどなので、坂を登ってからの最後の一押しで決められる可能性のある中山コースは向いているはず。脚抜きの良い馬場で前が速くなれば最後はバタバタになる展開が予想されるだけに、戦法的に溜めざるを得ないこの馬のようなタイプが浮上すると見て。

2025年9月7日日曜日

【9/7(日)予想】紫苑S・セントウルSの注目馬とねらい目レース(中山8R)

■中山11R/紫苑ステークス セイキュート

近5年の紫苑Sの③着以内馬は何れも「坂のあるコースの勝ち鞍がある」馬たちでした。例えば人気どころで言えばリンクスティップなんかはきさらぎ賞②着も含めて連対は京都のみ。桜花賞③着、オークス⑤着の実績は疑いようはないものの、何れも直線で伸び負けていたことを考えればそもそもの切れ味に加え坂への適性という点で疑問符が付くところ。デムーロJの大味な騎乗が嵌るタイプでもあり、一転して最内枠&トリッキーな中山コースを考えると全幅の信頼は置きにくいです。一方ジョスランは中山で新馬勝ちしているものの、4F52秒-5F65秒というドスローを2番手から押し切ったまででフラワーCで伸びきれなかったあたりはやはり急坂適性に疑問符。エストゥペンダもカーネーションCまでさんざん取りこぼして前走の新潟で圧勝した内容からは平坦向きで、その他の該当馬も夏に平坦の1勝クラスを勝ってきたりドスローを押し切ったのみで強調材料に乏しく、それならば阪神芝2400mの未勝利戦を勝ち上がったセイキュートの可能性に賭けたいです。

前走の矢車賞は少頭数で目標にされた分もあっての②着。とはいえ0.1差先着を許したタガノアビーはオークス③着馬で仕方のないところでした。ここ2戦は積極策で活路を開いており、距離と折り合いを気にして控えたい馬が多くなるトライアルにおいて前に行けるのは強みになります。津村Jも前への意識の高いタイプで、ノーマーク先行が叶えば粘りこみの目も。


■阪神11R/セントウルステークス ジャスティンスカイ

今年は2年ぶりに阪神の開幕週で開催され、純粋なスピード勝負への対応が問われるレースになりそうです。時計の比較で言えば1200mの日本レコード(1.05.8)を持っているテイエムスパーダが断然ですが、当時は48kgを背負いノーマークの逃げが叶ってのもの。同馬にしても一昨年のこのレースを勝って以来1200mでは7回走ってすべて1秒以上負けており、今更この距離でどうこうという状況ではないと見ます。とすれば浮上するのが昨年の鞍馬Sを1.06.9で制したジャスティンスカイになります。

ここ2週は坂路で好タイム。直前にポリトラックや芝コースを取り入れることも多い友道厩舎にしてはしっかり負荷をかけられており、春にモルガナイトSを勝った時の動きに近づいています。前走のCBC賞はイン有利の展開に加え、左回りでいまいち伸びきれなかった分もありました。現状得意の右回りに戻って見直せるタイミングと見ます。


■中山8R ナムラジミー

中山では④④①着と堅実なのに対し東京では⑧⑪着。前走の青竜Sも脚抜きの良い馬場で前が止まらずのシンガリ負けでしたが勝ち馬とは1.2差。当時②着のプロミストジーンや⑥着のシュラザックが即2勝クラスを勝っていることからも水準級のメンバーだったと言え、ここは前走で現級入着馬が4頭しかいないメンバー構成。得意舞台に戻っていきなりから。

2025年9月6日土曜日

【9/6(土)予想】京成杯AH・札幌2歳Sの注目馬

■中山11R/京成杯オータムハンデキャップ ダイシンヤマト

中山マイルは④①①③①①着。全4勝をこのコースで挙げる中山巧者ぶりに加え、馬群で我慢させるレースが向いており内枠は歓迎のクチ。そこにインにこだわる岩田康Jが戻ってきたとなれば買わない手はありません。ここを勝てばサマーマイルシリーズで逆転優勝の可能性が残ってもおり、賞金的にもここを叩いてマイルCSへという意思はないはず。一戦必勝を期したローテーションと見て狙い打ちます。


■札幌11R/札幌2歳ステークス ジーネキング

今年の札幌は先々週と先週はBコースを使用し、最終週のみCコースで挙行。例年Bコースを挟まない運用だったためこのレースはCコース2週目ないしは3週目の実施となっていましたが、今年はインが活きた状態での実施ということで前に行ける馬を中心に考えたいです。

ジーネキングの前走は新潟外回り1800m戦を逃げ切ってのもの。そもそもこのコースは逃げ切りが難しいことは承知の通りですが、2歳戦でこのコースを前半49秒以下で逃げ切ったのは2020年以降ではこの馬を含め3例しかなく、その他の2例がレディバランタイン(OP、春雷S③着)とエンブロイダリー。しかも他2例は何れも夏の開幕週という最もインの良いタイミングでの開催だったのに対し、ジーネキングの未勝利戦は夏の4週目。内回りとの合流点以降は見るからに芝は荒れており、この日の準メインの中郷特別はエストゥペンダが外から豪快に差し切り勝ち。見た目以上に逃げ切りの難易度は高かったはずです。新馬戦ではロスパレドネスに敗れていますが、当時は新馬としてはかなり締まった流れで差し有利の展開。絶好枠から自分のレースが出来ればチャンスありでしょう。

2025年8月31日日曜日

【8/31(日)予想】新潟記念・中京2歳Sの注目馬

■新潟11R/新潟記念 クイーンズウォーク

名物ハンデ戦が今年からグレード別定に。ハンデ戦は近走実績のある馬に厳しく、また賞金別定は近年賞金の高額化が著しいG1勝ち馬や、ディープモンスターのように複数回OP特別を勝って賞金を積んでいるタイプが出にくいデメリットがあります。今回の改定でより有力馬の参戦が促されることが見込まれ、左回りワンターンの2000mという条件から、今後はここをステップに秋の天皇賞に向かう馬も今後増えてくるのではないでしょうか。今年もこれだけのメンバーが揃いましたが、この傾向が続けばG2に格上げされるのもそう遠い将来の話ではないでしょう。有力馬が力を発揮しやすい斤量設定、日本最長の直線の末脚比べ、G1勝ち馬から条件戦上がりまでメンバーの格差が大きいことを考えればそう紛れは起こらないと考えられ、急速に外差し傾向が進む今の馬場コンディションも踏まえればここはクイーンズウォークで仕方ないところでしょう。

秋華賞や小倉牝馬Sで大敗を喫したように器用さに欠け、なし崩し的に脚を遣わなくていい大箱の条件を選んで走りたいタイプ。かといってマイルは短く、大目標にしたいのはおそらく秋の天皇賞のはず。そこから逆算して同様の条件で叩けるところはここしかなく(札幌記念はコーナー4つ、オールカマーはトリッキーな中山、京都大賞典や毎日王冠では間隔が短すぎ)、もちろん叩きとはいえ狙っての参戦であることは明らかでしょう。中間の動きも文句なく、じっくり外を回して脚を伸ばす戦法は今の新潟にもマッチするはず。VMで先着したシランケドより人気していないのであれば妙味も十分です。


■中京11R/中京2歳ステークス フレンドモナコ

回次は「第1回」ですが名目上は小倉2歳Sを移設した形。とはいえ距離もコースも左右も違う小倉2歳Sを参考にするのは流石に無理があります。ここで紹介するデータは、前身という扱いではないものの昨年まで2歳OPとして継続して行われてきた(報知杯)中京2歳Sのものになります。18年にはアドマイヤマーズが勝ったレースでもありますが、なにぶん施行時期がバラバラなうえ距離も統一されてなく、1400mで行われたのは2013年が最後。そのあたりの元データの揺らぎはお含みおきください。


上記は過去10年の前走コース別成績です。中京が4勝、次いで阪神が2勝となっており、東京を含めれば坂のあるコースを走ってきた馬が7勝しています。今回は小倉勝ち上がり組の参戦が多く、この条件で絞ると5頭が該当。うち遠征が初となるパープルガーネット、前走が5頭立てでペースが参考にできないタマモイカロス、未勝利馬のアイルトンは割引と考えればマイケルバローズ(2代目)とフレンドモナコが残ります。まだ素質だけで走っている感のあるマイケルバローズは伸びしろが見込めるものの、前走騎乗した川田Jが「調教ほど動けなかった」と語っているように、実戦では善戦タイプの可能性。それならば全く人気のないフレンドモナコから入ってもよいのではないでしょうか。

左にモタレる癖があり、デビューの福島戦ではペースが遅かったのもあって終始力みながらの走り。直線ではかなり膨れる場面がありながらの⑤着で、2戦目の千直は3番枠を引き参考外。前走の中京遠征では3番手でピタリと折り合い、直線モタレる場面を見せながらもしっかり脚を遣って勝ち切りました。レースぶりからも現状は左回りの方が良く、かつ締まった流れの方がレースしやすい様子。母フレンドパリは1400m戦を勝ち上がった経歴の持ち主で距離もここまでは持ちそうだと期待します。

2025年8月30日土曜日

【8/30(土)予想】ねらい目レース(日本海S)

■新潟11R/日本海S ドラゴンヘッド

開催の進んだ芝コースが得意という馬。過去3勝は「2回札幌(連続開催)の4週目」「2回小倉(連続開催)の4週目」「春の新潟(芝の生育が不揃いですぐに傷む)の3週目」と、何れもこの条件に合致します。前走の七夕賞も連続開催の3週目というコンディションが向いての⑤着健闘で、過去には2600m戦でも好走しており1F延長も問題なし。現級であれば勝ち負けでしょう。

2025年8月24日日曜日

【8/24(日)予想】キーンランドC・新潟2歳Sの注目馬と狙い目レース(朱鷺S、WASJ4)

■札幌11R/キーンランドカップ クファシル

昨年の北海道シリーズで①②①着。ちょうど1年前のWASJでティータンJが騎乗し2勝クラスを突破しましたが、これを含め海外Jが騎乗した機会は(2,0,0,1)と走れています。唯一の敗戦はイーガンJが騎乗したデビュー2戦目のシンザン記念ですが、新馬戦とあまりにラップが違いすぎてレースになっていなかったとも見られ参考外でよいでしょう。気温の上昇とともにパフォーマンスを上げるタイプでもあり、3走前のシルクロードSは時期も良くありませんでした。良績ある北海道開催で剛腕バデルJが駆る今回は本来の動きを引き出せるチャンスと見ます。


■新潟11R/新潟2歳ステークス タイセイボーグ

前走のダリア賞はスタートが決まらず、前残りの流れを追い込むも④着まで。ただ牝馬にして既に470kgもある馬で正直新潟の内回りは向いてなく、距離が伸び外回りコースになるのはプラスと言えるでしょう。派手な勝ち方をしてきた馬たちの多くはスローから末脚を繰り出したまでで、まっとうな流れでどこまで脚を使えるかは未知数。それならばOPを経験し明確な敗因がありながら戦績に傷があるだけで人気しないこの馬から。


■新潟10R/朱鷺ステークス ハクサンバード

左回り1400mで1枠か2枠を引けたときは(2,0,1,0)。前走の関屋記念は流石に距離が長かったという敗戦で、走っても走っても人気しないタイプですが適距離に戻ったここは見直してよいでしょう。


■札幌12R/ワールドオールスタージョッキーズ第4戦 トーアライデン

行きたがるところがあり上手く収められるかが鍵となる馬。前走は逃げ馬を上手く遣ったものの、単独の2番手追走となってしまったこともありお釣りが残せず。岩田康Jが乗ると皆ちょっかいをかけにくく、周りに絡んでくる馬がいなかったのが災いする格好になりました。折り合いさえ付けば見直せてよく、これが仕掛けの早い海外勢や折り合わせるという概念のない横山典Jなどに当たったらどうかでしたが、ルメールJで駄目なら仕方ないでしょうという思いも込めて心中します。

2025年8月23日土曜日

【8/23(土)予想】ねらい目レース(BSN賞)

■新潟11R/BSN賞 ジョージテソーロ

馬群に入ると難しいタイプで、前走のジュライSは外の速い馬に被されインに閉じ込められてしまったのが敗因でした。元々はアマンテビアンコやチカッパともOPクラスで接戦していた戦歴の持ち主で、2走前の下総Sは58kgを背負って逃げ切っており斤量も問題なし。外目から無理なく好位を取れればチャンス十分でしょう。

2025年8月17日日曜日

【8/17(日)予想】札幌記念・中京記念の注目馬とねらい目レース(NST賞)

■札幌11R/札幌記念 シュトルーヴェ

アウスヴァールとホウオウビスケッツの先行争いが見込まれる中、問題は好位を誰が取るか。内目の枠を引いたリビアングラスにボーンディスウェイ、さらにはケイアイセナやトップナイフもポジションを取りたいタイプでここはなかなか決着しなさそう。さらにはローカルまくりが得意な丹内Jが駆るコスモキュランダも居るとなると、前目につけた馬にとってはかなり厳しい展開になりそうです。こうなると馬群で我慢できる馬にチャンスが生まれ得ると見て、内目を引いたシュトルーヴェを狙いたいです。直線で先行勢が垂れてくる展開になれば昨年の日経賞で見せたように馬群を割って伸びてこられる持ち味が生きる舞台と見え、コーナー径の大きい札幌コースも大跳びのこの馬には好都合。折り合い不安のキングJでも距離短縮のここなら辛抱できるはずで。


■中京11R/中京記念 トランキリテ

時計のかかる決着で好走してきたクチですが、前走の関屋記念では1分31秒台の決着の中を小差の④着に検討しました。速い上がりが求められる展開でもきっちり脚を使って来られたのはここにきての成長を感じる内容でした。加えて休み明けは仕上がりきらないタイプながらにここまで走れたのも収穫で、有力馬に休み明けが多い中叩き2走目で型通り上昇できていればここでも通用できるのではないのでしょうか。


■新潟11R/NST賞 コパノパサディナ

前走の福島テレビ賞を含め過去8枠からのスタートでは②②①③着とパーフェクト。展開に左右されるのは確かですが、外目からスムーズに追走して射程圏をキープできれば好走できる確率が上がります。外枠有利の傾向もある今の新潟ダートであればこの枠を引いたからには再度チャンスありでしょう。


2025年8月16日土曜日

【8/16(土)予想】ねらい目レース(新潟11R)

■新潟11R ハッピーパンニャ

千直はゴールに向かって減速するラップを刻むことから、ダート戦の好走実績と成績がリンクしやすい傾向にあります。それでも芝があまりにも速すぎると絶対的なスピード不足で及ばないのですが、今日の新潟はまだ昨日までの雨が残っておりソフトな仕上がりでダート馬でも十分に通用する舞台と見ます。ハッピーパンニャは現級3度の好走が何れも最後の1Fで1秒以上ラップが減速する消耗戦でのもので、このコースへの適性が高い存在と見ます。絶好枠、そして千直マイスターの1人でもある津村Jが駆るとなれば人気でも見直しは必至でしょう。

2025年8月11日月曜日

【8/11(月・祝)地方競馬予想】クラスターCの注目馬

■盛岡11R/クラスターカップ サンライズアムール

ここはアドバンスファラオが行くと思いますが、スタートが安定しないのが難点です。中間の出来だけで言えば東海Sの方が良く、ハナに立つまでにだいぶ脚を遣うことが予想されます。とはいえ飛ばすタイプでもなく、ペース自体は落ち着きそうでそうなると誰が2番手を取るかの争いになりそう。ダノンスコーピオンはスプリント戦では追走力に欠け、ヒビキも昇級後はぺースの関係から追い込み一手に。チカッパは交流競走でも中団から運ぶタイプですが、コーナーリングは右回りの方がベストというタイプで、自ずからサンライズアムールがここに収まると見ました。インには岩手勢しかおらず、アドバンスファラオを見る位置をスンナリ取れればあとは4角で外に出して交わすのみ。4走前のカペラSではチカッパに先着しており力量は遜色なし。岩手リーディング2位の高松Jがたまたま空いていたのも僥倖で、ここは大チャンスと言えるでしょう。

地元勢はラブバレットクラスでないと台頭は難しいレース。紐には素直に中央勢と、実績は見劣るも転入初戦を圧勝して勢いのあるキャンディドライヴまで。

<予想>
◎サンライズアムール
○チカッパ
▲アドバンスファラオ
△ヒビキ
△ダノンスコーピオン
△キャンディドライヴ

2025年8月10日日曜日

【8/10(日)予想】CBC賞・レパードSの注目馬とねらい目レース(UHB賞)

■中京7R/CBC賞 メイショウソラフネ

前走の北九州記念はテンが速く追走に脚を遣った分最後まで残せずの⑬着。後方外有利展開で内枠から馬群を進んだのもバイアスに逆行する負け方で、着順ほど悲観する内容ではないと見ています。中京は最後の急坂も含め上りがかかりやすく、1400m寄りの適性を持つタイプが好走しやすい舞台。現に勝ち鞍もあるうえ今回は先行争いが激しくなり中団外にポジションを取る外枠勢に流れが向きそうな展開が見込まれるだけに、前走大敗で人気が落ち着くようなら妙味十分と見ます。


■新潟7R/レパードステークス ヒルノハンブルグ

リニューアルされたユニコーンSは京都1900mコースでの施行に替わり、それまでの東京マイルでのスピード比べから一変し体力勝負の色が濃くなりました。1800mよりも最初の直線を走る距離が長く、ポジション取りに脚を遣う分(最後に急坂のある中京1900m、阪神2000mよりはマシとは言え)先行馬には厳しい舞台で、特にまだ体力のつききっていない3歳馬にはタフなレースと言えます。その中で先行して(しかも先団がびっしり広がり逃げ馬も3角で脱落した中2番手を進み)⑤着したヒルノハンブルグは力量上位の存在であるとみなすことができます。自厩舎の馬でもないのにデビューからずっと坂井Jが跨り続けるのは期待の高さ故(今週はシャーガーC参戦のためやむなく乗り替わり)。本来は一段引いた位置からレースができるタイプで、先行争いが激しくなり体力勝負の展開になれば浮上の目も。


■札幌11R/UHB賞 メイクアスナッチ

ルーラーシップ産駒らしく小脚が使えないタイプで、馬群の中でレースをさせるのが苦手。近親のラウダシオンやローウェルもそうであるようにワンターンのコースでスピードに乗せた走りをさせるのが向いており、ここ3戦は後方からしまいに賭けるレースを続け何れも最速の上りを遣えています。中山2戦は展開が向かず、前走の青函Sも内有利かつコーナー径の小さい函館では大外ブン回しも届かずでしたが、外枠を引きかつコーナー径の大きい札幌であれば届く可能性は十分。あまり飛ばしていくタイプも見当たらず馬群が固まりインが渋滞するようなら一発も。

2025年8月9日土曜日

【8/9(土)予想】エルムSの注目馬

■札幌11R/エルムステークス ウィリアムバローズ

前走のかしわ記念はコーナー4つのコースで息を入れられた分もあり②着と好走。この馬の場合距離うんぬんよりも一息で走らされるワンターンが向いてなく、小回りのコーナー4つはまさに適条件と言えます。現にローカル場のダートでは札幌・福島で2戦2勝としており、ここもJBCクラシック(船橋)を見据えた賞金加算で狙いすました一戦。大外枠からごちゃつかずに先行できそうなのもプラスで、斤量が嫌われて人気しないのであれば再度の好走期待。


2025年8月3日日曜日

【8/3(日)予想】クイーンS・アイビスSDの注目馬

■札幌11R/北海道新聞杯クイーンステークス アリスヴェリテ

前走のヴィクトリアマイルは最終的に外差し勢の決着となった中、果敢に逃げて坂上まで見せ場十分の⑤着と健闘しました。スピードの制御が難しいタイプだけにワンターンが向いていたというのもあったでしょうが、自らハイペースを刻んで残せる強みを発揮したレースでした。牝馬限定重賞のメンバーに入れば力は上位で、池添Jの継続騎乗もプラスに働くと見て。


■新潟7R/アイビスサマーダッシュ ニシノコニャック

このコースで2勝を挙げていますが、何れも前半32秒台のハイペースを中団外から差しての勝利。今回のメンバーを見るに元々出脚の良くないテイエムスパーダやモズメイメイはかなり脚を遣うはずで、他方スンナリ前につけるスピードのあるシロンやカフジテトラゴン、スコーピオンなどはこぞって内枠を引いてしまい、これらが内ラチでの先行争いを繰り広げるとなると外側の馬群はばらけることが想定されます。こうなると外ラチに寄せて差しを狙う意識のある騎手を狙いたいところで、それができる存在と言えるのが津村Jや菊沢J。ただコラソンビートは追って味のあるタイプではなく控える戦法は考えにくいだけに、素直に差しの実績のあるニシノコニャックを狙おうと思います。

2025年8月2日土曜日

【8/2(土)予想】ねらい目レース(中京12R)

■中京12R スマートロベール

前走の小倉戦は外目からのスタートでポジション取りに脚を遣ってしまい、直線追い出されるも案外伸びずで③着止まりでした。うまくタメを利かせたいだけに内枠変わりは歓迎で、坂上まで余力を持って運べれば未勝利では上位の存在だけにアッサリまで。

2025年7月27日日曜日

【7/27(日)予想】東海S・関屋記念の注目馬

■中京7R/東海ステークス エートラックス


前走の東京スプリントを含め交流重賞を2勝。今回は1はロン距離延長となりますが元々は1700mでも勝っている馬で、テンが忙しい1200mよりは1400mの方が流れは向いてくるはずです。その2勝は何れもモレイラJの手綱でしたが、今回初コンビのバデルJは早速昨日の中京でダートで2鞍に騎乗し①③着。香港が本拠地なだけに普段ダートで走る機会はないのですが、このガタイはいかにもゴリゴリに馬を動かしてくれそうで、マジックマンに勝るとも劣らない資質の持ち主なのではないかと期待しています。あとは馬自身がこの暑さを克服さえしてくれれば。


■新潟7R/関屋記念 ニシノスーベニア

3度目の骨折明け2戦目。前走は脚元への配慮からあえてダートを使われたもので、今回は主戦場である芝に戻ってくる形。昇級後はダービー卿CTで④着、エプソムCで②着と好走しており、2走前の毎日王冠も見た目の着順は⑬着ですが4角の通過順がそのまま着順になるスローペースで勝ち馬とは0.8差で善戦の域と言えるでしょう。新潟外回りは直線が長く差し有利に見えますが、平坦かつコーナー径がきつく前付けして長く脚を遣えるタイプの方が有利です。エプソムCのレースぶりがまさに理想で、好位から目いっぱい脚を遣えるレースが出来れば台頭可能でしょう。

2025年7月26日土曜日

【7/26(土)予想】ねらい目レース(TVh賞)

■札幌11R/TVh賞 ロードトレイル

今週から開幕の札幌ですが、今朝のクッション値は7.5とかなりソフトな仕上がり。前日までの雨が残っており、発表こそ良馬場ですが稍重に近いコンディションと言ってよいでしょう。ロードトレイルは昇級後2戦して④⑥着。前走の淀屋橋Sは前半32.8の超Hペースを好位で追いかけての失速でやむを得ない敗戦でした。当時逃げたナムラローズマリーが同じくここへ参戦していますが、良馬場で3勝している相手に対しこちらは稍重でも走れており、時計を要する展開であれば一日の長があるでしょう。もう少し外を引ければよかったですが、モズナナスターさえうまくこなせれば外目を被されずに先行できそうで、スムースなレースが叶えば一発も。

2025年7月21日月曜日

【7/21(月・祝)地方競馬予想】マーキュリーCの注目馬

■盛岡12R/マーキュリーカップ ディープリボーン

このレースは4角で4番手までの馬がそのまま以上位に入着するケースがほとんどで、必然的に基礎的な脚力に長け位置を取れるJRA勢が上位を独占します。2022年のヴァケーション、2020年のランガディアと差し馬の穴好走実績はありますが、外に振られにくい最内枠かつ普段から盛岡の坂を経験している地元岩手所属馬という共通点があります。今年の1枠1番はライトウォーリア。先行力もあり実績は十分ですが、不安は久しく直線に坂のあるコースを経験していない点。メイショウフンジンやクラウンプライドが出だしにポジションを取りに来ると考えれば必ずしも楽な競馬にはならない可能性があり、カズタンジャーやセラフィックコールはじっくり構えるタイプ。それならばある程度の位置が取れ左回り実績も十分なディープリボーンのチャンスがあると見ます。

前走のブリリアントSでは前に馬を置く形で我慢しながらの道中から最後に脚を遣っての勝利。下したピュアキアンは土曜にマリーンSを制しておりレースレベルも低くはありませんでした。3走前のカノープスSはHペースの差し決着、2走前のプロキオンSは強力メンバーの中で終始外を回らされた分でもあり、交流G3クラスであれば十分足りるはずです。

2025年7月20日日曜日

【7/20(日)予想】函館2歳S・小倉記念の注目馬

■函館11R/函館2歳ステークス スターオブロンドン

ダートで勝ち上がったとはいえ、父タワーオブロンドンは芝の勝率がダートの2倍近くあり本来は芝向きの種牡馬です。前走の新馬戦にしても4頭雁行状態の先行争いで必ずしも恵まれた内容ではない中で先団から最後にひと脚見せての差し切り勝ちで、直線入り口の反応の良さなどはローカル向きのスピードを感じさせる内容でした。最終追いは函館芝で4頭併せの大外から軽快に抜き去ったもので、やはりこの馬自身も芝向きのスピードを持っていると見てよく実質1勝クラスのここなら通用しても不思議はないでしょう。


■小倉11R/小倉記念 マイネルメモリー

前走の函館記念はコーナー4つの右回りというこの馬に合った条件の中、前半流れても最後に脚を遣う内容で③着に食い込みました。体質的に夏の方が絞れるようで中間も元気そのもの。差し馬でも流れると脚のたまらないタイプがいる中でこの馬はハイペースへの対応力を持っており、引き続きの右回りコーナー4つ+前半が流れやすい小倉であれば再度追いかける価値はあるでしょう。

2025年7月19日土曜日

【7/19(土)予想】ねらい目レース(テレQ杯・湯浜特別)

■函館9R/湯浜特別 シンゼンカガ

使いながら仕上げる荒川厩舎。4走前の未勝利戦も叩き2走目での一変勝利で、前走の恵山特別も内前有利展開で動けず出せずの中④着を確保したのは叩き2走前の前進と評価できます。超高速馬場に仕上がったこともあり今年の函館は最後までコンディションを保てそうで、最内枠も苦にはならないはず。鞍上大幅強化で臨む今回はさらに前進可能と見ます。


■小倉11R/テレQ杯 デイトナモード

休み明けは②②①着。そのうちの1勝も含め小倉1200mでは(2,0,0,0)とパーフェクトに走れており、その両方の条件が揃ったここは好走の番と見ます。現に全3勝が1200mで挙げたもので、1400mを使われ外差し有利展開で逃げて⑧着だった前走はむしろ不適条件で健闘した部類と言え、得意舞台に戻れば見直し必至。


2025年7月13日日曜日

【7/13(日)予想】七夕賞の注目馬

■福島11R/七夕賞 ギャラクシーナイト

この馬はとにかく気分が乗るかどうかが鍵で、そのくせスタートも安定しないのでなかなかアテにしにくいタイプです。逆に言えば、ポジションが取れても取れなくても突かれたり被されたりしなければよく、実際好走した昨年のオクトーバーSは先団の外から、今年の中山金杯は無理せず最後方から脚を伸ばしており、そのあたりの勘所を心得ている菊沢Jに戻るのは好材料です。この中間は再度の障害練習を敢行し気持ちが向くように調整。昨秋も障害帰り2戦目のレインボーSで激走を果たしたように気持ち一つでこのクラス通用の力は持っており、めぼしい先行馬もおらずスムーズに好位を取れれば一発も。

2025年7月12日土曜日

【7/12(土)予想】ねらい目レース(小倉8R、HTB杯)

■小倉8R ゴールドダイアー

昇級後は1400m、1600mと忙しい距離を使われ大敗、前走は1800mに戻されたものの前が止まらない馬場となり⑦着でした。それでも4角15番手から直線だけで着を上げてきており、じっくり構えれば自分の脚は遣えるタイプ。当時先着した⑩着のオーミアレストは次走の古馬混合戦で③着しており、当時のメンバーのレベルは高いはず。向こう正面から下り坂で最後の最後に止まることも多い小倉コースなら届いても不思議はなく。


■函館10R/HTB杯 アスクドリームモア

前走のテレビ山梨杯は外枠で壁を作れずシンガリ負け。G1タイトルを獲得し今夏の再来日が予定されているキングJの唯一のアキレス腱が折り合い面で、今年の重賞好走はすべてマイル以下。京成杯のセンツブラッドやAJCCのチャックネイトも折り合わせられずに着外に敗れました。鞍上強化とは言い難いものの、最内枠を引き減量の舟山Jが駆るのであれば好位で押し切る期待も。

2025年7月6日日曜日

【7/6(日)予想】北九州記念の注目馬とねらい目レース(ジュライS)

■小倉11R/北九州記念 レッドヒルシューズ

夏の小倉は(3,1,0,0)とパーフェクト。一昨年も昨年もテンで33.0と飛ばしながら逃げ切る芸当を見せており、スピード能力はこのコース向きと言えるでしょう。このレースは毎年好位のインを追走した組から穴好走馬が生まれており、すんなりポジションが取れそうなこの枠も好都合。53kgのハンデも魅力で複穴として相手は手広く狙いたいです。


■福島11R/ジュライS コンバスチョン

芝1400mでも好走できているようにワンターンが向いているのは確かですが、ひとえにキックバックを嫌う性格なだけにごちゃつくコース形態が向かないという見方が出来ます。骨っぽい相手が大沼Sに回った分メンバーも手ごろと言え、キャリア18戦目にして初めての大外枠はプラスに向くはず。距離延長と再ブリンカーでスンナリ先行が叶えば一発も。

2025年7月5日土曜日

【7/5(土)予想】ねらい目レース(マレーシアC・TUF杯)

■小倉11R/マレーシアカップ ドットクルー

平坦コースが向いており、現級昇級後も3走前、2走前はそれぞれ京都・新潟で小差のレースが出来ています。しまいを活かすレースが板についてきた今なら前半が流れやすい小倉も歓迎のクチで、叩いてよくなるタイプでもありそろそろ走りごろでしょう。


■福島11R/TUF杯 アイアムユウシュン

このコースは新馬戦で0.5差の圧勝歴があり、中山1200mコースでも2勝を挙げているように芝スタートの右回りが合っています。この中間は直前こそ輸送を考え手控えたものの、1週前に6F78.9-4F48.2-ラスト11.5と超抜時計をマーク。これでいて最後まで加速ラップを踏んでいるのですからスピード能力は相当なもの。出方を見ながら運べる中枠も良くいきなりから。

2025年6月29日日曜日

【6/29(日)予想】函館記念・ラジオNIKKEI賞の注目馬とねらい目レース(臥牛山特別・湯の川温泉特別)

■函館11R/函館記念 マイネルメモリー

全4勝のうち3勝が「右回りコーナー4つ」のコースで挙げたもの。長い直線での末脚比べよりは小回りで決め手を活かすレースが向いているのですが、7走前にテレQ杯を勝って以降6戦続けて左回りもしくはコーナー6つ以上のレースに使われ続けており、今回は久々の好走シチュエーションでの出走となります。5走前のアルゼンチン共和国杯では展開に恵まれたとはいえ⑤着と健闘しており、流れ一つで重賞でもいい勝負ができるところを見せてくれました。牝馬2頭が54kgを背負うことから、この馬含めた55kgの牡馬3頭が実質的な最軽量ですが、アウスヴァールの昨年はホウオウビスケッツが蓋をしてくれた部分が大きく、昨年◎を打ったサンストックトンはOPでは頭打ち。マイネルメモリーにとっては今回が妙味ある舞台と見ます。


■福島11R/ラジオNIKKEI賞 アタラシイカドデニ

ハンデ戦ではあるものの、3歳の夏でクラシックに乗れなかった馬しか集まらないため実力でハンデ差をつけることが難しく、実質的には見た目の戦績で斤量を背負わさざるを得ません。基本的に1勝馬は53kg、2勝馬は55kg、リステッド連対馬が56kg、重賞連対馬が57kgといった具合で、ここからレース内容などを勘案し±1kgの調整が入っているイメージです(昨年の勝ち馬オフトレイルも白百合S②着で56kgを背負っていました)。

但し、制度の問題点か「1勝馬=53kg」としてしまったがために恵まれていると思われるのが、転入馬で1勝クラスを勝っていながら53kgに据え置かれたアタラシイカドデニです。スタートに難があるもののなぜか内田博Jが乗ると無難に出せており、同騎手が手綱を取った4走前・3走前に中山マイルで②①着としています。2走前のNZTはスタート失敗、前走の白百合Sも1800m戦にしては最初の3Fが34.0とかなり流れてしまい展開向かずの大敗でしたが何れも度外視できるもので、3走ぶりに手綱が戻った今回自分のペースに持ち込めさえすれば一変があっても。


■函館9R/臥牛山特別 マイバラード

滞在競馬と洋芝が合っており、昨年も函館で⑤③③着と滞在2戦目から連続好走。前走は開幕週で大外枠を引かされての⑥着ですから悲観する必要はなく、昨年同様に中1週で続戦するここは型どおりの前進が期待できそうです。


■函館12R/湯の川温泉特別 マルプリ

どうしても展開の助けが必要になってしまい、前走もインで詰まって全く追えずの⑧着。洋芝は1週ごとの消耗が野芝より大きく、開催3週目のここはもう少しばらけてくれるはずで、再度内枠を引いたここも我慢の競馬が出来さえすればチャンスありでしょう。

2025年6月28日土曜日

【6/28(土)予想】ねらい目レース(青函S)

■函館11R/青函S マイネルレノン

好走実績は外目の枠順に集中。特に8枠を引けたときは②②③着とパーフェクトに好走できています。何が何でもというタイプのいない今回はスンナリ好位を取れそうで、稍重とはいえ1Rの未勝利戦で1.09.4の時計が出ていることを考えればメインは7秒台の決着が見込まれます。高速決着に強いタイプでもあり、馬場の回復も後押しで。


2025年6月22日日曜日

【6/22(日)予想お休みします】

今週は全くもってツキが無く、買った馬は来ず切った馬に来られるのを繰り返しており…良い予想を提供できないと判断しましたので、お休みさせていただきます。

2025年6月21日土曜日

【6/21(土)予想】ねらい目レース(スレイプニルS、東京12R)

■東京11R/スレイプニルステークス リチュアル

左回りが走れるタイプで、昇級後の戦績は左回りでは②④②④に対し右回りでは⑥⑥⑧③⑪となっています。今回は5戦ぶりの左回りで前進が見通せるうえ、差し込みやすい良馬場も好材料。昨年8月の名鉄杯で②着しているように暑い時期も問題なく、このコースで連勝中のカズタンジャーは何れも脚抜きの良い馬場での勝利だったことを踏まえれば、今日のコンディションで逆転まで期待したいです。


■東京12R プロスペクトパーク

前走の1勝クラス戦はダート1800m戦にして最初の入りが36秒を切る厳しいラップを2番手で追走。前が5頭が雁行状態で広がり常にプレッシャーを受ける展開で、向こう正面で勝ち馬たちが捲ってきたところで先行勢は全滅。その中でも0.8差⑥着に踏ん張った内容は評価でき、古馬混合戦でメンバーも楽になるうえワンターンの東京なら変な仕掛けをする馬もいないはずで、再度見直したい局面です。

2025年6月15日日曜日

【6/15(日)予想】宝塚記念の全頭評価とねらい目レース(パラダイスS)

■阪神11R/宝塚記念

[1]①ベラジオオペラ(横山和)

前走の大阪杯はスタートからすべてが完璧に運び、好位から抜け出すこの馬のスタイルで連覇を達成。重馬場はスプリングSで経験済で、前付けが叶えば抜け出す脚は良いものがあるだけに、今回もこの枠から好位集団のインにつけるレースが出来れば好レースでしょう。強いてケチをつけるとすれば勝ち切っているのは2000mまでで、この距離は一寸長いようには見えますが中間が緩む展開になれば心配はないでしょう。もしそういう流れにならなければ厳しいものはあるでしょうか…

[1]②ドゥレッツァ(横山武)

スタミナがある割に、JCでも②着したようにまっとうなキレ勝負でも結果を残せるタイプ。中間区間が緩んでラップの山ができるこのレースへの適性は高いタイプと見てよいでしょう。裏を返せばきれいな走りができるだけに良馬場が理想で雨残るとどうかという点と、ルメールJがアーバンシックを選んだという点で天栄勢の中での評価がさして高くないという現状をどう捉えるか。

[2]③ローシャムパーク(池添→菱田

気持ちの面での難が強くなっており、道中大人しいと伸びを欠き、前進気勢が強いとおさまりが効かない現状。池添Jが負傷で乗れなくなり、この中(鮫島駿、和田竜、吉村誠、田口etc.)では菱田Jは一番「それっぽい」選択ではありますが、そもそもこの馬がルメールJクラスでないと重賞では結果を出せないだけに(なので池添Jのままでも無印の予定でした)。

[2]④プラダリア(高杉)

今年は得意条件の京都記念でも⑥着まで。冬場の方が動ける馬でもあり、夏に近づくことはプラスでもなく。

[3]⑤チャックネイト(レーン)

重馬場以下なら2戦2勝と、他が苦にするレベルの道悪であれば相対的に浮上できます。但し想定より雨の止む時間帯が早まり、稍重以上への回復が見込まれる状況になっています。稍重で行われた前走の日経賞ではモレイラJを擁してもマイネルエンペラーの後塵を拝しているだけに、道悪でなければこの中に入って勝負するのは難しく。

[3]⑥ボルドグフーシュ(内田博)

前走の大阪杯は距離不足と考えられる中でも0.6差⑧着まで押し上げてきました。勝負所で置かれるうえ、内前有利展開を差してのものですから着差程悲観する必要はないでしょう。ただ、休養前は上り最速をバンバンマークするキレ者でしたが、復帰後はキレが無くなっているのが気になるところ。極端な道悪になればエンジンの掛かりの遅さが逆に幸いする可能性もありましたが、内回りコースでよくて稍重程度であるならばそれも望み薄で。

[4]⑦ジャスティンパレス(ディー)

前走の天皇賞(春)は早仕掛けで失速。いろいろと物議を醸した騎乗ではありましたが、本来あそこから体力勝負で残せるのがこの馬の身上だったはず。得意の長距離戦で着外に敗れてしまったのは不本意と言わざるを得ません。一方、この馬の身上であるキレを引き出すためには日本人騎手では力不足という側面も指摘でき(4走前クリスチャンJで上り3位→日本人騎手で3戦連続上り4位以下)、NHKマイルCでチェルビアットをタイム差なしの③着に導いたディーJが駆る点では無視できません。中距離戦で勝ち切れるかは微妙な存在ですが、1週前にはウッドで49秒台をマークするなど意欲的に追われ、今回はブリンカーを装着して走りに集中させる狙いも見えるだけに複穴の期待は持っても。

[4]⑧シュヴァリエローズ(北村友)

稍重以下では(0,0,0,5)。流石に良馬場までは回復しそうにないだけに。

[5]⑨ヨーホーレイク(岩田望)

前走の大阪杯では絶体絶命の位置から直線で進路をこじ開け③着。本来はもう少し前につけて壁を作りたいタイプで、距離延長かつ飛ばす逃げ馬がいるここは上手く好位につけられそうです。純粋なキレ味比べでは分が悪い一方稍重以下では①①⑤①着と崩れなく走れており(⑤着は皐月賞)、相対的にキレが求められない舞台なら。

[5]⑩リビアングラス(坂井)

切れる脚を遣えないうえ、今回はメイショウタバルが飛ばすだけに後ろも早目に被せてくるでしょう。自分の形で可愛がられる期待は持ちにくいだけに。

[6]⑪ソールオリエンス(松山)

重馬場では皐月賞①着と昨年のこのレース②着。ただ想定より馬場が回復しそうなのと、京都開催の昨年とはコースも馬場コンディションも違うだけに、あれと同程度に恵まれる期待は持ちにくく。

[6]⑫メイショウタバル(武豊)

この馬の場合、パンサラッサのように飛ばすことで良さが出るというよりは気性面の問題でどこまで我慢させられるかのせめぎあいの結果逃げているといった方が正しそうです。武豊Jが初めてコンタクトを取った前走のドバイターフではピタリと折り合ってひきつけた逃げを打てていたように鞍上の「折り合わせる能力」に依存する部分が大きく、継続騎乗となるここはもう一段階上の走りが期待できそうです。

[7]⑬アーバンシック(ルメール)

器用さに欠けるだけにきれいな馬場の方が向いていると考えられ、また中団からじわじわ伸びるタイプなので、中長距離戦でもトリッキーな中山よりは動きやすい東京・阪神のような大箱が向いています。ただ評価が難しいのが、レガレイラと違ってこの馬は古馬戦で勝ったことが無いうえ有馬記念時から斤量も2kg増、おまけにスワーヴリチャード産駒は早熟というより「早目に仕上がる」タイプなので、2歳~3歳の成績は基礎能力の高さというより他より完成度が高いことの証左であると思われます。


上の表は現4歳世代のスワーヴリチャード産駒の月次成績です。驚異的な勝ち上がり率を見せた2023年(2歳時)をピークに成績は尻すぼみで、例えばこれがキズナであればずっと勝率2桁、複勝率30%以上をキープしているような分布になるわけで、比較しても早期完成の傾向が見て取れます。3歳より強くなっているかどうかが定かでない中、馬場も込みで前進期待を持てるかというと?

[7]⑭ジューンテイク(藤岡佑)

二度の重賞好走は内枠を引きインを立ち回ってのもの。この枠、このメンバーでは上手く乗っても難しく。

[8]⑮ロードデルレイ(川田)

折り合い面の難しさがあり、ハイペースで引っ張られた方が良い走りができるタイプです。ここ4戦はデシエルトないしはメイショウタバルが引っ張るレースで②②①②着としており、ここもメイショウタバルがキップ良く飛ばせば他の馬が脚が溜まらない中でもしっかり末脚を遣えるはずです。ただ懸念は良馬場でしか走ったことが無い点。2頭の兄は何れもダートで結果を出していますが、この馬自身がそもそも右回りではコーナーリングがぎこちない面があるだけに緩い馬場が堪えるようだと?

[8]⑯ショウナンラプンタ(幸)

長距離を使われたここ2戦はレース上り以上の脚を遣えてなく、高野師の見立て通り距離が長かったと言えそうです。脚の遣いどころが難しいだけに阪神内回りに替わるのはプラスですが、幸Jはどちらかというと粘りや長い脚を引き出すのに長けているタイプで、この枠から外を回すようなレースになると馬の方が脚が持たず、鞍上の良さを引き出せない懸念があります(そういう意味ではワンチャンの末脚を活かせる鮫島駿Jは適任であったと考えています)。

[8]⑰レガレイラ(戸崎)

前走の有馬記念では無難にスタートを決め、それまでの大外一気のルメール戦法を改め道中からじわじわ進出しシャフリヤールとの接戦を制しました。末脚に賭けるイメージがあったもののそれは(母同様に)スタートが悪いので仕方なくという話で、エリザベス女王杯後にルメールJが降板を申し出たことからも、戸崎Jが駆った前走のようなスタイルが一番本来の力を発揮できる乗り方だと言えるでしょう。この中間は有馬記念同様に順調に乗り込まれており、骨折明けを感じさせない状態には持ってこれています。あとはアーバンシックの項で述べた通りスワーヴリチャード産駒の成長力に疑問符が付く中、当時から2kg増の斤量がどう堪えるか。跳びが大きく道悪も向かないだけに…

<予想>
◎ヨーホーレイク
○ベラジオオペラ
▲ジャスティンパレス
△メイショウタバル
△ロードデルレイ
△ドゥレッツァ
△レガレイラ


■東京11R/ウッドバイン競馬場賞パラダイスステークス ゴールデンシロップ

雨が残る馬場ではあるものの前が流れれば外差しが効くコンディション。2走前のオーロCはハンデ戦ではあるものの外に持ち出し末脚を遣う理想的な内容で、1分20秒台の勝ち時計も及第点を与えられる内容。昨年のこのレースはスローに泣いて⑤着でしたが、前目につけたい馬もそろったここは淀みなく流れるはず。年齢と前走で人気しないのであれば得意コースに戻ったここがねらい目と見ます。

2025年6月14日土曜日

【6/14(土)予想】函館スプリントSの注目馬とねらい目レース(三宮S)

■函館11R/函館スプリントステークス ジューンブレア

宝塚記念の移設もあり、今年から函館の開幕初日に開催されることとなりました。痛みの早い洋芝で行われるだけに、たった1日の移設ではありますがこれまで以上に内前有利が加速するものと見られます。ジューンブレアはここまで1枠を引けば(3,0,0,0)とパーフェクト。前走のアクアマリンSでも1枠1番から前半32.7の超Hペースを押し切っており、内目を引いて自分の形に持ち込めた時の強さは重賞級と見ています。追い込み脚質のナムラクレアが人気するなら、同じく1枠を引いたカルチャーデイ共々狙ってみたいです。


■阪神11R/三宮ステークス ヴァンヤール

2走前の総武Sでは重馬場を早目にまくり上げての勝利。これを含め重馬場では(2,1,1,0)とパーフェクトに走れており、まとまった雨量が見込まれる今日の阪神で期待できる存在です。人気のダブルハートボンドはここまで4戦が全て良馬場なだけに、脚抜きの良い馬場への対応や泥被りなど未知数な点が多く、前走だけで人気を落とすのであればこちらから。



2025年6月8日日曜日

【6/8(日)予想】安田記念の全頭評価

■東京11R/安田記念

[1]①シックスペンス(ルメール)

前走の大阪杯は4角まで好位で運ぶも直線でいいところが無く⑦着。横山武Jも語るように、3F通過が34.9秒、4F通過が46.3秒とこの馬自身が経験したことない締まったペースに脚が溜まらなかった模様。そういう意味では距離が長かったというのも確かに言えるのですが、安田記念はこれと同じかそれ以上にペースが流れるレース。流れのきついマイル戦の経験がない現状でいきなり好走できるかと言われると?

[1]②ダディーズビビッド(池添)

前走の六甲Sはこれ以上ない脚の遣いどころで差し切ったもの。完璧な騎乗でようやくリステッドを勝つレベルという現状で、本質的にはマイルは若干長い馬。流石にここに入ってどうこうというのを望むのは酷で。

[2]③マッドクール(坂井)

マイル戦はデビュー以来。スプリンターでも流れがきつくなると対応できず、昨年高松宮記念を勝った時も最初の3Fは34.9という重馬場の低速戦を押し切ったもの。高速馬場、距離延長に加えて熱中症の懸念のある時期に差し掛かったこともあり強くは推せません。

[2]④ウインマーベル(松山)

昨年のマイルCSでは外目の好位を追走し③着。内枠勢がこぞって伸びあぐねるコンディションも味方しましたが、前半3Fが33.8というスプリント戦のようなハイラップになり、1400m寄りの適性を持つタイプの出番があったと見るべきでしょう。ここも1F長いというのは正直なところですが、京王杯SCで2年連続好走しているように東京は得意な舞台。精神面のもろさが解消され内枠でも安定して走れるようになった現状なら押さえは必要。

[3]⑤レッドモンレーヴ(ディー)

極上のキレが持ち味ですが上級戦では届かずの現状。格が上がると前の馬もそうそう止まらないうえ、最後まで伸び続けられるのは1400mまでという現状では展開に恵まれても厳しそうで。

[3]⑥グラティアス(横山和)

切れる脚も無く押し切れるスピードも無く、ただ流れ込むレースが続いています。東京コースはギアチェンジ能力が求められるだけにここでは。

[4]⑦ガイアフォース(吉村誠)

前走の香港は輸送で大きく体を減らしてしまい参考外の一戦。ただ以前はスピードで押し切るレースが身上でしたが、最近は出脚が付かなかったり躓いてしまったりとスタートに難がある状況。陣営は今回ブリンカーを装着し行き脚の改善を図るようですが、仮に行けたとしてもしまいまで脚が持続しなくなっている現状を見るにそろそろ芝のマイルでは厳しいかもしれません。秋の天皇賞などに出てくれば話は違うでしょうが…

[4]⑧エコロヴァルツ(M.デムーロ)

前走の大阪杯はデシエルトが飛ばしたこともあり先行勢が苦しくなったところをうまく立ち回り、ベラジオオペラの後ろで進路を確保しての④着でした。元々気持ちの難しい面がありインで壁を作れたほうが走りやすいタイプで、1桁馬番では①①②⑤⑦③①②と大崩れなく走れており、⑦着だったのはレコード決着で届かなかった皐月賞ですから仕方なし。東京は2回走って⑤⑦着も、何れもこらえきれずに前に行ったレース。マイルでしっかり脚を溜めれば見せ場は作れても。

[5]⑨シャンパンカラー(内田博)

最後に勝ったのは一昨年のNHKマイルC。その当時は稍重馬場を味方につけての勝利だっただけに。まっとうな良馬場では展開に恵まれても厳しいでしょう。

[5]⑩ジャンタルマンタル(川田)

前走の香港マイルは中間熱発で調整過程が狂ったこともあり力を出せずの大敗。高野師曰く「かなりの熱発」と表現するほどの症状で、回復途上で遠征したのも尾を引いて復帰まで時間を取ることになりました。卓越したスピード能力はNHKマイルCで証明済みで、ペースの上がる上級戦でこそ力を発揮できるタイプと見ますが、問題は状態面。ぶっつけになる分もあり、高野厩舎としては珍しく1週前に川田Jが跨りいっぱいに追われましたが、これまでこの馬が計時したことない逆時計でのフィニッシュ。見た目には仕上がっているように見えても心肺機能への影響がある可能性が懸念されますし、この中間川田Jからのコメントも無し。NHKマイルCを勝った際には「マイルの頂点に立てる」とまで評価していた馬に乗るにしてはやけにテンションが低いのが引っ掛かります。

[6]⑪サクラトゥジュール(レーン)

高齢馬らしく連続好走が出来なくなっている一方で、唸るような行きっぷりは年齢を重ねてなお盛んに。それゆえに凡走後や休み明けなど反動のないタイミングでの激走が期待できるタイプです。2走前の京都金杯ではウォーターリヒトやロジリオンを降しており、昨年の東京新聞杯では後にG1で好走するウインカーネリアンやホウオウビスケッツにも勝っています。当時の勝ちタイム1.32.1は一昨年の安田記念のソウルラッシュ(1.32.2:⑨着)より上で、このメンバーの時計勝負であれば十分に対応可能と見ます。うまく内に入れられれば一発があっても。

[6]⑫ロングラン(岩田康)

前走のマイラーズCは少頭数と外差し展開が嵌っての勝利。この馬自身力をつけていることは確かですが、良績は右回りに集中。左回りは3度使われて何れも2桁着順と走れてなく、上り勝負には限界もあるだけに。

[7]⑬ソウルラッシュ(浜中)

前走のドバイターフでロマンチックウォリアーを撃破。クリスチャンJの狙いすました好騎乗もありますが、元々長めの距離を走ってきたこと、また時計勝負になりにくいコンディション(ドバイターフの勝ち時計は1.45.8、一方前走の中山記念③着時の走破タイムは1.45.0、勝ったシックスペンスとは0.2差)という背景も味方した勝利でした。元々上り勝負は得意ではなく、昨年のマイルCSでもレースの上りが34.5という環境で外目をまっとうに走れた分の快勝。この馬自身にケチをつけるつもりはありませんが、サクラトゥジュールの項でも述べた通りこの馬を中心視するのであれば必然的に1分32秒台の決着を見込むことになるわけで、そうなると伏兵勢に十分チャンスが生まれ得る水準となるだけに。

[7]⑭ウォーターリヒト(菅原明)

押せ押せで使われた中であった昨年のNHKマイルCを除けば東京で3戦3勝。そのいずれもが最速の上りを遣っての勝利ですから、戦法的にも府中の大箱は合っています。今回は石橋守厩舎への転厩緒戦で、河内厩舎時代は押せ押せローテの影響もあり坂路オンリーでしたがこの中間はウッドでも負荷をかけられ好時計をマーク。その分ウッドでの時計が控えめになった点がどうかですが、長く脚を遣う必要のある東京コースでそれがプラスに出れば今回のメンバーなら台頭の目が合っても。

[7]⑮ホウオウリアリティ(丹内)

11走前に勝った魚沼Sは不良馬場の2000m戦。適性を探っているのでしょうがそもそもスピードが足りません。

[8]⑯トロヴァトーレ(横山武)

3歳時に柔らかい馬場で取りこぼした弥生賞と距離不適の青葉賞で敗れたのを除けばオール連対。ルメールJがシックスペンスを選んだのはおそらく次のジャックルマロワ賞とセットでの依頼だったからで、ルメール、マーカンド、モレイラとタイプの異なる鞍上で結果を出せている点からも手替わりが問題にはならなさそうです。長く脚を遣うというよりは一瞬の加速に秀でたタイプで本音を言えばもう少し内枠の方が競馬しやすい感はあるものの、飛ばしていきそうな馬が見当たらない今回のメンバー構成であれば好位にはつけられそうで、あとは壁を作って運べるかどうか。それがうまく行きさえすればスピードは十分通用するはずで。

[8]⑰ジュンブロッサム(武豊)

スタートの悪さは解消されてきたものの、跳びが大きく不器用なため大箱で外を回す競馬が向いているクチ。4走前の富士Sはまさに理想的な競馬だったと言えるでしょう。過去3度の8枠発走では④①①着。唯一の着外は少頭数スローの前残りだった3年前の1勝クラス戦でのもので、まっとうに流れて末脚が活きる展開になればチャンスはあるでしょう。

[8]⑱ブレイディヴェーグ(戸崎)

この馬もまた器用さに欠けるので大箱で走りたい上、一走ごとの消耗が大きく続けて使えないタイプ。ヴィクトリアマイルでは前走のドバイターフから中5週しか取れないこともあり、ここに照準を合わせてきました。しかしながらそのドバイでは熱中症になって戻ってきたとのことで、中間は回復に努めながらの調整となってしまったのは割引材料。今回は溜める競馬を示唆していますが、ローズSはそれで取りこぼした前科もあり。そもそも重賞勝ちは牝馬限定戦のみでマイル戦で勝ったこと自体無いにも関わらず、イメージで人気しているのであれば戦略的に軽視したいです。

<予想>
◎サクラトゥジュール
○ソウルラッシュ
▲エコロヴァルツ
△ジュンブロッサム
△トロヴァトーレ
△ウインマーベル
△ジャンタルマンタル
△ウォーターリヒト

2025年6月7日土曜日

【6/7(土)予想】ねらい目レース(東京8R)

■東京8R キョウエイフロイデ

ちょいちょい牡馬混合戦に出るため戦歴は安定しませんが、牝馬限定戦に限れば⑧⑤④①②⑥③③と大崩れせず走れています。前走は牡馬混合戦だったうえ追い込み勢にとって超絶不利な新潟ダート1800m戦で、4角6番手までの馬が①~⑥着を独占する中14番手から直線だけで⑦着まで押し上げてきました。トモの嵌りに時間がかかりワンターンで置かれる懸念はあるものの、直線向いてから脚を遣える東京に替わるのはプラス。相手関係が易化するこのタイミングで狙ってみたいです。


2025年6月1日日曜日

【6/1(日)予想】日本ダービーの全頭評価・目黒記念の注目馬

■東京11R/東京優駿(日本ダービー)

[1]①リラエンブレム(浜中)

前走の毎日杯は直線で全く反応せずの⑦着。陣営も不可解な負けと語るほかないレースでしたが、過去2走は道中前に馬を置いて走れていたのに対し、馬群に入れられず前が開いた状態で走っていたことが一因と考えられます。勝った新馬戦とシンザン記念では前が開くと馬が自分でわかっているかのように加速しており、前向きな気性面もあり道中でしっかり我慢させられるかがポイントになる馬といえるでしょう。そういった意味ではこの枠は絶好。好位のインでファウストラーゼンのまくりの直撃を回避することが出来ればチャンスはあるでしょう。

[1]②ショウヘイ(ルメール)

前走の京都新聞杯はドスローを2番手から押し切った内容。再度スローペースが見込まれるとはいえ、調教負荷も前走以下という臨戦過程では強くは推せず。

[2]③エリキング(川田)

骨折明けを一度使われたとはいえまだ良化はスロー。勝ってきた3戦は何れも10頭立て以下のレースで、不器用な面を残す中この内枠も痛いです。

[2]④ドラゴンブースト(丹内)

2走前の京成杯は位置取りで着を拾ったまで。前走の皐月賞でも全く見せ場を作れず、瞬発力勝負に距離延長と条件はさらに悪くなるだけに。

[3]⑤レディネス(横山典)

2走前の弥生賞は渋った馬場も合わず⑧着。前走のプリンシパルSで一変したように、きれいな馬場で走らせれば相当な末脚を持っています。スワーヴリチャード産駒でもあり左回りの方がパフォーマンスを出せるはずで、前走のように内を突いて伸びてこられる点も強み。まくりで中盤からレースが動く展開になり内が開けば昨年のダノンデサイルの再現も。

[3]⑥ファンダム(北村宏)

3連勝中。前走の毎日杯はガルダイアが逃げ切らんとする流れを次元違いの末脚で差し切り、持てるエンジンは世代でもトップといえるでしょう。一方で気性面が課題で、行きたい馬も見当たらない今回は相当苦労するはず。天栄なら本来ここでルメールJの出番となるところ、デビューから手綱を取る北村宏Jが継続騎乗してきた点にもその懸念が見て取れます。その鞍上も新馬戦後「短いところが合っている」と語っており、辻師も中間は距離不安を吐露。にもかかわらずNHKマイルCではなくここに来たのは、オーナーサイドの意向もあるでしょうが続けて使うことが難しく都度リフレッシュを入れざるを得ない気性面に起因する選択と見られます。折り合いを保てれば最後は脚を遣って来られるだけに、ギリギリまでテンションを見極めて取捨をしたい馬です。

[4]⑦ミュージアムマイル(レーン)

前走の皐月賞は先に動いたクロワデュノールをうまく目標にしたレースで快勝。確かにマイルが短いというのは事実でしょうが、朝日杯のレースぶりを見るにズブさがあり、新馬戦・弥生賞と幸Jで取りこぼしたように日本人には動かし切れないタイプに見えます。その点今回はレーンJに乗り替わることから再度末脚全開の期待は持てますが、皐月賞で着順を上げたのはスタミナ面というより1600mではエンジンがかかりにくかったからということが考えられます。皐月賞の上り34.1という時計はメンバー4番手で、必ずしも脚を長く使うタイプではなく「使える脚が短く点火に時間がかかり、マイルではそれが間に合わない」馬だからこそ「マイル並みのスピードで流れる2000m戦」を勝つことができたと考えられます。長い直線、なおかつ道中からレースが動いて仕掛けどころが難しくなると、やはり長く脚を遣えるタイプの方が有利になるはずで。

[4]⑧エムズ(戸崎)

京都新聞杯ではショウヘイの後ろからつけての②着。前にいた勝ち馬と同じだけの脚しか使えなかった点を見ても上りに限界のあるタイプで、瞬発力勝負の東京では分が悪いです。おそらく戸崎Jもそれがわかっているので積極的なレースをするはずで、ファウストラーゼンの目標にされる点からも難しい立ち回りが要求されます。

[5]⑨ジョバンニ(松山)

前走の皐月賞では向こう正面で挟まれるシーンがありながらも盛り返し④着。立ち回りで着を拾えるメリットを最大限に活かしたレースでした。舞台が変わって広い東京ではそうはいかないのと、長く脚を遣うレースも向いていないだけに。

[5]⑩トッピボーン(岩田望)

前走の京都新聞杯では折り合えず④着。それでも最速の脚を遣って追い込んでいるだけに力はあるのでしょうが、勝った2戦は何れも前が止まる展開を味方につけたものでありました。さらに距離が延びるここは運びが難しいのと、そうした難しさを抱え、かつ松島家の馬にもかかわらず武豊Jが選ばなかったというのも引っ掛かる点で。

[6]⑪ニシノエージェント(津村)

前走の皐月賞は前が止まる展開にもかかわらず見せ場を作れずの⑬着。京成杯のレベルを考えても、距離が伸びてよいタイプには見えずで。

[6]⑫カラマティアノス(池添)

前走の皐月賞では馬群の中で難しいレースにもなり⑩着。勝ち切ってきたのは1桁頭数の少頭数戦という経歴からはごちゃつかない方が走れそうなのですが、前走でも指摘したようにトップスピードに入ると寄れる癖があり、特に直線ではラチ沿いを走らせたいという矛盾。末脚比べの東京は明らかに前走より舞台が悪くなる(だから皐月賞で◎を打ったのですが)うえ、少頭数でばらける展開にならないと好走できないとなれば、自ずからクラシックでの健闘は期待できません。

[7]⑬クロワデュノール(北村友)

前走の皐月賞ではファウストラーゼンのまくりを受けてスムーズさを欠き、前崩れで早目に先頭に押し出されたところをミュージアムマイルに計ったように差されて②着。勝ちに行った分、また目標にされた分の敗戦であり、持てるエンジンの違いは2歳時の3戦で証明済み。成長力の懸念は残るも、他路線組がパッとしない現状では改めて好走が期待できるはずで。

[7]⑭ホウオウアートマン(田辺)

ここ2戦は特殊なコンディションの中で健闘。青葉賞0.3差⑥着に1勝クラス勝ちと目下の充実度は窺えますが、その前走にしても前半62秒の流れから35.0の末脚で押し切ったレースとなると流石にスピード不足は否めず。明日まで雨が残るようなら話は別ですが、そもそも前日これだけ降っても稍重にしかならない府中の水はけを考えると厳しそうで。

[7]⑮ファウストラーゼン(M.デムーロ)

前走の皐月賞ではまくり切った後の抵抗をかわせず⑮着。やることが決まっている馬なので鞍上どうこうでは無いとは思いつつも、上級戦での経験が少ない杉原Jからの手替わりは致し方のないところ。ただ、この舞台ではまくり切ったとてそこから脚を遣う距離が長すぎるうえ、使える上りに限界のあるタイプでは後続を封じるのは相当難しいだけに。

[8]⑯ファイアンクランツ(佐々木)

キング・モレイラ両Jを以てしても伸び負けてしまったここ3戦を見るに、控えても使える脚に限界があるタイプのよう。実際勝ち切った新馬戦は札幌の重馬場で、タフさや体力を活かした消耗戦でこそ力を発揮できるはずです。行儀よく流れるレースになると厳しいものの、逆に今回乱ペースが見込まれることはこの馬にとって吉兆となる可能性も。

[8]⑰マスカレードボール(坂井)

皐月賞では1角の入りでごちゃつくなど道中スムーズにいかない中で直線だけで③着と力を見せました。前走は陣営が散々泣いていただけに舞台替わりのここは見え見えの人気する局面で、テンションに気を使うタイプで地下馬道の懸念や距離の不安はあれど、ここまで東京では明らかに違う走りを見せているだけに、コーナー4つを克服すれば走ってきても。

[8]⑱サトノシャイニング(武豊)

前走の皐月賞では1コーナーの入りでぶつけられるなど不利があった中、直線向いてからの脚は流石という内容の⑤着。コーナーでもたつくところがあり広い東京コース替わりはプラスで、前走からさらに1段階攻め馬を強化できているのも好材料。距離適性よりも絶対能力が問われる舞台でなら、皐月賞からの前進も可能でしょう。

<予想>

◎リラエンブレム
○レディネス
▲マスカレードボール
△クロワデュノール
△サトノシャイニング
△ファイアンクランツ
△ミュージアムマイル
△ファンダム


■東京12R/目黒記念 マキシ

前走は脚を取られる馬場、2走前はスタートの失敗と敗因が明らか。目黒記念はスタート直後に坂を登ることもあってか最初の4Fが50秒近くかかるレースでもあり、スローで前付けして速い脚を遣える性能はこのレースに向いています。輸送減りするタイプですが4走前の六社Sは-12kgと体を減らしながらも勝利しており、中間攻めすぎなかったのもそれを見越してと考えられます。今の東京の芝は3分どころあたりを避けて通るコンディションですがラチ沿いは生きており、他が外に散ってコースロスを避けて走れれば。

















2025年5月31日土曜日

【5/31(土)予想】葵Sの注目馬とねらい目レース(アハルテケS)

■京都11R/葵ステークス カワキタマナレア

前走のマーガレットSはレース中の鼻出血で⑦着。それを除けば芝1200mでは2戦2勝と底を見せていません。2勝が何れも昨年の札幌だったことを考えれば、暖かい時期の平坦コースは向いていると見られます。一瞬の脚を活かすタイプで内回りコースは引き続き歓迎のクチで、前走で人気急落局面なら。


■東京11R/アハルテケS エルゲルージ

重賞初挑戦となった前走の武蔵野Sで⑥着と健闘。芝に比べ施行数が限られるダート重賞における実績はOP級においては重視すべきで、中間も半年ぶりを感じさせない絶好の動きを披露。過去にも8か月ぶりで②着、9か月ぶりで③着と実績があり、長欠明けは苦にしないタイプです。スタートを決めて流れに乗れればここでも。